「 朝日と海 」 真田 幸夫さん 撮影
朝晩かなり寒い日が続いている。北国のことを思うと寒いの冷たいのと言っては居られない
気がするが、それでもやっぱり朝は寒い。
明日は10年に1度の寒波が太平洋岸にも来て朝から氷点下だと盛んに警告している。
そんな寒さに負けずコロナにも負けず、11人が集まった。
現在マスクの可否が云々されているが、マスクは果たして有効なものなのか、単にマナー的な
色彩が濃いものなのか、気持ちの問題だけなのか、議論が分かれるところだ。
自分もマスクして相手もマスクをしていると近くで話しても何やら安心感があるのは確かだ。
国が、老人が居るところではマスクをしてあげなさいといっている。
これでマスクが自分が感染するのを防ごうというのではなく、自分がお年寄りに感染させないため
であると言うことが分かるように、マスクとは本来自分が周りに菌をばらまいてうつさないためである。
実験上でも、吸い込みよりも吐き出しの菌をより防ぐことが実証されているようだ。
我々は人混みや一寸怪しいところに行く時は自分が感染するのがこわいからマスクをしようという具合
の人が多い。
本来は、自分が持っているかも知れない菌を人にうつさないためのマスクだそうだ。それが社会の常識
であり、「マナーでマスクを」と言われる由縁である。
マスクがフリーになったら、このマナーのマスクもなくなってしまうだろう。
自分にも周りの人にも、町の中にも菌がなくなるのは何時になるのだろう。
解禁、解放は徐々に穏やかに静かにやるべきではなかろうか。
昔からマスクの習慣がありあまり抵抗のない我々は、マスク無しでの外出や人に会うのにはまだまだ時間が
掛かるのではあるまいか。
我々は、TVなどで外国から「日本人はまだマスクを多くの人がしています」と驚かれたり、笑われる様に
なるまできっと外していないのだろう。