『 宮ヶ瀬にて 』
河津 米子さん 撮影
最近ではTVを見ていると、どのチャンネルでもコロナ感染の話しばかりだ。
手を替え品を変えての同じような番組ばかりだ。
飛沫はどう飛ぶのかと言う検証、マスクは果たして効果はあるのか。
新幹線や飛行機での感染と換気のこと、会食では隣に座ること対面では相手が
感染者ならば必ず感染すること。
1人での外食は良い、数人でもマスクをして話しをしなければ良い。(果たして
それは可能だろうか)
温泉の温度(40~45度)では菌は死なず、しかし大浴場でも話しをしなければ
大丈夫だ、源泉かけ流しなら大丈夫で循環式では危ういというし、そしてマスクを
していても眼からも感染するそうだ等々とあれやこれやと大変だ。
これを真正面に受け止めると、菌はそこら中に、町の至る所にうようよしている。
何時自分が感染しても少しもおかしくないと思えてきて恐ろしい。
何も食べない、息もしないで、アルコール消毒の香りにまみれて、家にじっとして
いるしかない様な気持ちになってくる。
しかし人によってその受け取り方や反応は様々だろう。
楽天家で能天気なタイプはあまり気にしないでしょうし、頭が良くて神経質で心配性
タイプの人は深刻に受け止めてしまい、活動も出来なくなり、不安と用心という窮屈な
自分の殻に閉じ籠もって我が身を守ろうとするだろう。
多くの人は、この両者の中間で程良く自分に都合良く折り合いを付けて、程々に生活
しているのだろう。
この違いは、常識でも学歴でも人生観の違いでもなく、それは単に気質、性格、
生活上の条件や環境によるものなのだと言われている。
誰にでも、きっちり常識的な最低限の防御、対策をして貰いたいが、しかし過剰なそれは
折角の人生を勿体ないとも思えて可哀想だ。
どちらも互いに理解しあいながら、互いに後悔のない範囲で生活したいものである。
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