北畠神社、霧山が取材のメインでしたが、
ここで多気の町にも。
前にも触れましたが北畠氏が本拠として以来、
室町時代を通じて多気は「伊勢の都」でした。
現在、北畠城下の面影を残すものはほとんどありません。。。
しかし、上多気には伊勢本街道を通り江戸時代、
「お伊勢参り」に向かう人々でにぎわったといいます。
伊勢本街道。
伊勢神宮に通じる道は「伊勢街道」の名を冠しますが、
奈良より飼坂峠を越えて多気に達し、
伊勢神宮へと通じる道は特に「本街道」の名で呼ばれます。
多気は北畠氏の時代は吉野と伊勢神宮をつなぐ、
南朝にとって最重要地でもありました。
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上多気常夜燈
飼坂峠を下ってきた旅人を出迎える常夜燈。
作中にも常夜燈が登場しますが、これはかなり大きくてw
そして、往時の姿の残る伊勢本街道(町屋地区)
江戸~明治のお伊勢参り全盛期には、
日に30~70人の旅人が訪れたといいます。
一軒だけ現役!の旅籠があると聞きましたが、、、よく分からなかった。
町屋公民館。
こちらも風情がありますね。
少しだけ時間の流れを忘れます。
この時、5稿に悪戦苦闘していたこともw