法改正で悪質商法を撃退できるか

2016年5月国会で法律の改正が成立

悪質商法などの被害をこれまでよりは
取り返すことが出来るように

悪質商法はさまざま

訪問販売でウソを言ってお金をだまし取る
電話勧誘で多額のお金をだまし取る

国や都道府県は
ウソや重要な事実を言わず契約した場合
業務停止命令を出すことが出来る

しかし裁判になると時間や手間やお金が
かかることから泣き寝入りする



特定商法取引法の改正

国や都道府県は事業者に業務停止命令を
出す時に合わせて被害者にお金を返す
返金計画を指示し実行できているか監視

事業者は業務停止命令を受けた旨を
被害者に葉書で報告し返金計画を立て
被害者に返金して行く
もし従わない場合は懲役刑になることも

返金計画を強固なものにするために
業務停止命令を出す前に事業所に
立ち入り検査をして顧客名簿や契約書を
押さえて計画が速やかに実行されるよう

地域の消費生活センターが被害の相談を
してきた被害者に返金を求めるように促す

このセンターが行政や事業者に働きかけ

強制力はないが被害者が直接
訴えて行くより力強い味方に

だから、まずは被害に合ったら
地域の消費生活センターへ


番号がわからない時には
消費者ホットライン　188へ


来年中に法律が施行されるため
さかのぼって返金してもらえる可能も



しかし、これまで業務停止命令を一度も
出した事のない県も多数ある

業務停止命令を出すには専門知識が必要

その専門知識を持っていない県では
業務停止命令が出せないことも

これでは悪質商法の被害は抑えられない



悪質商法はどんどんヒートアップ

この悪質商法に対向するためには
行政同士の連携と協力が必要

その対策が急がれる




悪質商法の予防

訪問販売お断りのステッカーを玄関外に貼る

電話勧誘を受けないように国に登録する
しかし、これは事業者の反対にあって
お蔵入りになってしまった



悪質商法はどんどん増えている

被害に合わないように
十分に気をつけて

もしも被害にあったかもと思ったら迷わず
消費生活センターへ電話をして下さい





(○´∀｀○)




