年々歳々 ささやかな日常

「年々歳々 花相似たり 歳々年々 人同じからず」
日常の身辺些事を画像とともに

か゜き゜く゜け゜こ゜

2007-02-23 | Weblog
2007年2月23日(金)

童謡サークル「石の会」例会。
雨の中に沈丁花を見つけました。


咲き始めですが、馥郁たる香り 

声楽家は「が行鼻濁音」にうるさいらしい。(以下、石先生のお話)
「がぎぐげご」とは違う「か゜き゜く゜け゜こ゜」
かつては鼻濁音を「か゜・・・」のように表記した辞書や、讃美歌集もあったそうです。

ぎんぎつね。がっこうがえり。
語頭の「がぎぐげご」は鼻をつまんでも発音できる「がぎぐげご」
語中、語尾では鼻濁音。

例外はいろいろありますが。
たとえば政治言葉で「あの橋は私が作った。」というような強調の「が」etc.

美しい日本語として残したい「鼻濁音」  と先生は強調していらっしゃいました。
でもでも上州弁に囲まれて育った私としては、あれ(鼻濁音)は東京の人の気取ったしゃべり方だという気がして、好きではありません。
発音できないことはありませんが、最近は全く意識していませんでした。

沈丁花。じんちょうげ。じんちょうけ゜
やっぱり鼻濁音のほうが美しいのかな 


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