『13夜のおぼろ月』
先月27日 神藤さん 撮影
今年は異常天候続きで、もうあの秋晴れの日など2度とないのではと心配したが、
昨日辺りは珍しく青い空、太陽はキラキラと木々の葉に反射し、時折爽やかな風が
顔にあたる。こんなあの昔通りの秋晴れだった。
こういう日は生きていて良かったと、健康な人は勿論、半病人でも病人でも
そして老いも若きも感じるのではないだろうか。
足腰弱り出歩くのも難儀で、上から下まで病や不都合に悩まされ毎日苦しんでいる
こんな私でさえ、そうした日には少しは快く思えるものだ。
紅葉狩りに行くでもなし、宴会があるでもなし、何か楽しいことをするのでもなし、
外に出ないのだからこんな天気が恨めしい位に思う事が多い。
しかしさすがにあの猛暑から解放されて、嫌いな冷房なども要らぬこんな日には、
生きていることの喜びを覚える。
最近亡くなった友人知人方は、苦しみはない代わりに、皆さんこの明るい爽快感を
もう味わえずだと思うと気の毒、可哀想だと思われ、彼らに心を馳せる。
最近先輩後輩や友人知人方の訃報がかなりあるので、多分気が弱くなっているのかも知れない。
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