帰省を兼ねた東北旅行、家族で秋保温泉の宿泊後は、おじいちゃんのお墓参り。
この日も、雲がない良い天気で、高台にあるお墓からはとってもきれいな山が見渡せる。
「あんたたちが来ると、いつも天気が良いのよねぇ~」 と、しみじみ言うのはおかあさん。
そりゃそーです。根拠ないけど。
そんなお墓参りを済ませて、仙台の家に到着すると、しばしみんなお昼寝モードに入るという。
やっぱし、前夜のBARが効いた模様。
それに、なんやかんやと気を遣わしちゃってるんだろうな・・・申し訳ない(汗)。
みんなは家で一休みしてもらうことにして、
我々は、せっかくだから、車で行ける日帰りスポットに行こうか、と 鳴子温泉 へ向かうことに。
おかあさんも、秋保温泉で “本当にお肌に良い温泉なら、白濁してる鳴子温泉” って言ってたし
仙台の中心部からも車で1時間半かからないから、日帰り温泉にはピッタリ。
さて。
そんな鳴子温泉への道中がランチタイムに当たってしまったのだけど、
急遽行くのを決めたので、食事処は、まったくノーマーク。
美味しいお店で食べた~い!けど、唐突だし、まったく情報もないし、
田舎で良いお店が偶然見つかるワケもないので、通りすがりの蕎麦屋にでも・・・
というのが、いつもの行動パターン。
だがしかーーし!
こんな時にお役立ちの iPhone!! (帰国してすぐに買っちゃいました)
英語のニュースを見たり、NFLリプレイを観たり、アプリで遊んだり、ふと思いついた事を調べられたり、
もうすっかりハマってます。
(ソフトバンクの回し者ではありません)
そんなiPhoneで検索するに、キーワードとして道すがらの町、
そしてもう一つ 農家レストラン というキーワードも。
最近 (特に、山形の知憩軒に行ってからかな) ちょっと気になる、
地方の農家さん自らがレストランをやっている形態。
有機野菜や無添加などなど、自然そのままに拘った食材を作っていたり、
昔ながらの造りの家を、そのままの雰囲気でレストランの内装にしてる所が多いみたい。
とはいえ、こんなドタバタでは、最後は結局 “第6感” に頼るワケで。
これらキーワードで出てきた情報の中から、直感で選んだお店へ。
向かったのは ライスフィールド (HP)。 英語で“田んぼ”。そのまんまだぁ。
お店は、一車線の国道沿い、しかも周囲は田んぼしかない、とってもダダっ広いところにあった。
こういう場所にあるレストランって、鄙びた感じで“ドライブイン”なんて書かれていることが多いけど、
ここは、まるでペンションのような手作り感があふれてて、それでいて何だかオシャレ。
良いカモ、当りカモ♪
店内は、置いてあるテーブルや椅子が少なくて、ゆった~りしたスペース使い。
それに、壁にかけてある アロハシャツ&ウクレレ や、
シンセサイザーとかドラム、ギターなんかの楽器が、とっても存在感ある。
マスターの趣味なのかなぁ? と思ったのだけど、
後日、よくよくHPを見ていると、このお店では、毎月末土曜日に、アロハナイトといったコンサートや、
“ウクレレ演奏体験”をさせてくれるんだとか。
ああー知ってれば、ウクレレ、教えてもらいたかった(涙)。
さてさて。
メニューを見てみると、どれもこれも美味しそう!
春限定のメニューには ふきのとうのパスタ なんてのも。ふきのとう食べたい・・・でもパスタかぁ。
パスタじゃなくて・・・
ココに来たからには、お米が食べたいのだ!!
というのは。
マスターが自ら、無農薬、有機栽培などなど、とっても自然を想いながらお米を作っているのだけど、
その考え方が、自分が思っていることに、とっても近くて。
それに、私が好きな酒蔵さんや酒屋さん、日本酒好きの友達と同じような考え方だと思う。
(“考え方”に張ってあるリンク、時間があったら、ぜひ読んでみてください)
そんなワケで、メニューの中からは一押しなのかな、と思われる 野菜和食禅セット を。
一見ボリュームがあるように見えるけど、お皿の面積が多いだけで、そのほとんどは野菜。
右奥にある一番大きそうに見えるお皿にあるのも、小さな豆腐ハンバーグ。(これがまたウマイ!!)
