「もし、ほんとうにあなたがたが、聖書に従って、「あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ。」
という最高の律法を守るなら、あなたがたの行ないはりっぱです。」 ヤコブ 2章 8節
全地を創られた神はご自分の姿にかたどって造り、その上に自由意志というものをお与えになりました。
そして、人間は神に逆らうと言うことを覚え、そのために、自分自身を滅ぼすことさえできるようになりました。
これは一つの大きな謎と言えます。現在私たちの目前でみられる色々な現象はこの謎の恐ろしい一面です。
しかし人間はまた他方で、この自由意志のために、自ら進んで神に仕え、隣人のために尽くし、
永遠の救いを勝ち取ることもできるのです。なんと大きな違いでしょうか。
神からいただいた 「自由 」 を自由に使いこなすことは悪いことではないが、一致、真理、そして隣人への
愛のため自らの自由を放棄することができるのなら、これこそが自由の素晴らしい使い方ではないでしょうか。
聖書から少し
「兄弟たち。あなたがたは、自由を与えられるために召されたのです。ただ、その自由を肉の働く機会としないで、
愛をもって互いに仕えなさい。」 ガラテヤ 5:13
「あなたがたは自由人として行動しなさい。その自由を、悪の口実に用いないで、神の奴隷として用いなさい。」 Ⅰペテロ 2:16
この律法を信仰によって真に受け入れて生きるのなら、民族的、社会的差別は無くなると信じます。また
人間的功績や社会的身分による差別も無くなることでしょう。