さて、それでは第2回。
そうは言っても、取材場所の大半が2巻以降なもので、どう出そうか(w
まずは第1巻の舞台、豊国廟から。
京阪七条を降りますとバス停に人が。
・・・な~んか妙に女子多い。
そうというのもこのバス路線、その名も
「京都プリンセスライン」
あれ・・・前からそうだったかな?
一瞬、「これ、誰でも乗れるんですか?」とそこの女性に聞いたさ。
ついでに、豊国廟についても聞いたのだが、まったく知らなかった。
・・・まあ、行ってみるか。
ちなみに、こんな真っ赤なバス。
この車両は運転手さんも女性です!
到着!!
麓は京都女子大とその付属小、中、高です。
その奥に見えるのが豊国廟の入り口ですが・・・
無人のボックスに50円入れて参拝します。
・・・なんか、秀吉本人だったら踏み倒すんじゃなかろうか(汗
さて、そんな豊国廟なのですが、
もう、ひたすら延々上ります!!!!!
その段数は五六五段。
かつて大河ドラマの「秀吉」でこれを駆け上がるシーンあったそうですが(見てたけど、よく覚えていない)
『豊臣蒼天録』でも飯田直景が駆け上がる場面ありましたけど、
いや、そりゃ無理じゃないのかと!!
「呼び出すんなら平地で!」とは前作で、細川忠興が義父の光秀さんに言ったセリフですが(w
特に下半分のほうが、石段の間隔が均等じゃないので疲れる気がしますね。
まあ、最大の原因は取材が9月の例の猛烈残暑・・・ここを訪れたのは取材最終日だという点で。
疲弊状態で上げるのきつかったです。
バレてるとは思いますが、ここを訪れたのは1巻発売後でした。
1巻の豊国廟の描写、実は反映されてはおりません。
割とイメージ通りではありましたけれど。
でも、先に行ってたら直景のシーン無かった気もするなぁ・・・
果てしなく弱音を吐き続け、到着!!
作中にも登場、秀吉墓所の大五輪塔。
伝わっているか分かりませんが、かなり大きい。
この前で、秀頼ヘタレてた設定です。
この豊国廟は作中説明通り、秀吉逝去の翌年に建立、
大坂の陣後に破壊されますが、明治維新後に「太閤さん」を慕う京の人々を中心として復興されました。
そんな訳で、遅くなりましたが「一生懸命書かせて頂きます。息子さんの話ですが」と豊国に報告を!!
『関ヶ原群雄伝』『本能寺将星録』(こっちは敵役だけど)にも出てましたので、それもついでに。
しばらく休んでから下山。
ちなみに、豊国廟参道は京女があるためか「女坂」と呼ばれています。
豊国廟参道。
うん、秀吉も喜んでいるに違いないな。
でもお願い、豊国廟の存在を認識してあげて!!