SHAンパンでもいかが?

「最終楽章 気分はAdagio」
77歳の一人暮らし。

夢も見ずに。

2022-11-12 21:36:00 | 日記
昨夜の就寝は12時過ぎ。
目覚ましもスルーして
9時半まで眠ったのは
久しぶりです。
多分、昨夜の美しい音色の
効果でしょう。

ゆっくりお紅茶を淹れて
楽しんでいます。






冷凍保存しておいた
ショート・ケーキです。
(*^_^*)




   🍁🍁🍁🍁🍁🍁 

オットリア—ノ・レスピーギ
(1879—1936)

イタリアのボローニャに
生まれたレスピ—ギは
日本ではあまり有名では
ありませんが、
イタリア音楽復古主義の
立役者の一人で
ロ—マの歴史と伝統の
熱烈な賛美者でした。

ボローニャ音楽院で
学んだあと、
ロシアに行き、
リムスキ—コルサコフから
華麗な管弦楽法を学び
将来の大成の基礎固めを
行いました。

1916年、彼の出世作となる
〘ロ—マの噴水〙を書き、
世界的な名声を得ます。

8年後に〘ロ—マの松〙を
1928年に〘ロ—マの祭り〙を書いて、
〘ロ—マ〙三部作を
完成させました。

レスピーギはオペラの国が
生んだ最初のオ—ケストラ
作曲家で"音の魔術師"と
呼ばれていますが、
今日は三部作ではなく
〘リュートのための
古風な舞曲とアリア〙を。

これは15〜16世紀を
代表したリュートという
弦楽器で奏でられていた
音楽を、弦楽合奏用に
アレンジしたものです。





3つの組曲の中で
第3組の第3曲目に
「シチリアーナ」という
名旋律があります。
主題はシチリア島起源の舞曲
で、哀愁を帯びた美しい
メロディーです。
どこかで
お耳にされているのでは
ないでしょうか。


カラヤン指揮、
ベルリン・フィル。
(3’22”)