SHAンパンでもいかが?

「最終楽章 気分はAdagio」
77歳の一人暮らし。

独特の奏法②

2022-11-26 22:13:00 | 日記


グレーのふわふわの羽根に
覆われたような空。
曇りの朝になりました。

赤いバラの苗木を
植えましたが
上手く育つでしょうか。

  🍁🍁🍁🍁🍁

先日来、気になっていた
オリ・ムストネンの
チェンバロ奏法の演奏を
見つけましたが、
残念ながら映像はなく、
奏法を見て頂くことは
出来ません。




細くて長い指をしならせ、
ひっかくようなタッチで
弾いていて先ず吃驚。
チェンバロで音楽の勉強を
初めたムストネン氏は
レガ―トで弾くところも
一つ一つ切って
スタッカートにしています。

この独特の奏法は音の粒を
くっきりと浮かび上がらせ、
巧みなペダリングは豊かな
響きを創り出しているよう
なのです。
頭を振りながら
高い位置から
手を振り落とすので
ミスタッチが
気になるのですが、
情熱的で全身全霊の演奏で
熱い北欧の音楽が伝わって
きました。
この録音では古楽器のような
音は聴こえません。

先日のクラシック音楽館の
ピアノ演奏の評価は、
まっぷたつに割れ
ようです。

独奏 オリ・ムストネン
指揮 ヘルベルト・ブロム
シュテット
1楽章



チェルニー氏

2022-11-26 08:40:00 | 日記

今日も気持ちの良い
秋晴れのお天気に
なりました。
  ✨✨✨✨✨✨




バイエルを終えてから
30番・40番・50番・60番と
弾き続けたチェルニーの
練習曲。
やってもやっても終わりが
ないように思い、
印象が良くなかった
チェルニー氏です。(笑)



、、、、、、という訳で
長らくご無沙汰して
いましたが、
コンパクトな
チェルニー100番は
レッスンの時に
とても重宝しています。

  
  🥀🥀🥀🥀🥀🥀


1791年にウィーンで
生まれたカール・チェルニー
3歳でピアノを弾いた神童で
10歳の時にべートーヴェンを訪ねて、悲愴ソナタを
披露したようです。

べートーヴェンや
ピアノ指導者の
クレメンティのもとで、
基礎からたたき直された
チェルニーは作曲家・理論家
として数々の練習曲を
残すことになります。

欧米ではあまり使われず、
日本ではべートーヴェンの
ソナタを弾くために必要な
練習曲と考えられて
いました。

チェルニーはすぐれたピアノ
指導者でもあり、
弟子のなかにはリストが
いました。
リストが生涯でピアノの
指導を受けたのは
チェルニー、ただ一人と
言われています。

1812年にべートーヴェンの
「ピアノ協奏曲 皇帝」の
初演のソリストは
チェルニーでした。
ピアニストとしての腕前も
全く衰えていなかった
ようです。

又、練習曲以外にも彼は
交響曲2曲や1000曲以上を
作曲しています。


ピアノ連弾とオーケストラの
ための協奏曲 Op.153
3楽章。

Concerto for Piano Four-Hands and Orchestra in C Major, Op. 153: III. Vivace - YouTube Music

Concerto for Piano Four-Hands and Orchestra in C Major, Op. 153: III. Vivace - YouTube Music

Provided to YouTube by Sony Classical Concerto for Piano Four-Hands and Orchestra in C Major, Op. 153: III. Vivace · Tal & Groethuysen · Carl Czerny Mozart...

YouTube Music