しんばし 光寿

新橋にある「しんばし 光寿」。
最近、雑誌にはよく載っていたりして、日本酒好きな人達の中では有名になりつつある。

ガード下とか、居酒屋街ではなく、「飲食店どころかコンビニもないじゃん！」という
汐留の方面のビルの一角。
こんな所にこんな美味しいお店があったとは！
と、最初に行った時はびっくりした。

「光寿」は神田にもあるが、私は新橋の方が好き。
なぜかというと、大橋さん（写真参照）がいるからだ。
とっても好青年な店員さん。
物腰も柔らかで、日本酒について聞くと、どんなに忙しくても、いつも熱心に話してくれる。
日本酒が本当に好きなんだな、と思う。
そして一回来ただけで、私の名前を覚えてくれた事も感動もの。

置いてある日本酒はここでは書ききれない。
でも、酒揃いはかなりツボを突きまくっている。
私が人生で初にして「醸し人九平次」を知った場所でもある。
まだ地酒というものを知り始めた時だったため、ものすごーおく感動したなぁ。

そしてここの店員さんはみんな「醸し人九平次」の手ぬぐいを身につけている。
これが欲しくて欲しくて…。
でもいただけなかったので（当たり前か）、
酒蔵が実家の近くだったこともあり、直接訪問し、九平治さんから頂いてしまった。
光寿でちょっと自慢してみたこともあった…。
（今は私のお弁当包みに使われている）

ちなみに、ここに来たら、絶対に頼むものは「生のりの天ぷら」。
外はサクサク、中はふんわり。
適度な塩加減で、日本酒も進む進む。

この日飲んだのは、まず最近お気に入りの、高知の「赤野 純米うすにごり」
そして、松の司、醸し人九平次、東一…確か亀泉も飲んだっけ…？
（一緒に飲んでいた友人が頼んだのか自分が頼んだのか、記憶がごちゃ混ぜになっている(笑)）

ここではお酒を頼む時には皿を持ち上げてしまう。
なぜかというと、ランチョンマット代わり？の紙に、オススメの日本酒がびっしり書いてあるからだ。
そこから好みのお酒を探すのもまた楽しいのだ！
グラスで頼めば、そのランチョンマットの金額の半分で飲めるのもうれしい。

いつも光寿に行くと、閉店近くまで居座ってしまう、
本当に居心地のいい居酒屋だ。
でもこの日は本当にたくさんたくさん飲みました。
ごちそうさまでした。
最後に、もう一回、おすまし大橋さん。


[お店情報]
場所：港区東新橋１－２－１７下島ビル地下
TEL：０３－３５７５－０９３９
定休日：日祝

[勝手な評価]
★★★★★