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虫歯よりも怖い歯周病

６月4日から10日は歯と口の健康週間

虫歯がないから安心とは言えない

年と共に冷たい飲み物が歯にしみる

歯磨きの時に歯ぐきから出血

口の中が粘つく



こんな症状が出たら歯周病

歯周病は歯の病気ではなく
歯ぐきの病気



丈夫な歯は歯ぐきと
その下にある歯糟骨がしっかりしている

ところが歯と歯ぐきの境目に磨き残しが
溜まってくると、この中で細菌が増え
プラークと呼ばれる歯垢が溜まる

この中に歯周病菌はいる

すると歯ぐきに炎症が起き歯ぐきが腫れる

この状態が歯肉炎

歯肉炎が進むとやがて歯から歯ぐきが
少しずつ剥がれ歯周ポケットが出来る
　
歯周病菌は空気に触れにくい場所が好き

歯周ポケットの中で増える

炎症が更に強くなると骨を壊す働きをする
破骨細胞が歯糟骨を過剰に壊して行く

この状態が歯周炎

歯周炎が進むと歯を支える歯糟骨がなくなり
最後には歯が抜け落ちてしまう

これが歯周病

歯を失ってしまう怖い歯周病

歯周病は年寄りだけの病気ではない

15歳以上の約7割に歯周病が



歯肉炎の症状
歯を支える骨がまだ溶けてない状態

歯ぐきがむずがゆい
歯磨きの時に出血
口の中がネバネバする
口臭が気になる


歯周炎の症状
上の症状プラス下の症状
歯を支える骨が溶け出している

歯が長くなった気がする
飲食時に歯がしみる
歯と歯の間に食べ物が挟まる
触るとグラグラする歯がある





歯周病の治療

歯周検査
歯と歯ぐきの状態を検査

歯磨き指導
歯垢を取り除く歯磨きのやり方

スケーリング・ルートプレーニング
歯垢が石灰化して歯磨きでは取り除けない
歯石を取り除く

噛み合わせの調整
噛み合わせが悪いと歯周組織が
ダメージを受けるため改善

歯周外科手術
フラップ手術が必要な場合のみ
歯ぐきを切開して内側に隠れている
歯石を取り除き後を縫合手術
手術後1～2週間で抜糸をし治療は終了

近年は歯周組織再生治療
壊れた歯糟骨を人工の膜で
おおって再生を促す

歯の根元に再生を促す
特殊なタンパク質を塗り
歯を再生させる方法

半年から一年ほどで再生可能

レーザーを使って治療
歯の表面の無菌化や歯周組織を
活性化する効果がある



ブリッジや入れ歯やインプラント
歯を失った場合に行う




歯周病の予防

正しい歯磨き
自分に合った歯ブラシや電動歯ブラシの使用
歯と歯の間にはデンタルフロス歯間ブラシ
必要に応じてワンタフトブラシ

スクラツビング法
歯の外側は歯ブラシを水平に当てる
当たっている歯を20～30往復
歯の内側は歯ブラシを45度の角度で当てる
小刻みに振動を与えて磨く

バス法
歯ブラシの毛先を歯周ポケットに入れるように
歯の外側と内側とも歯ブラシを45度の角度で
当てて小刻みに振動を与えて磨く

毛先の柔らかい歯ブラシで細かく小刻みに
強く磨かないで優しく磨く

ワンタフトブラシなどを使って
一本一本丁寧に歯と歯ぐきの間を磨く




定期的な歯科検診
年に1回はプラークや歯ぐきの状態をチェック


専門的な歯のクリーニング
自分では100%汚れやプラークを除去する
ことが難しいので3か月～半年に1回は
専門的な歯のクリーニングを


なりやすい要因の改善

生活習慣
甘い物や間食や喫煙やストレス

歯の状態
歯並びが悪い
詰め物や義歯が多い
歯ギシリをする

持病がある
糖尿病
更年期障害
カンシウム拮抗薬の使用

歯周病は動脈硬化や糖尿病などを悪化させ
全身にさまざまな影響を及ぼす


全身の健康管理は口から

たかが歯周病と思わないで

歯周病菌は歯ぐきの傷から全身へ

全身をめぐって悪さをする

歯周病から倒れることも


　
だから常にお口の中を清潔に

気持ちよく清潔に





(○´∀｀○)



