聴く4. 2022-10-24 15:52:00 | 世に棲む患者 p106…あまり話し過ぎると過去の心の傷にさわり、封印されていた辛い記憶が蘇ることによってさらに不安に陥り混乱が増す、と言う気づかいからである。
p328 2022-09-20 17:02:00 | 世に棲む患者 この本の題にもなった「世に棲む患者」は、東京病院を辞職する際に患者が明かしてくれた秘密の世界がもとになっている。題は司馬遼太郎の『世に棲む日々』のもじりであり、「働く患者」はその続編である。 次回の12ステップミーティングは…*日時*2022年9月25日(日)14:00〜16:00「12&12」のステップ12の読み合わせ 後半場所NPO法人ガジュマルの船事務所およびオンライン(zoom)
p 324 2022-09-19 11:46:00 | 世に棲む患者 治療者の間でよくいわれることだが、「治そうと思うと治るものも治らない」。治そうとする成心はすでに妄執であり、現実に治療者の眼のうつばりになり、治療を妨げるということである。 次回の12ステップミーティングは…*日時*2022年9月25日(日)14:00〜16:00「12&12」のステップ12の読み合わせ 後半場所NPO法人ガジュマルの船事務所およびオンライン(zoom)
p323 2022-09-18 10:52:00 | 世に棲む患者 うまく進行している治療的面接においては、私は、ほとんど、自分があるかなきかの存在になっており、自分がないということに対して、あやしみも不安もないのがむしろ不思議に思えるくらいである。 …これは、知覚の非常に鋭敏な状態でもある。そばで低く唸るコンピュータの音が轟音にきこえる。次回の12ステップミーティングは…*日時*2022年9月25日(日)14:00〜16:00「12&12」のステップ12の読み合わせ 後半場所NPO法人ガジュマルの船事務所およびオンライン(zoom)
p322〜323 2022-09-17 09:50:00 | 世に棲む患者 そのように慢性的にみずからを閉ざしている患者に対しては、治療者がただ静かに傍に座るというやり方がある。…中略…しかし、患者の傍らに30分坐り続ける間、さまざまの妄念が治療者の間に湧いてくる。それはら烈しい焦慮のような感覚を伴い、次第にいたたまれなくなって、何らかの用事を思いついて治療者は立ち去りたくなる。この妄念と焦慮とは、患者から直接伝わってくる感じがする。 次回の12ステップミーティングは…*日時*2022年9月25日(日)14:00〜16:00「12&12」のステップ12の読み合わせ 後半場所NPO法人ガジュマルの船事務所およびオンライン(zoom)