南阿蘇から広島へ移動と、いざという時のメッセージ受け取り方の一例

天気も回復し、電気も１０時前には回復し、水も使えるようになって出発前にライフラインが戻ったのがホッとしましたが。
現在、地元では多くの方が被災に遭われても、お仕事を再開されておりまして。
コープの人とか、ヤクルトの人とか、配達もいつも通りに来られて頭の下がる思いです。家の方はまだ片付いてなかったり、余震がきたり水がとまったりと、ライフラインが十分復活してない状況でも、お仕事はあるものです。

よく、自分の本当にしたい仕事が無いと言う方も居ますが。
今やっている仕事が、まわり回って人の役に立つのですし、こういう状況ほど普通の仕事がより重要だったりしますね。

ということで、僕も今日は明日からの広島ワークショップを行うべく家の片付けを一旦置いておいて、広島入りを果たしましたが。
家に帰ったらじゃんじゃんするつもりですよ。

今回初めて陸路をMINIで走って来ました。

通常であれば普通に走って5時間くらいの距離ですが、まず道路が寸断されているので、亀裂や壊れた路面で荒れた道を通って南阿蘇からグリーンロード通って西原に抜けるとこから始まり。
道路が歪んでたり壊れた家屋が並ぶ中所在無げに佇む犬なんかを見つつ、今回は菊池方向から植木インターへ入ることに。
何となく、ヨコハマ買い出し紀行の風景が脳裏をよぎりつつ。

西原を抜け、菊池に入るとほとんど被害の状況を感じられず、震源地から離れるとこんなものなのかなという感じです。我が家の近所の方がまだ被害がある感じ。

で、まずそこまでで2時間。
普通の倍かかってます。

あとは高速をひた走って広島入りを果たした次第です。トータル6時間チョイできてますね。
途中、警察車両、自衛隊の車両など災害援助のための車が走っていて、熊本のために全国的に動いてもらっているのだなと思うと、頭が下がる思いです。
広島、島根、他にも大阪とかたくさんの地域から集まっていただいているのですよね。
南阿蘇の県営野外演劇場アスペクタには、自衛隊の車両が怪獣映画のワンシーンのように整然と並んでいて、統率された国家規模の組織というのはこういう時に大切だと感じるところです。



関門海峡を眺め、しばし九州と別れ。

道中は藤の花と新緑の続く風景に癒されながらひたすら走って来ましたが、シートをレカロに変えているので長距離走っても全く疲れません。
やはり、レカロはお高いだけあります。

で、高速降りて広島に入ると
広島は路面電車が走っているので熊本市内と走行感覚が似てまして、そこまで運転に困った事はありませんでしたが、熊本市内と同じく面倒でした。

無事に到着してますので、明日からのワークショップは万全です。



広島に入ると、マツダ車が異常に増えるのと、カープが町中に溢れているのが特徴ですね。

で、今回なぜに車で来たかというと、公共交通機関がほぼ機能してなくて当てにならないのと、何かあった際に直ぐに帰れるように、という意味合いもあります。
乗り継いで9時間くらいかければ来れないこともなかったのですが(高速バスが復活しても、高速を走れないので熊本から博多駅まで5時間かかりますんで)、また余震で今度は別のとこが止まったりしたら帰れなくなりますからね。

一応、そういう緊急事態も考えつつですが、多分何も無いとは思います。

そんなんこんなですが、ちょっと地震の時などのガイドメッセージ的受け取り方の一例書いておきます。


前回東京から帰ってくる時に、大分で家と近所用の物資を買い物してた時、妙にペットケージが気になったのです。
何時もなら「今は要らんし」でスルーするものですが。こういう緊急事態のカンが冴えている時はその「何となく気になる」ものを重視した方がいい事は経験上知っていますので。
荷物になるし邪魔になりますが一つ追加購入した次第。

なぜに自分がコレを気にしたのか。

買い物をしつつガイドに心の中で問うと、我が家の猫が震災後に病気になるような印象が感じられまして。
その時は、リリィが3日くらい飲まず食わずで隠れていると聞いていたので、もしかしたらリリィ用かな。
と思っていたのですが。

リリィは僕が帰ってからは妻の強制給餌の甲斐もあって普通にご飯食って人の膝の上で寝るくらいになってたので。

今回は、カンが外れたかな？
と思ってましたら、たぬ息子が地震のストレスとか急な寒さで風邪をひきまして。
今日は妻がその子を山道越えて、病院に連れて行きました。

やはり、震災のストレスで病気になる猫がいた、ということでしたが。

無意識、カンの領域情報は当たっていて。
あとで現状の情報から「リリィかもしれない」と僕が思ったのは自我からの声だったので外れていた、ということになります。

無意識から、カンで感じること、方向性を決めたら、あとは流れを観察していく必要がありまして。
自我で考えた情報は参考程度にしておいた方がいいということですね。

普段リーディングする時はこの自我をなくした状態を作ってやりますが、買い物とか普通の日常の中では自我と無意識が常に張り合っています。
行動しながらガイドメッセージを受け取る時は、恐れからのカンではなくて。何となく気になるもの、それを大切にして下さい。
今回の地震で、僕はそれをかなり強く感じているところです。

今回必要になったもの、役立っているものは、何となく必要があると思ったもの、が大抵そうでした。

色々な情報がありますが、自分のハートとガイドのメッセージを素直に受け取っているといい感じに行けますよ。

土地選びから、家の業者さんまで、そこからスタートしていた気がします。



そんな我が家のデッキでは、たぬたぬが日向ぼっこしておりました。

たぬ息子の方は、これまた妻の強制給餌が功を奏して昨日より調子は戻ってましたが、病院で治療を受けて今は家でゆっくりしているようです。

何かあると妻は強制給餌をしますが。これも、以前飼っていたチャボ兄弟の時代からの経験が生きておりまして。
なんでも、繋がっているものだとつくづく思うものです。