ライダーの朝は早い
朝日が昇る頃には目が覚める。今日は朝から峠を走るつもりだからだ。
楽しいことを考えていると朝が早くなるのは、小学生の時から変わらない。
コーヒーは道中休憩の時に飲むことにして、水を1杯飲みながら少し肌寒い高原の朝、薪ストーブに火を入れる。
最初は小さな火が、薪に燃え移るまで確認し少し下がった家の温度を上げておく。
高原の空気と、山の上の空気は全く異なる。今ちょうどいいジャケットを選んでも上では寒くてたまらない、ということがよくあるのだ。
今日は100kmほど峠を走る予定、体が冷えては午後の仕事に影響が出てしまう。
朝食も食べない。
バイクに乗っているときは、腹がそこまで減らない。
腹がどうしても減ったら、途中で購入すればいい。今の時代、コンビニがどこにでもあるのでそんな手抜きができてしまう。
今日のジャケットは学生時代からバイクに乗る時に着ている革のジャンパー。
本来はバイク用ではないのだが、防風性、防寒性、防御力において適切なので学生時代からの愛用品、もう20年以上前のものになる。
ただ、欠点は襟元が閉まらないため山を走ると寒くてたまらない。
今の時期滅多に使わないマフラーを首に巻いて、革ジャンを着込む。
この年になると安全性、というのも考えるので革ジャンの下にはコミネの胸部ガードを身につける。
学生時代と違うのは安全性、生存確率を上げる、というのを考え始めたことだろうか。
なので、膝と腰にパットの入ったライディングジーンズを身につける。
個人的に、安全性の高いと思っているAraiのヘルメットと先日購入した革のライディンググローブ。今日はこの新調したグローブの具合を見るためのツーリングでもあるのだ。
シートバックをバイクに装着。最近のは簡単に取り付け取り外しができるので便利だ。
この中には今回はパンク修理剤を入れておく。
今回は走りを楽しむため、カメラ、GoProは持ち歩かない。
動画を撮影していると、走りではなく撮影のほうに気持ちがむいて純粋に峠とのコミュニケーションができなくなる。
まだ新しいCB400スーパーフォアと峠を走る機会が少ないため、走りを楽しむときはそれに集中したいと思う。
レッグバックを足に装着。これにスマホを入れておく。カメラを持ち歩かないので、取り出しやすいところにスマホを入れておき、これで道中を撮影していくつもりだ。
バイクを引っ張り出してエンジンをかける。
昔のキャブ車では調整が必要で、こういう朝早いときはアイドリングが整うまで時間がかかったものだが、最新のフューエルインジェクションのエンジンはすぐ気温に合わせた燃焼をおこしていく。
この辺はすぐに走りたい人間にとっては便利になったと思うところだ。
す太くなったエンジン音を響かせ、朝もやの谷へ走りだす。
早朝は車も少なく快適なペースで走ることができるし、虫がいないので助かる。
長い直線を一人走っていると、むこうからバイクのライトが近づいてくるのが見えた。
自分と同じように、早朝から走っているもの好きなのか、長旅をしているツーリングライダーなのか。
次第に相手の姿が視認できる距離に近づいたとき、合図を送ったわけでもないのに同時に左手を高く上げ、挨拶をする。
一瞬、誰ともわからない、ただバイクに乗っているというだけの相手と気持ちが通じた気がした。
この一瞬の感覚がたまらない。
バックミラーにテールランプが映り、朝もやの中にそのまま消えていく。
これから走る峠には、さらに多くのライダーが走っているだろう。
今日は何人とヤエーができるだろうか。
・・・・・・・
ちょっと小説風な書き出しで書いてみましたが。
まぁ朝起きて、猫にエサやって、ゴミ捨てて、んでバイクに乗ったのは朝7時くらいでしょうか。
新しいグローブを試しに、というのもありますが。朝っぱらから走っているライダーとかおるんかね?