天ぷらは、春ならではの山菜だ。
食べたいと思っていた ふきのとう と ゆりの根 そして・・・右のが分からなかった(涙)。
後で聞いてみようと思ってたのに、すっかり忘れちゃって。
小さな葉と細い茎、どなたか見た目で分かります??
菜の花やひじき、自家製糠漬けなどなど、とにかく素朴な味わいだけど美味しい野菜たち。
でも、それを引き立てるのはやっぱり・・・
つやつや!そして、粒の全体がピンピンしてる、ご飯。
ご飯だけ食べてみると・・・
はぁ~~・・・日本人でよかった!!
実は、“休日の昼酒♪” と思って、エビスの生ビールも頼んでたのだけど
ご飯を口に含んでからは、おかずと一緒に食べる美味しさに夢中になって、
ビール飲むのをすっかり忘れてたくらい。
こんなことって、あるんだなぁ・・・
なんて、しみじみと思ってしまったりして。
謳い文句の
山と川、田んぼと人が育むレストランです
という一言にひきつけられて来たこのお店。
たったランチ一度だけの訪問だけど、と~っても奥深いものを感じてしまった。
次に行く時は、ウクレレ演奏体験と、マスターとの会話をもっともっと楽しみたい。
って、あれ? ここで「完」になってしまいそうなのだけど、鳴子温泉のネタが(汗)。
ま、いっか。
でも、おかあさんの言ってたとおり、鳴子温泉の、とろ~~~っとした白濁したお湯はすごかった!
秋保温泉より、トゥルントゥルンのお肌になりました♪
[ライスフィールド]
宮城県加美郡色麻町大字下新町13-3
0229-65-3430
定休日はHP参照
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NHKのドキュメントドラマにもなりました。
http://www.city.osaki.miyagi.jp/annai/kome_project/01.html
ここの主の考え方、激しく共感です。
冬水田んぼは、地域によっては難しい(水管理などの面で)ですが、それ以外は私たちとほとんど同じ方法で、苗からお米を作られていることに驚きました。
美味しいごはんと旬の野菜・・・何よりのごちそうだと思います。
ライブのセットはそそられるね・・ハワイアンなのかぁ
小さな葉と細い茎・・・こごみじゃないよね?
本物見ればわかるかもなんだが、この写真だとブロッコリーを細くちぎったように見える。
なになに?田舎に引っ越す計画あんの?! 笑
飯が美味いって最高な事だよ!!
このお米の一粒一粒が「♪」になりそ~。
しかし、このお店、良いね~。
ここで、小生が好きな知花っコや大ちゃんがライブしないかなぁ。。
この野菜膳は美味しい純米酒にもピッタリだと思います♪
しりませんでした!
かなり有名なんですね~~。
このお店の店主も、こういうお米つくりをするようになるまでのドラマというか、
考えができるまでのドラマというか、
そんなのがありそうです。
ライブのセットはかなり本格的でしたよ~。
最初は「あれ?ホントにライスフィールド?」って思っちゃいました。
ハワイアンがお好きなのかなぁ。
あとヨガとか書のイベントなんかもやってるそうです。
こごみじゃなかったです。
うーん、三つ葉のような、でも葉は三つ葉よりも小さくて。
ちなみに、田舎には引越ししません~~!
仕事は東京にありますので♪
もし本当に演奏してみたければ,声を掛けてくださいませ.
弾力もあって。本当に美味しかったです。
ウクレレ、いいですよね~。
アロハシャツもいっぱいあって。
これもきっとお客さんが自由に着れるんだろうなぁ。
知花っ子さんに、このお店でライブやりません?!ってお伝えください(笑)。
ちょっと遠いけど。