まこちゃん日記2

まこちゃんのピンポン日記です。

11月28日 「自分だけは大丈夫という思い込みは危険」

2021-11-28 10:47:00 | 日記

 

      『 風 紋 』 茅ヶ崎海岸

       まぁちゃんのテニスブログより         

                          森川 雅昭さん 撮影

 

我々は何か新しいことに遭遇したり、見たり聞いたりした場合に、

人それぞれの思考と認識能力とでその事を判断して行動する。

同じ条件下であっても人それぞれそれに対する感受性とか思考に

は癖や特徴があるものだ。

 

例えばもし災害などの危険が迫っても「人は災難に遭うが自分は

大丈夫だ!」と認識することが多いという。

これは心理学では人間の生き延びるための進化の過程で身につけた

機能だと説明している。これが無ければ人間は生きられなかった

という。もし無いとしたら日常が心配、不安、ストレスだらけに

なって、異常行動をとったり暗い人生になったり或いは生きては

来られなかったと言う。

 

しかし一方で、これは何か災難が起きた時には油断となり、他人事

として無防備になってしまい危険なことである。

本能的に自分は大丈夫という自信過剰になり勝ちで、逆に人に対して

は悲観的に見てしまう。極論で言うと、自分は何でもないが周りの

人は全てが感染者か要注意者となってしまう。

 

我々は様々な情報をあらゆる手段で得ている。その最初に入手した

情報を認識すると、次々と情報が変わっても、最初の情報から抜け

出せず、新しい情報については最初の情報を再確認しようとして、

自分に都合良く選別、解釈してしまうと言われている。

 

どんな事態が来ても、例えば未だにマスクは効果無しで不要、ワクチン

は有害と思っている人が存在するのはこの心理であるという。

一旦頭にそう刷り込んでしまったわけである。そこからなかなか修正、

変化は難しい人が案外多いという。

風評被害など最初にまともに受け入れると、不安、心配でもう外出やら

対人接触も出来なくなるのも、この類の悲劇的な例であるそうだ。

 

よく情報を正しく把握、吟味して正否を判断し、そこそこの自分だけは

大丈夫という思い込みの本能を利用しながら生活するのが一番賢い事

なのだろう。

 

 

 

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