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ネコ20匹を世話するため、本を書いたりバイク乗ったり。見えない世界ととその狭間を見ながら日常を生活する一人の男の物語。

南阿蘇にて

2012-10-14 22:33:14 | まるの日セッション


さて、終わってみるとあっという間だった南阿蘇でののんびりリラックスツアーだったのですが。結構初日から移動距離は半端ではありませんでしたかね。
そのへんは申し訳ない感じでしたが。ただ、「エネルギーの違い」と「土地にあるエネルギーの変化」「人の生活によるエネルギーの変化」そういう全体的なものを広い感じで把握して頂けましたら、というところで。
天孫降臨の高千穂から阿蘇近辺を「陰陽」と「人と神と、自然と」そのあたりの感じを体感していただいて。
今の自分の位置とか。これから自分の行うこと。今までやってきたこと。などについて自分なりに意識していただけたらなぁ、というところで。

今回は「リトリート」ということで少人数がいいなぁ、と思ってましたら。以外に応募されたかたが多くなりまして。
10名の皆様と車3台に便乗して移動移動の2泊3日になりました。

朝おきたら、素晴らしくいい天気で。朝日が眩しく室内に差し込んでいたのですよね。
先日一年ぶりに窓など拭いていたので、美しい日差しだな、なんか置いて写真とりたいな。

と思って選んだのがこれ。



まあ、出来のいい妖精とか天使のフィギュアあればそっち使うのですけどね。
出来のいい「ボーカロイド」のフィギュア2体を、なんとなく舞っているような感じで置いてみました。



こういう日差しは秋の一時しかないですからねぇ。猫とか居るとまた絵的にいいのですが。サロンにはニャンコ先生しかおりませんもので。

さて、お客さん来る前にこんなことして遊んでいたんですが。
今回の「南阿蘇リトリーツツアー」はまず初日はサロンに集まって、そこで阿蘇の話とか。これから行うことなどをみんなにお話しまして。早速移動です。

当初「弊立神宮行く」のと「高千穂へ行く」のと迷ってましたが。
素晴らしい晴天でしたので、「よし、高千穂に行こう」と決めて一気に移動しました。
理由は、弊立に歓迎されている人が初めてくると「雨になる」らしいのですが。
天気が良かったので「今日の方々は弊立よりも高千穂からかな」と思いまして。

まずは天孫降臨の地へと。



と言いながら、来たのは高千穂峡。
ここで「やっぱボートだよね」という事で。みんなでボートに分乗して出発です。
ちょうど男子が私も含めて4人だったので。その人たちが漕ぎ手になってましたかね。
まあ、混雑してまして。30分の制限時間で上まで行こうとしたら滝のところで行き来する船に挟まれてしまって。
結局滝の近くで右往左往しておりました。
やっぱり天気いいとボートも多いですね。水も綺麗で底にいる魚もハッキリと見えまして。
すっかり水遊びに興じておりましたか。
昨年モンロー研に行って以来水面を見ながらのボートでしたので、それなりに楽しかったですね。もう少しゆっくり漕ぎたかったところではありますが。



そして、次は弊立に行く前に「九州のグランドキャニオン」蘇陽峡、に足を運んでちょっと「どの当たりがグランドキャニオンか」を見てみましたが。

ここはついで、でしたが阿蘇の溶岩大地のでき方とか、自然の中にある力の動きを感じるにはいいかな、と思いまして。来月には美しい紅葉が見られるかな、というところですので。興味のある方はいかれてみてくださいね。自販機もなにもない展望所なので。飲み物は別に持って行ってください。

実は高千穂も蘇陽峡も妻と結婚する前に行ったっきりでしたので。十数年ぶりに足を運んだ地でしたが、あまり変化はなかったですね。
人は10年というと結構年を重ねますが。
自然というのは10年たってもそれ程変化しないのだな、と思ってしまいましたかね。

そして、そういう自然の動きを見たあとは「人の、神のエネルギー」ということで弊立へと行きまして。そこでは下にある龍神の池にて、参加者の方はタオライアーの演奏をバックにそこで湧いている水を飲んだりしておりました。
ライアーを背負って山道を歩くので。まさに「修行」な感じでしたね。
亀仙人の最初の甲羅背負っている感じですか。

そしてその日は「マグマ食堂」にて食事、地元の温泉にて入浴。お宿に入ってワーク。
という流れになりました。酒盛りをする事もなく皆さん睡眠。いきなり移動でしたからねぇ。
で、翌日は地元野菜と地元のパン屋さんのパンと。オイシイゆで卵などに、うまい塩をかけていただきまして。ドレッシングもマヨネーズも無しでサンドイッチがオリーブオイルと天然塩のみ、という感じでしたけど美味しい朝食を腹いっぱい食べて。
朝から移動開始という感じです。

この日は最初、阿蘇を切り開いた神様、タケイワタツノミコトのいる阿蘇神社へ
で、阿蘇神社におりますタケイワタツノミコト、は神武天皇の皇子でして。まあ、いろいろと古事記的な流れ、つながりのある関係なんです。
タケイワタツノミコトの話は古事記にものってないので地方限定の話っぽくなってますが。
その神話のスケールの大きさは雄大で。
ガンバスター並みの巨大さで阿蘇を切り開いております。
湖であった阿蘇を蹴破り、阿蘇都媛をめとったあとには山作って身重の体を隠したとか。
地元の人が困っていたらコメを山積みにして。それが「米塚」として現在も残っているとか。俵山はその米塚用の米俵が置いてあったところとか。
まあ、スケールでかいです。熊本の地名各所はこの夫婦かうろうろしていった跡とも言われるくらい。
興味のある方は阿蘇神社とかの話読んでくださいね。

