危険な脱法ハーブ
2月4日夜、中央区天神の交差点で、乗用車の暴走により15人が重軽傷を負う事故が発生した事は記憶に新しいと思います。暴走した乗用車を運転していた男性は「脱法ハーブを吸って運転した」と話していました。
「脱法ハーブ」とは麻薬や覚醒剤などとは異なりますが、類似の有害性が懸念される薬物です。規制を逃れるため、「お香」「アロマ」「ハーブ」等と目的を偽って、また、「合法ドラッグ」 「合法ハーブ」などとも称して安全であるかのようなイメージを植え付け販売されていますが、 どのような成分がどれくらい含まれているか不明 であり、吐いたり、意識を失ったり、暴れたりなど、さまざまな健康被害が報告されており、最悪の場合は死に至ってしまうこともある危険なドラッグ です。
これまで、薬事法で禁止されていたのは、脱法ハーブ(脱法ドラッグ)に含まれる「指定薬物※」の製造、輸入、販売等といった販売者側の行為だけでしたが、平成26年4月1日からは一般人による所持、使用、購入等が新たに禁止されます。違反した場合、3年以下の懲役又は300万円以下の罰金又はこれらが併科されます。
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