『 お堀の桜 』
高橋 裕一さん 撮影
世の中には反ワクチン団体とか言う結社があって、ワクチン接種は犯罪であると唱え、
己達は犯罪行為を(診療施設に忍び込みや診療の妨害行為等)したり、アジったり、
宣伝活動をしている連中があるらしい。
こういうのを見ると本当に人は様々で、本気でそう信じているような犯人達の顔が恐ろしい。
自分は正しく、愚民を啓蒙という崇高な行為をしているという自己陶酔が怖いようでもある。
そうだと自分を信じられる単純さと偏狭さが羨ましい位だ。
自分がそう思ったことを堅く信じ込んで何のてらいも損得もなく実行できるのは強いし
一発間違えると怖いことだ。
そうした狂おしい様な真剣さを見ていると、時代に遅れたり、考え違いや間違っているのは
こっちなのじゃないかと思う感覚にふと襲われることがある
それにしても日本はこれで結構民主的な社会なのだと思わされる。
中国のように国に何を考え何を言っても、国に抑え込まれることはないのだから。
一方アメリカでは国や州の決めていた(公共の場での)マスク着装義務が、違憲であるとの
判決が出て、公共交通、施設でも義務が解除された。
これによって「やっと空気が吸えるようになった」というアメリカ人の感想で、元々マスク習慣の
ない国だから、彼等は解放されて、今日から外出も会食も野球見物でもミュージカルでも一斉に
マスクが見られなくなった。
日本ではマスクは常識というやつで義務や命令ではなかったが、同じようなもので同様の現象が
増えてくるだろう。恐ろしい5月6月が待っているのではあるまいか。
こんな事を言っていた私が、あの時は何と馬鹿なナンセンスな事を言ったり書いたりしていたものだと、
6月頃には恥じたり、後悔したりと言う情況が実現していることを祈りたいものだ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます