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福岡県議会議員 守谷正人(もりや まさと)

6月議会代表質問⑦

2014-07-06 | Weblog

県議会代表質問⑦
 今日は6月県議会での我が会派の代表質問の内、教育関係の質問と答弁骨子を記載します。6月議会からは新たに城戸教育長が就任されました。春日市で学校校長の薬物所持による不祥事が発生しました。新しい教育長を向かえての本県の教育方針等はどの様なものなのでしょうか。

◎教育方針について

問 覚せい剤取締法違反で現職校長逮捕という前代未聞の事件について(知事へ)
○現職小学校校長の逮捕は、教育行政に県民の信頼を著しく損ねる事態を招いた。児童や保護者を不安に陥れ、教育現場に大きな混乱を招く結果は極めて遺憾。
○教育委員会に徹底原因究明と再発防止対策、子どものケアに全力で取組みを強く要望。
○教育委員会だけの問題でなく、県庁全体の重大な戒め、「違法薬物に絶対に手を出さない。周りの者も出させない。」意識の徹底に取組んでいる。
○薬物乱用など二度と不祥事を起こさない決意、信用失墜行為の禁止、法令遵守義務など公務員倫理周知徹底を図る。再発防止に向け一層努力し、県民の信頼を回復する。

問 事件の重大性の認識と今後の信頼回復について(教育長へ)
○校長逮捕は、県民の学校教育に対する信頼を著しく損なう行為、断じて許せない。
○同種事案の再発防止に万全を尽くし、他の不祥事も合わせ根絶に向け取組を進める。
○薬物乱用の再発防止は、早急に取り組む対策。管理職に「薬物乱用中心の不祥事防止研修会」を実施、全教職員対象に「薬物乱用に関する職員面談」など実施。
○原因究明に努め、不祥事防止に関し方策を洗い直し、実効性の高い対策を検討する。

 

問 教育への不信感の払拭について(教育長へ)
○当該校は児童の精神的ショック、保護者の学校運営への不安、教職員の動揺等を懸念。
○当該校の教育環境立て直しを優先、児童・教職員等の心のケアのためスクールカウンセラー配置など、できる限り迅速対応に努めた。
○当該教育委員会と協議し、校長逮捕の翌週に後任校長の人事を行った。
○当該教育委員会と連携を図り、信頼回復に向け必要な支援に取り組む。

問 任命権者としての教育委員会の責任について(教育長へ)
○教育理念・識見、学校運営の熱意など管理職として資質・能力ある人材任用に努力。
○今回の事案が発生し、結果、任命権者としての責任を痛感。
○同種事案の再発防止に取り組み、より適切な管理職任用と資質・能力向上に努める。

問 本県の教育行政運営に臨む基本姿勢について(教育長へ)
○教育は子どもの個性・能力を開花させ、人格完成を目指す営み。多様な人材育成、社会発展の実現基盤と認識。個性や能力を伸ばす教育の機会均等、教育環境確保が重要。
○県民の教育に対する期待に応え、実効性のある教育施策を検討し、しっかり取り組む。

問 本県の教育の在り方に関する認識について(知事へ)
○教育は国の根幹、子どもは大きな可能性を秘めた次代の本県・日本の国を担う。
○県内の教育関係者は、尽力している。なお、学力・体力・いじめ・不登校など課題があると認識、教育委員会と連携し本県教育の更なる充実・強化を進める。

  
  
(写真:会派控室の会議室です)


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