「主に逆らう者は勝手にふるまいます/人の子らの中に/卑しむべきことがもてはやされるこのとき。」 詩編 12編 9節
「人の子の間で、卑しいことがあがめられているときには、悪者が、至る所で横行します。」 詩編 12編 8節
世が末の時代になり、社会的倫理が破れてくると 「 いやしいことがあがめられる 」 ようになります。
( 卑しいこととは嘘、中傷などの偽りの舌による人間関係の破壊的現象 )
倫理とか道徳と言ってもピンとこなくても、 「 汚いこと、卑しいこと 」 と言うと案外わかるのではないでしょうか。
悪臭が漂うごみための汚さがすぐわかるように、人と人との交わりの中の 「 汚いこと 」「 卑しいこと 」 は本能的にわかり、
したくないのです。しかし現代は、そんな 「 卑しいことが 」 横行している時代だと思いませんか。
人の尊厳を踏みにじるような獣のような考えと行いが満ちています。
聖書の中に 「 上にあるものを求めなさい。地上のものを思わず、天にあるものを思いなさい 」 という聖句があります。
心の中に神を宿す。これこそ、栄光に満ちた人間らしい尊厳ある生き方を贈る秘訣ではないでしょうか。
誰も信じられない、何を信じたらいいのか、これは現代の私たちの悩みであり嘆きです。
この時代の民の叫びを聞き立ち上がってくださった主は、今も生きておられ、あなたの叫びを聞いておられるのです。
聖書から
「 いのちのことばをしっかり握って、彼らの間で世の光として輝くためです。そうすれば、私は、自分の努力したことがむだではなく、
苦労したこともむだでなかったことを、キリストの日に誇ることができます。」 ピリピ 2:16
「 あなたがたのことばが、いつも親切で、塩味のきいたものであるようにしなさい。そうすれば、ひとりひとりに対する
答え方がわかります。 」 コロサイ 4:6