　
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良寛 批判眼を反面教師に持つ

清貧に
自由に
臨機応変に
生きた良寛

状況をよく観察し
世間をよく観察する
人をよく観察し
事をよく観察する

そこから自分に対する戒めの言葉を拾う
　
それを自分の反面教師にする




良寛の戒語

•こころあさくおもはるるは

人をおだててなぐさむ
つまり、わざとおだてて裏で馬鹿にする

しもべをつかふにことばのあらけなき
つまり使用人に口汚くものを言う人
　


•こころよからぬものは

くちのうちでものいふ
つまり言語不明瞭である

ことばにたくみがある
物言いにわざとらしさがある



•たえがたきもの

ものいひのはてしなき
つまり切りなくしゃべる人



•こころづきなきものは

人をあわただしくおこす
つまり寝ている人を急に起こして
びっくりさせる

あくびとともに念仏する
つまり念仏しながらあくびをする

ひとのものいひきらぬ中にものいふ
つまり他人の話が終わらないうちに
割り込んでしゃべる



人の振りみて我が振り直せ

人の悪い所を反面教師に



良寛さんのすごい所

人に言って聞かせるのではなく

自分に言い聞かせる



鋭い批判眼を持ちながら

人を責めるのではなく

一呼吸おいて生活する


　
清貧な生活の中で人々に

批判眼を持ちながら批判せず

慈悲の心と許しの心を持つ




批判眼

それは冷静に物事を見る心

批判眼を持って自分をさとす

批判眼を他者を批判する道具とせず

自分を正す道具とする




良寛は鋭い批判眼を持った人

その良寛は貧しい人々の心と共感した人



心は月のように円くありたい

そう願った人


心月輪

　
良寛の心




人として自然に生きようとした良寛

自分の根源を思い出させてくれる良寛


この良寛の清く美しい生き方は
いつしか人々の手本となった




世の中にまじらぬとにはあらねども
ひとり遊びぞわれはまされる

世間のことに関与しないと言うわけでは
ありませんが孤高の精神世界に遊ぶことが
自分には一番の喜びなのです


ひとり遊びは自分の好きなことに没頭すること
それは自分の命の存在を確かめる事


世間と個人のバランス

社会と個人のバランス

そのバランスが現代はとても難しい



だからこそ今

良寛の生き方を

良寛の考え方を

もう一度

想い出して




(○´∀｀○)


　　

