「 茅ヶ崎中央公園 」
高橋 嘉子さん 撮影
マスクは感染予防の第一の基本として奨励され、今やマスクをしていない人を
見つけるのが難しい位だ。
マスクというのは、日本人は案外好きで昔から冬になれば、冷たい風を防ぎ、
風邪の防止にもなると言われて、何処でもいつでも見られるものだった。
欧米では、マスクは一般的にはその習慣が無いそうだ。最近でこそTVで彼等も
多くなったようだが、彼等はマスクをしても細菌は防げないと言うことを知って
いたのか、或いはその姿が何とも格好悪いからだろうか。
はたまた個人主義や個人の頑固な自由主義の勢だろうか。
日本ではマスクをすれば風邪などから自分を守れると昔から信じられていた。
事実マスクを付けると外界の雑菌等からしっかりガードされている様な、
妙な安心感を覚えるのは確かだ。
しかし,当初このコロナが始まって知らされたのは、マスクは自分を守るという
意味ではほとんど効果はなく、自分が菌を飛沫として外部に、周りに出さない
と言う点ではかなりの効果が期待できるということだった。
つまりマスクは、自分のためと言うより他人のため、周りのため、社会のために
するものだと言うことになる。
他人のため社会のために、国民皆マスクをするというのは日本だけで、とても欧米人
には出来ないことだそうだが、何と日本人は偉いのだろう。
コロナ流行が長引き世界中に拡大してくると、マスクそのものの性能が改良、工夫され
飛躍的に性能アップした勢もあるが、様々な実験が行われマスクの効能についての科学的
なデータが数字的に実証されてきた。
それによると、外からの菌の進入も40~50%位は防げるのが分かったという。
自分が外へ出すのは80%位が防げると言うデータも出たという。
この実験の結果は何ともうれしい朗報で心強い。
先日は世界一の日本のスパーコンピュター「富岳」でもそれが実証されたと報じていた。
マスクは、これからも決して忘れるとか、面倒がってはいけない。
100%防ぐものではないけれど、この数字からみてもかなりの効果があるからだ。
そのうち、欧米ではマスクをしたままキスが出来るものや、日本ではマスクのままで
食べたり飲んだりするのが発明されるかも知れないなぁ。
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