ママラボ➕(ぷらす)

摂食障害からの回復を目指して 月一zoomで12ステップミーティングをしています 次回は2021年9月26日

「病気への依存」

2023-03-31 10:19:00 | 治りませんように
p173
「叩け叩けっていわれたら、叩いてしまうんですけども。(幻聴に)言われた通りにすることでカタルシスがあって、なんか気持ちいいんですよね。…」
「幻聴さんや圧迫さんのいうことを聞いていると、一見つらそうなんだけど、じつはどっか気持ちいいっていうか、ほっとするっていうか、これはちょっと不思議な感じなんだよね…」

p174
「でもそうすると、せつないんでしょ」

p175
「こう、アラジンの魔法のランプみたいにね、毎日がつまらなくていやだしっていうと、『ご主人様』って、来てくれるんだよね」
「禁断の世界。なんか、世界に俺ひとりしかいなくなったみたいな」


p178
「あのー、病気のことばっか考えてんの、いやです」

…聞いた瞬間、奇妙な安堵と不安をかきたてられたのではないだろうか。

p179
「飽きればいいなあーって、思ってる…手放し、がたい、もの。…うーん、わかんない、けど、もっと無責任になりたい」

ここまで病気をやってきて、ここまで病気を考えてきたけれど、私は病気に振り回されている。それは結局、自分もまた自分を病気にしばりつけているからだろうか。依存しているということか。


p182
考えるの、いやですということばを、無責任になりたいという気分を、自分自身と切り離すことができないとわかりながら、なおかつ他者に渡したいと呼びかけること、そして他者はそのことばを、気分を、わがものとして分かち合いながら、ついには当の本人に返してゆくということ、それが「自分自身で、ともに」ということであり、…

「収穫の秋」

2023-03-30 11:22:00 | 治りませんように
p170

…仲間とと対話と交流を重ね、自分の爆発は「相手に対する怒りや訴え」ではなく、「自分の思いをうまく伝えられないというメッセージ」だったのだと気づいてゆく。


…ひとりの当事者が、当事者研究という場を通して、名前と顔を持った一人の人間としてみんなの目の前にその姿をあらわしたということであった。

「当事者研究」

2023-03-28 09:52:00 | 治りませんように
p142
結婚してくれという相手に「およしなさい」といえなかった、そのことを悔やんでいるのである。

p144
好きだっていわれたときに、この自分には「好きだっていうこころ」がない。結婚してくれと迫る女性と、それを止められない自分。ほんとはふつうの結婚をしたいのに、その思いはいつも果たされることがなく、すれちがいに終わるばかり…

p148
…ついニコニコッと「こういうぼくですけど、いいですか」といってしまうのだ。そうじゃないと野次が飛び、3回目でできたのが「こういうぼくですけども、丁寧にお断りしたい」だった。会場から拍手が送られ…

up side down

2023-03-27 19:36:00 | 日記
「生産性の向上と言われたら労働者は反対運動をしたものだ」と、「女性は先天的に保守的だと思われていた」です。

資本主義経済において生産性を上げる=儲かる、いいじゃん、って思ってたけど、本来これって資本家(雇い主)が儲かるってことで、そうするために、資本家は労働者にもっと長い時間働かせるか、賃金を下げるかしたんだね。きわめつけは、賃金が必要な人じゃなくて、機械にとって代らせてきたわけ。だから、ラダイト運動ね、わかるぞ。でもこれ今って「よーし生産性あげて働き方楽にするぞー」「会社が儲かったらたぶん給料もあがるから生産性あがるよーにもっとがんばるぞー」って当たり前に思ってた。

「女性は先天的に保守的」もびっくりした、だって、今って女性はよっぽど名誉男性にならへんかったらリベラルになるじゃん。いやでもリベラル寄りになるじゃん、女性だってだけで減点されたり昇進できんかったらさ、公平さとか平等さとか主張するじゃんね。いやーでも子を産み育てるために現状維持を求める的なのってあるってことになっとったみたいや。

ひっくり返るのが楽しい。

今日一日