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高次脳機能障害の症状と治療

高次脳機能障害

高次脳機能

人間ならではの高度な脳の働き

色々なことに注意を払ったり
記憶や思考や判断を行ったりする機能

こういった機能が失われてしまう

それが高次脳機能障害

外見ではわかりにくいため
周りの人たちには理解されにくい

障害があるのに気づいてもらえない



高次脳機能障害の原因と診断治療

元気だった人が後天的に病気や事故に
よって障害を受けた場合

脳梗塞
脳出血
くも膜下出血
外傷性脳損傷
低酸素脳症
脳腫瘍
脳炎
高次脳機能障害として診断されて
治療の対象になる

これらの病は基本的に進行しない

脳の損傷部位によって症状は異なる

前頭部
注意や思考や感情のコントロール

海馬
記憶の中枢
記憶の部分は大変もろく障害を受けやすい

頭頂葉
触覚をコントロール

側頭葉
聴覚をコントロール

後頭葉
視覚をコントロール

注意障害
そわそわと周囲が気になる
ちょっとしたことで気が散る
火を消し忘れる

記憶障害
約束を忘れる
昨日の事を覚えていない
新しい事を覚えられない

遂行機能障害
効率的に仕事が出来ない
家事を計画的にこなせない
物事の優先順位がつけられない
段取りが悪くなる

社会的行動障害
やる気がない
キレやすい
自分の障害が分からない
相手の気持ちが分からない
怒りっぽくなる

社会とうまくやって行くことが出来ないため
うつ病や引きこもりの原因にもなる

失語症
うまく話せない
思った言葉が出ない
字が読めない

左半側空間無視
食卓の左半分を食べ残す
車椅子の左側がぶつかる




高次脳機能障害の症状が出る時もあるが
診断や治療の対象とされないもの
脳性麻痺
発達障害
うつ病
統合失調症
パーキンソン病
アルツハイマー病
など




様々な出来事によって脳の機能が障害を


日常生活に復帰した後に人間関係や
仕事の内容など複雑なものに対応出来ない
以前と同じようには出来ない


治療法

症状は多岐に渡るので症状に合わせて
リハビリテーション

日常生活動作訓練
トイレや入浴や食事など
料理や洗濯や買い物など

就学訓練
就労訓練など
患者の症状と目的に合わせた訓練


リハビリを頑張っても
症状が改善されない場合
薬を出して症状を和らげることも



まず治療にはリハビリテーション

そして家族や周りの理解が必要

仕事や学校に復帰しても症状が出る場合

注意障害
休息を十分にとる
作業は出来るだけ静かな場所で

記憶障害
メモをマメにとる
スケジュールを記入し確認する
そういう習慣を身につける

遂行機能障害
仕事の内容を順序立てて掲示する
作業を単純化し一つをこなしてから次へ

社会的行動障害
周囲が病の原因と症状を理解する
本人の役割と生きがいを尊重する
成功体験を増やしていく



高次脳機能障害は本人だけではなく
周りの人々の理解が必要な病

周囲の人々の温かい理解の上に
治療がなされて行くのです

症状があって病のために
本人が本人らしくないと言う事が
本人が認知していなくても
本人が一番つらいもの

その人の尊厳を傷つけないように
周りの人も理解と協力を

症状が重い場合は回復するのに
数年間の時間が必要

医療機関だけでは不足となる

患者の地域の行政や福祉や就労支援機関
さまざまな機関や人々の支援を借りて
回復していけるように

患者本人の尊厳を守りながら
周りの人々の理解と支援を




(○´∀｀○)




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オキシトシンの幸せホルモンが病を改善

癒やしの力が病の改善に効果的

癒やしの幸せホルモンが体中をめぐり
体を元気に健康にしてくれる

人と人とが触れ合う癒やしの効果で
不安やストレスも抑えてくれる


不安改善
睡眠効果
高血圧
認知症
ガン
痛み
など

癒やしのパワーには病やストレスを
軽くしてくれる物質が存在する　


癒やしのパワーの中でも

優しく触れることで驚きの健康パワーが

優しく触れるだけで

血圧が下がり
認知症に効いて
痛みが和らぐ


このすごい癒やしの健康パワー

その源のホルモン

オキシトシン

幸せホルモン



人間が痛みやストレスによって
不安や恐怖を感じるのが扁桃体

この扁桃体が慢性の痛みや認知症などの
さまざまな症状の悪化に深く関わる

そんな時に理性を司る前頭前野は
扁桃体に大丈夫と語りかける
前頭前野は扁桃体の興奮を静める

しかし長期に渡ってストレスや痛みが
続くと血圧が上がり不眠になる

そこで触れられると安心して癒やしのパワー
オキシトシンが現れ扁桃体の興奮を静める

オキシトシンが直接、扁桃体に働きかける



肌に触れるケア

物理療法

タッチケアが効果的

優しくマッサージ

椅子の背やテーブルにもたれて楽な姿勢で

背中に手のひらをぴったりつけ
背中全体をなでる

1秒間に5㎝程度のゆっくりした動きで

手のひらで背中にアイロンを掛けるイメージ

1回10分が目安

やる側の人にもオキシトシンが分泌


触れる触る触覚が脳に伝わり
脳の視床下部からオキシトシンが分泌

面積が広くなると安心感も増幅

だから西洋人のハグは人間関係を
良好に保つための最良の策

コミュニティーを良好に維持するため

オキシトシンは進化して来た

人間は仲間と共に協力し寄り添って
生きて行くためにオキシトシンを使う



背中をゆっくりゆっくりさする

たったこれだけ


優しく触れることでオキシトシンが
体中をめぐり病を癒やし痛みを和らげる

触る側にもオキシトシンは分泌される


ただし知らない人や嫌いな人から
無防備に触られるのは犯罪

オキシトシンは安心できる人

信頼できる人との触れ合いで出るもの

安心できる人と
信頼できる人と
なるべくたくさんの接触を

ただし心を込めて
たくさんの愛情込めて



そして病や痛みだけではなく
問題行動や乱暴な行為も減る

優しくなり落ち着きを取り戻す



私たち生き物は身を寄せ合うことで
生き残って来た

私たち人間は家族や仲間と触れ合う事で
体も心も癒やされている

触れられなくても安心できる人の声を
聞くだけでオキシトシンは出る

信頼できる人と電話するだけで
オキシトシンは分泌される


人間と人間との触れ合いでオキシトシン

人間と動物との触れ合いでオキシトシン

かわいい動物も癒やしを与えてくれる



どんなものでも安心できる対象と

信頼できる対象とその声と

そして手触り


安心できる対象の存在を感じることが
出来てオキシトシンが分泌される



このオキシトシン

もしかしたら一番の特効薬かも



安心できると出て来るオキシトシン

たっぷり出して健康で元気に





(○´∀｀○)



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