「 ムレの実 」
コンビニへ行く裏路地にこんな実がなっている
垣根があった。
麻生、二階両氏を初めその類の政治家がこの選挙でも何人も生き残っている。
決して年寄りだから言うのではないが(私も同年輩だから当然応援したいのだが)、
彼等の政治への或いは政治家としての認識が、もはや全く骨董品になってしまって
いる。彼等の政治信念はもはや誤解と錯誤であり、贔屓目に見ても時代遅れという
奴である。あれではとても現代の政治をすることは無理なようだ。
逆に有害ではなかろうか。
若い世代の情熱とクールな常識を持ったスマートな政治家に任せて欲しい。
せめて「老兵は語らず、ただ消え去るのみ」という老人の美学で有終の美を飾って
貰いたい。
そうすれば、若い頃から苦難の道を乗り越え、それなりに歩んで来た功績を国民は
認めてくれるだろう。賞賛もするだろうに。
老醜、老害という問題も、この長寿社会になるとますます避けては通れない。
悪い人や権力志向者や独断的な人(思考も行動も)ほど長生きすると言うから、
これからは法で規制するとか、社会の規範や道徳観やら習慣などから不文律を作り
出して政治の老齢化を防ぐしかないのかも知れない。