茨城新聞に掲載された内容を一部抜粋して載せました。
特攻で戦死した予科練18期生山岸啓祐さんの手紙や遺品を展示する特別展
「七十年目の奇蹟 見えてきた兄の最後」が
陸上自衛隊武器学校、阿見町青宿ノ内の雄翔館で開かれている。
その手紙から特攻する山岸さんの家族に対する思いを
かいま見ることが出来る。
1942年4月に第一国分基地から突撃し、戦死した。
特別展には家族にあてた手紙、日記帳や名刺といった私物
きょうだいが啓祐さんの思いをつづる詩など展示、
特攻前に送った手紙には家族の体調を気遣う言葉が記されている。
家族に無心する手紙は
検閲済と検閲逃れのものと二種類展示されている。
送られてきた箱の中身、
絶対に見ることが無いように指示された箱の中を見たお母さまは
その場で泣き崩れたそうです。
たった一枚の紙切れ・・・
駅に向かうバスを待ちながら花たちを撮りました。
何故、兄さまの最後がわかったのでしょうか?
それは平成24年にNHKのクローズアップ現代「何故遺書が集められたか」の映像を見た方からの連絡で最後の時がわかったそうです。
啓祐さんはじめ沢山の人を戦争で失った事、
その方たちが存命なら今の日本は変わっていたかもしれません。
長野の無言館でも同様に感じました。
平成時代、日本では戦争が起きませんでした。本当に喜ばしい事です。
令和の時代も平和な国、穏やかな生活が続きますよう
切に願ってやみません。