その道中、立ち寄ったコンビニで空をみると早速彩雲がお出迎え。
みんなで太陽に手をかざしていたので傍から見ると「すっごい変な人たち」に見えていた事だろうな。と思っておりましたが。
でもそうやってでも見る価値あるものでしたね。初めて彩雲を見た方もいて。
幸先のいい出だしでした。



阿蘇神社に到着して、まずは縁結びの木を独身の方々は回って良縁を引き寄せて。



そして神社の境内をぶらぶらしていると、またもや彩雲。
そこで皆さんで盛り上がって「彩雲出とるでとる」「オパールみたい」とか盛り上がっていると、そこにいた人も「何事か?」と一緒に空見上げていたりしましたが。

阿蘇神社で2回目の彩雲ゲットです。



門の横にはこういう剣も飾ってあって。



実は何度も阿蘇神社来ているのに、これをちゃんと見たのは初めてだったりしますが。
案外、地元だとそういうモンかもしれませんね。

次は阿蘇山火口へと向かいます。阿蘇神社は人と神の結びつきを得る感じで。どちらかというと陽、そして人の中で成功を得る。人と人とのつながりを良くして行く感じ?そういうエネルギーの場所で。そこと対をなすように作られている南阿蘇の神社は自然の神と人の結びつきを感じる場所で。
その真ん中にあるのは火口なんですね。神社がそういう配置になっているのです。
なので、陰陽のバランスを取るところ、ということで火口に行こうとしたら火山ガスの規制中。
しょうがないので、この日は草千里に行ってぶらぶら散策です。

そこで馬に乗る人たちと、歩く人たちとに分かれて。



まるで外国の一風景みたいですが、日本です。意外と寒いので服装が冬っぽくなってますけどね。




ここでもまた彩雲が見えて来て。
彩雲3個目。




草千里の中央にある丘に登って空を見ると、また彩雲が出ていたのですね。今度は薄い雲が下に出ていて。ここでまた盛り上がって。
彩雲4個目



草千里の横にあるレストハウスにて食事をして。
そこから南阿蘇へと下っていきます。次の目的地は阿蘇神社と対をなす、陰の、そして自然のなかにある意識を感じやすい。その神社へと移動です。

しかし、その途中で私が「ここで写真でも」と思った場所で車止めてみたら。そこにまたタイミングよく彩雲がでてきまして。
彩雲5個目です。これはタイミングを数分逃すと見逃すくらいの絶妙なタイミングで。またもや「幸先のいい出来事だ」と皆で盛り上がっておりましたが。
いくら私でも、一日のうちに彩雲を5回見たのは初めてでしたね。
そういう貴重な体験もしつつ、次回。「風の丘にてライアー演奏」の話に入りたいと思います。



ちょっとジャケット写真みたいでしょう?
ここがまた、結構すごいとこなんです。
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5 コメント

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Unknown (念仏者)
2012-10-15 00:08:46
阿蘇神社の良縁の木は御利益信仰になるんじゃないでしょうか。いけませんね、最近、御利益ガイドブックとか安易に出てますが、神様に願いを叶えて
もらっても、後でツケを払わなければなりません。

御利益信仰とは、神様に借金をして、お金(御利益)を受け取る事と考えてください。借りたお金ですから、後で返さなければなりません。ちなみに
テーラワーダでは一切、行いませんよ。
返信する
まるの日さん、こんにちは。 (りんパパ)
2012-10-15 06:20:16
 まさに、秋晴れのこれ以上言いようのないお天気ですね。

 彩雲も現れて、まるで、祝福されているようですね。

 参加された皆様も、良い経験をなされたのではないでしょうか。
返信する
おはようございます♪ (ちゅらうみ)
2012-10-15 10:35:01
まるさんはじめ、参加された皆様がやさしく素敵な方ばかりでとても楽しく幸せな3日間でした!

それぞれの場所のエネルギーを感じながら、「バランスをとる」ということはこういうことなのかな、ということがうっすら掴めたように思います。

馬に乗ったこと、まるさまとボートの乗れたことが、わたしにとっては大きな意味がありました!笑
どこへ行っても彩雲があらわれて、通りすがりの人までも同じように手をかざしだしたのが、おもしろかったですね。笑

またリトリートツアー参加したいです!
今度は屋久島ですか?笑

返信する
>某議論好きさん (ヒサミツ)
2012-10-17 01:02:24
梵天とかはいると思ってるんじゃないでしょうか?
返信する
たしかに。梵天とかでてきますね。 (某議論好き)
2012-10-18 05:35:25
これはたとえ話ですが。

バラモン教徒をサンタクロースを信じる子供だとしましょう。
いい子はサンタにプレゼントをもらえるし、
わるい子はサンタにプレゼントをもらえない。
そう固く信じて(あるいは信じさせて)いました。

プレゼントが平等に配られないことに不満を抱いたある賢い子供が言いました。
「本当はサンタなんていないんだよ」と。

梵天という存在を肯定するということは、
バラモン教に逆戻りし、
釈迦の教えを否定していると思うのですが、
どう思いますか?
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