まっかちゃんのブログ

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大坂の陣を描いた人形浄瑠璃

2010-05-19 13:31:24 | 社会・経済
18日、大阪市立大学 文化交流センター企画講座5月「なにわ文化のダイナミズム」第3回「大坂の陣を描いた人形浄瑠璃」を受講しました。講師は、大学院文学研究科・文学部准教授の久掘 裕朗さんです。

大阪の人間の気質として権威に反発する反骨精神がある。この気風は江戸時代に形成され、大坂の都市の特徴に基づいている。江戸は幕府の中心であり、人口の半分くらいは武士で政治の中心であった。それに対して大坂は町人の町で商売・経済の中心であり、武士は一握りしかいなかった。大坂は幕府の下にあるとはいえ比較的自由であった。権威に対する反発があり、それが現在まで続いている。

義太夫節人形浄瑠璃(文楽)は江戸時代の大坂で生まれた。大坂人の気質が人形浄瑠璃の中にどのように表れているのか、人形浄瑠璃に見られる政治批判の例を学んだ。時代物といっても江戸時代の世相を中世以前の時代に置き換えて演じた。一例として、大坂の陣を描いた時代物浄瑠璃が取り上げられた。詳細は[こちら]をご覧下さい。

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