まき子の酒

日本酒が好き。純米酒が好き。そんな飲兵衛が「母親」になってしまいました。今はムスコを飲兵衛へと英才教育中?!

息子と工作 @ 多治見市モザイクタイルミュージアム

2019-09-05 11:30:29 | 国内旅行

「ペーパーだろ。危ないから、俺が居ない間も運転しちゃダメ。by 相方」とは失礼な!
確かにゴールドカードだし、年に1回くらいしか運転しないけど、決してペーパーではない。
縦列駐車だってちゃんとできるんだもん。
(ウン回くらい切り返しはするけど、焦らない、他の人の視線は気にしない、がモットー ← 迷惑?(笑))


というわけで、今回の帰省中も、母親の車でちょいちょいムスコを連れて、色んなところに遊びに行った一つが
多治見モザイクタイルミュージアム 。(遠出は流石にやめときました、近場onlyで)


ンン? どこが入口?! って思ったら…




なるほど、小道に沿って坂を降りて行けば入口があるのね。





「○○ミュージアム」ってババーンと旗とか看板がないのが、これまた新鮮。
何も知らない人が来たら「ここ、何?!要塞?!」って思うに違いない。

この建物をデザインしたのは、有名な建築家 藤森照信 さん。
周囲の芝生=緑 の中から、モリッと出て来たような茶色の建物は、陶磁器の材料になる土の 採土場 をイメージしているんだとか。

 実家のある土岐、そしてここ多治見と、瑞浪合わせて、美濃焼の産地ですからね〜。

その中でも地域に特色があって、食器系の陶磁器生産量は土岐がダントツ日本No.1だけど、もっと広義的なセラミック製品なら多治見の方が有名。中でも、このミュージアムのある 笠原町 は、モザイクタイルの生産量がNo.1だとか!


入口の近くまで来ると、外観の花びら模様が、カラフルな陶器で象られているのがわかる。

改めて調べていて、初めて知ったんだけど、モザイクタイルは山内逸三 という窯元が、茶碗の技術を生かして大量生産を成功させたんだそう。

そうそう、そして「モザイクタイル」っていうのは、すごいちっちゃいタイルのこと。実家のトイレの手を洗う所、お風呂場もモザイクタイルで作られてマース。


中に入ると、ショップと体験工房 。この1Fだけなら入館料は要らない。



お お お お !!! ナ ニ コ レ !!!

乗り物好きなムスコが、さっそく「きゃっはー!!」
いやー子供じゃなくても、思わず見入っちゃう!こりゃーすごいわ!!

よーく見ると「タイル」とか「かさはら」って絵になってたり、ナンバープレートも凝ってるぅ〜。



さてさて。
ここに来たのは、ただモザイクタイルを見るためではない。それだけじゃあムスコは10分と持たないであろう(笑)。

一番の目的は 500円でモザイクタイル小物を作れる体験工房

作れるのは、写真立て、コースター、小物掛け、ミニチェア、ミニデスクなどなど。
受付で何を作りたいか言うと、ベースの素材を渡してくれます。


工房の中はこんな感じでざっくり。平日だからすぐに入れたけど、やっぱ土日は混むみたい。


まずは、好きなモザイクタイルを取りに行こう〜!

こんなにいっぱいあるから、迷っちゃう!
しかも「余ったら自分で元に戻してください」って言われるので、むやみやたらに取るわけにはいかない…。


形は、○,■,リーフ,花,など色々。なんと言っても多色彩なのがいいね〜。



受付で渡された素材に、自分で好きなようにモザイクタイルを木工用ボンドで貼り付けていきまーす。
私は写真立て、ムスコはコースター。


今回はムスコの制作に、まーったく何の干渉もしませんでした。
でも集中して作ってる〜〜、いいね、いいね〜♪


制作が終わったら、すぐに持ち帰ると多分崩れちゃうので、30分くらいは乾かしておくのが良い。
(ボンドがちゃんと乾くのは24時間くらいかかるけど)


手がボンドでベタベタになっても、手洗い場がすぐ後ろにありまーす。これはありがたい。


さて。
30分、乾くのを待つ間、せっかくだから有料だけどミュージアムを廻ってみますか!
高校生以下は無料だし、大人も1人300円、やっすーい。


最初はエレベーターで一番上の4Fへ。

屋根に穴が空いていて、真っ白な開放的な空間! ここ、雨がフツー降り込んでくるよ(笑)。


カーテンみたいなオブジェには、いろ〜んなモザイクタイルが繋げられていて、キラキラしてる。



4Fは一面モザイクタイル。真っ白な壁っていうのが、またいい感じ。



ここにあるモザイクタイル画やオブジェは、実際に、銭湯や旅館などで使われていたものなんだそう。


うーん、コレを見ていると、かつての実家の ぼっとん便所 を思い出す(笑)。


こんなコーヒーテーブルならオシャレだね。



4Fから下は階段を降りて、3F、2Fと順番に見ていく。


3Fはモザイクタイルの歴史や、製造方法などなど。



「見て見てコレー!しーたんのお家(=実家)にもあるやつー!」
そうね、うちの実家では、まだモザイクタイルの洗面所が現役だねー♪ ってどんだけ古い家なんだかっ(笑)。


2Fは「タイルのある生活」ってことで、実際にタイルをどう使う?というプレゼンの部屋なのかな。


コンシェルジュカウンターなんてのもある。


おおーなるほどね〜。こういうタイルの使い方ならオシャレだね〜。

現在の生活にもうまく取り入れられそうなデモがいっぱい。
はーこんな家に住んでみたいワ(笑)。


1Fに戻って、ショップを物色。


アクセサリー、可愛い…。



モザイクタイルのバラ売りもいっぱい。



これ見てると「わあー!」ってまた作りたくなっちゃうんだけど、ま、この日は体験工房で作れたということで。


自分が作った写真立てはまだ飾ってもいないけど…

ムスコが作ったコースターは、お燗チェイサーのコップに毎日使わせてもらってまーす♪


【多治見市モザイクタイルミュージアム】
多治見市笠原町2082-5
9572-43-5101 
https://www.mosaictile-museum.jp 

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2 コメント

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Unknown (庄助)
2019-09-06 08:57:09
こんなところあるんですね、知りませんでした。
姫とコータローも絵や、こういう工作大好きです。
500円セットだけでなく、1000円とか2000円でもっと大物も作れると楽しいかも。

家はタイル使っているのは風呂とキッチンのレンジ周りだけです。昔と入れそうでしたね。
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■庄助さん (まき子)
2019-09-06 10:23:24
地元ではオープンした当初はけっこう盛り上がったみたいですヨ。
私も多治見に住む従姉妹のお姉さんに教えてもらって初めて知りました。
この日は雨だったので、屋内でこうやって遊べる場所はありがたいです。
入館料も安いし!
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