『 八が岳へ登る 』
森川 由美子さん 撮影
裏金も公認問題も統一教会も、原発も核兵器もそして夫婦別性や災害復興予算の遅延など
諸々の問題に対して、野党やマスコミさらに自民党内部からも首相の言動の不一致に批判が
騒がしい。
これに対して首相はこの変節を「一介の議員の発言と今の立場では全く事情が違うのは当然だ。
今までの持論は一旦引っ込めて時間をかけてじっくりと遣って行くしかないのだ」と言っている。
いつもは分かり難い演説や説明だが、これは正直ではっきりしている。彼の心の中では決して
矛盾でもないし心変わりでもなく極めて現実主義者なのかもしれない。
ちょっと目と顔が怖いけれど、話が下手で分かり難いだけなのかも知れない。
昔、会社時代にも似た例があった。当時我々と共に働く憧れの先輩が社長になった途端に人が変わって
しまった例だ。この人がやはり我々が考えていた人物の通りだったと知れたのは1~2年後だったのを
思い出した。
石破首相は今はその時期に入ったところで、実は真に聡明でやさしい大きな人物なのだと思ってやりたい。
風貌から受ける雰囲気がかなり損しているだけなのだと。
でも本当にそうかなぁ、という不安は拭いきれないけれど…。それは1~2年後の証明されることなのだろうか。
その間に日本丸が、あらぬ方向に進んたり、転覆しないようにだけはさせて貰いたいものだ。