この間、2歳の次男におせんべいを4枚あげたら、
「はい、どうじょ」
と2枚をパパに持っていき、
1枚は私に返してくれ、
1枚は自分で食べました。
そして
「ちょうちゃん(こうちゃん)ねんね」
と兄に申し訳なさそうに。
別のある日、公園でバナナを食べるとき、
バナナが5本ありました。
パパがいないのでわけるのは3名。
まずみんなが1本ずつ食べました。
残りの2本は「はんぶんこ」だというので
配分は彼らにおまかせしました。
「どうやって、はんぶんこするのだろう」
と私は興味深々です。
彼らはまず2本のバナナを、それぞれ「はんぶんこ」しました。
4つの固まりができました。
まずこれを3人でいっこずつとりました。
「ままどうじょ」と次男がくれたので「有難う」といただく。
「残りをどうするかなあ~」と思ってみていたら、
ふたりでごにょごにょやって、小さな固まりをさらに「はんぶんこ」して
私にくれました。
そしてさらに小さな固まりを「はんぶんこ」してふたりで食べていました。
パパがいないときは「配分」は彼らの仕事。
どうやって配分するのかが本当に面白い。注目しています。
いまのところ、彼らの「はんぶんこ」「わけあう」精神は
極めてまっとうです。
2才の次男は勿論のこと長男も割り算はできません。
しかし、割り算ができなくても「はんぶんこの精神」さえあれば、
ちゃんと仲間で、ものをわけあうことはできるのですね。
ときに喧嘩になることはあるけれど、
「はんぶんこ」の精神は、彼らの中に常にある。
「物はわけあうものだ」
そんなに意識して教えたわけではありませんが、
彼らはそれを自ら体得しました。
オトナになって、わけあうものがより複雑になり、
例えば「資源」のように膨大になったり、
例えば成果のようにデリケートになり、
利害関係がリアルでシリアスになり、死活問題になり、
さらに目にはみえにくくなっても、
「はんぶんこ」=「分け合う」
という精神を、忘れないでもらいたいです。
そして私たち自身も「わけあう」という精神を忘れないようにしよう、
そんな風に思いました。
そうすれば戦争は起こらない??
パパや私が眠るときに「とんとん」してくれる次男。
ふたりの兄弟は、誰かが困ると、何かがあると必ず
「ダイジョウブ???」とわらわらとよっていきます。
一度家出しそうになったときに
「駄目!」
とドアに立ちふさがった長男。
彼はご存知の通り、知的な障害を持ちますが、
そういう考えはきわめてまっとうです。
「衝動的に家出をしてはいけない」
(じぶんだってしたけどね・笑。500メートルくらい。)
「家族は努力して仲良く暮らすものだ」
「助け合うものだ」
ということを、たとえ知的障害を持っていても、
私の何十倍もわかっているのだとそのあと思いました。
「この子たちは偉い」と思った母でした。
有難うね。
「はい、どうじょ」
と2枚をパパに持っていき、
1枚は私に返してくれ、
1枚は自分で食べました。
そして
「ちょうちゃん(こうちゃん)ねんね」
と兄に申し訳なさそうに。
別のある日、公園でバナナを食べるとき、
バナナが5本ありました。
パパがいないのでわけるのは3名。
まずみんなが1本ずつ食べました。
残りの2本は「はんぶんこ」だというので
配分は彼らにおまかせしました。
「どうやって、はんぶんこするのだろう」
と私は興味深々です。
彼らはまず2本のバナナを、それぞれ「はんぶんこ」しました。
4つの固まりができました。
まずこれを3人でいっこずつとりました。
「ままどうじょ」と次男がくれたので「有難う」といただく。
「残りをどうするかなあ~」と思ってみていたら、
ふたりでごにょごにょやって、小さな固まりをさらに「はんぶんこ」して
私にくれました。
そしてさらに小さな固まりを「はんぶんこ」してふたりで食べていました。
パパがいないときは「配分」は彼らの仕事。
どうやって配分するのかが本当に面白い。注目しています。
いまのところ、彼らの「はんぶんこ」「わけあう」精神は
極めてまっとうです。
2才の次男は勿論のこと長男も割り算はできません。
しかし、割り算ができなくても「はんぶんこの精神」さえあれば、
ちゃんと仲間で、ものをわけあうことはできるのですね。
ときに喧嘩になることはあるけれど、
「はんぶんこ」の精神は、彼らの中に常にある。
「物はわけあうものだ」
そんなに意識して教えたわけではありませんが、
彼らはそれを自ら体得しました。
オトナになって、わけあうものがより複雑になり、
例えば「資源」のように膨大になったり、
例えば成果のようにデリケートになり、
利害関係がリアルでシリアスになり、死活問題になり、
さらに目にはみえにくくなっても、
「はんぶんこ」=「分け合う」
という精神を、忘れないでもらいたいです。
そして私たち自身も「わけあう」という精神を忘れないようにしよう、
そんな風に思いました。
そうすれば戦争は起こらない??
パパや私が眠るときに「とんとん」してくれる次男。
ふたりの兄弟は、誰かが困ると、何かがあると必ず
「ダイジョウブ???」とわらわらとよっていきます。
一度家出しそうになったときに
「駄目!」
とドアに立ちふさがった長男。
彼はご存知の通り、知的な障害を持ちますが、
そういう考えはきわめてまっとうです。
「衝動的に家出をしてはいけない」
(じぶんだってしたけどね・笑。500メートルくらい。)
「家族は努力して仲良く暮らすものだ」
「助け合うものだ」
ということを、たとえ知的障害を持っていても、
私の何十倍もわかっているのだとそのあと思いました。
「この子たちは偉い」と思った母でした。
有難うね。