風吹くままに

温泉県に暮らすマリの日常

星の子 今村夏子

2022-08-19 18:04:00 | 



新聞広告で気になって読んだ。

中学3年生のちひろの語りで物語は進む。
虚弱体質で生まれ皮膚炎も(アトピーと思われる)なかなかよくならない。
ところが父親が上司(宗教関係)から勧められた水で体を拭くとだんだん改善していった。
そこから両親は宗教にのめり込んで行く。
ちひろが物心つく前から両親は信徒。
そんな家庭で育つ少女の心情や暮らしを描いている。

今、13歳のちひろが、これからも親の宗教に違和感なく暮らしていくのか?

って、読者に思わせて終わる。

※今カルト宗教が騒がれているが(政治家との癒着が大問題)、物語はカルト宗教を描いているのでも攻撃しているのでもない。
コメント
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