「南会津は大内宿の囲炉裏端の図」
日本の原風景的な、何かホッコリする感じです
森川 由美子さん 撮影。
80歳の頃になると身にも心にも様々な不都合などが頻繁に出始めて、それは人を悩ませたり
不安に陥れたりして苦しめることがある。
医学者の書いた本にこんなことが書いてあったのが目に留まった。
「70代までは年齢に抵抗して、そして80代になったらそれを受け入れ共存すべし」という
のであった。さしずめ私などは受け入れし過ぎ、仲良くし過ぎで、すっかり飲み込まれている
ような気がするが…。
又、先生は次のようにも言っていた。
「80代という年齢を考えれば出来ないことがあっても当然で、当たり前と考えて、悲観したり
暗くなったりしないこと。自然なことなのだからと無理は禁物である。出来ないということに
拘泥しないことだ」とも。
我々も80代になったら、すっぱり割り切って自分が出来ることと出来ないこととを見極めて、
出来ないことに悩まずに、すっぱりと止めることだろうか。
しかし「まだまだ出来る」のに安易に止めたり、すぐ諦めてしまう姿勢は果たしてどうだろうか。
案外まだまだ出来ることは、80代の世界のそこいらにもいろいろとある筈だから。