という興味もありまして早速調査にいってきたところですよ。
最初は前回の三愛レストハウス目標の、阿蘇山超えて帰って来るルートを想定していたのですが。
阿蘇山が想定以上に人が多いらしく、朝10時くらい(三愛いって帰って来るとそれくらいになる)に走ると渋滞に巻き込まれそうな気がしたので、先に阿蘇山へ向かいます。
今回のルートは写真と走った地図を合わせて載せていきますね。
まず九州
そして熊本、阿蘇山の位置関係はこういう感じ
本州に住んでる人にはわかりにくいと思いましたのでここから説明。
で、南阿蘇村から阿蘇山火口方向へ走り出します。
朝もやの中、バイクが結構いまして先に書いたようなことを実際やってました。
阿蘇、いいですよ、こう車の隙間からヤエーするのではなくて、遠くから近づいてくる相手をみながら「いつ手をあげるか」とかそんなワクワク感もあります。
通称吉田線にもいいコーナーがたくさんあります。こういう景色の中を走るのですけど
リアに荷重を掛けて、コーナーリングのテクニックをいろいろと試しながら登っていきます。
早朝なのに荷物を多く積んだバイクとかが多かったですね。
途中、景色がいいところで止めて撮影。
牛も早朝は元気に動きまわっているので、牛馬見るなら朝ですよ。
昼になるとみんな物陰に移動したりします。
阿蘇火口方向には行かず、草千里方向に進みます。
ここで噴煙をバックに一枚。
反対側はこういう直線。
この道も日本離れしてて最高です。
そのあとパノラマラインへと入り、阿蘇市側へと抜けていきます。
地図はこういう感じ
遅い車が前にいたので、バイクを止めて米塚などを撮影。
途中、阿蘇谷に靄がかかっていたので雲海っぽくなってました。
そこでも撮影して。
阿蘇山に登るとヤエー率が格段に上がりますので、すれ違うツーリングライダーたちにシュタッと手を上げてすれ違ってました。
で、以前アメリカンライダーが列をなして止めた上に春日部ナンバーのミニバンが道をふさいだという話をブログに書いてましたところにくると、牛馬がわんさか。
もちろん、こういうとこには観光客が車止めて写真撮影タイムになっているので注意が必要。
まるで向こうが海みたいに見えますね。
今回は途中でガソリンを入れるためセルフスタンドに入ると
セルフに来たことないやろうという人たちがわんさか満員でちょっと待つことに。
というか、その軽自動車にハイオクいれるのかおじいさん!とか
ガソリン入れるやつ振り回したらいかんが、奥さん!とか
ガソリン入れ終わったのに、何悠長に車磨いとんねん!ミニバンとか
普段見ることのできない、「なにこの人たち」というたまにしか車に乗りませんという感じの方がたむろってて面白かったです。
で、なぜか同じぞろ目をよく目にしたり、岐阜ナンバーの車に峠を遮られることが多かったり。
岐阜にはカーブがないのか?
と思うくらい、すっごい慎重な運転する人とばかり遭遇してしまいました。
で、全国的に「走ってみたい絶景ロード」として選ばれたりする「やまなみハイウェイ」へと進みます。
まず地震でこわれた城山展望所のほうが再建されてたりしましたが、僕は看板前で写真とったり。
女性のSR乗りがおっさんライダーに迷惑そうに話掛けられているのを横目に風景を撮影したり。
バイクの数のほうが多いので、普通に走っててもいつのまにかマスツーになっていて。
すれ違うバイクからは手を振られまくるので返していきながら。
たまに、コーナーで手を振る人がいるので危ないので止めましょう。
いや、きたら返しますけどね。
あと、車運転する人。
慣れてない人に多いのですが、コーナーの入り口で道を譲るのはやめてほしいです。
もう何回もあります。
対向車きたら死にますんで、譲る時は直線、前方が開けている、などを確認してからお願いします。
で、今日もそれがありました。
譲ってくれた人には、手を上げて挨拶しながら追い越します。
ほら、ライダーに悪い印象持って欲しくないじゃないですか。
それに、そういう経験があると、次も気持ち良く別のライダーに道を譲ってくれる人になってくれますし。
そんなこんな、三愛レストハウスまで一気に走ります。
途中写真がないのは、道があまりにもいいのでバイク止めたくないんですよね。
ひたすら「走りたい」と思う道がそこにある、という世界です。
一度、やまなみハイウェイに来てみてくださいね。
三愛レストハウスでは、インセクトアタックによって汚れたシールドを磨いて。
人が多いのでライダー垢のほうのツイッターでつぶやいてから特になにもせず引き返すことに。
帰りは車が増えてきましたね。
コーヒーが飲みたくなったので、僕の秘密の休憩場所に足を運び缶コーヒータイム。
いや、ここだれもおらんのでいいんですよ。
予約制のお店のみで自販機が動いておりまして。
しかも、下を走る車やバイクを眺めながらカンコーヒーを飲むことができるというところ。
少し入ったとこなので、初めて走る人にはわかりにくとこですが、
なんども走っている人にはわかる場所かもしれませんね、ここは以前勤めていた会社の課長がスズキのハヤブサ乗りで、良くこの場所でコーヒー飲みながら走っていく車を眺めているという話を聞いたので、僕もここを愛用させていただいてます。
で、帰りは遅い車がいて、その後ろを長岡ナンバーの大型バイク集団が7台くらいいて。その最後尾を僕が走るというマスツー状態で戻ることに。
長岡ってどこ?
と思いながらずーっと後ろを走ってましたが。
ホンダのゴールドウィング、ハーレー、BMWとお高いバイクのフルパニア軍団という感じでしたんで、割と年配の方々かもしれませんね。
こういう後ろをついていくと、阿蘇の雄大な景色の中をバイクが並んで走っているという、とてもいい絵が見られるのでゆっくり走ってても好きですね。
そのあと、阿蘇山ルートは確実に混むので空いている箱石峠ルートへ。
ちなみに、箱石峠には「箱石」という開けたらなんか出てくる封印されたものがありまして。いや、箱っぽい石ってことで阿蘇の伝承にも残っているんですけど、修行僧が経典をしまっている?かなにかで、祈ると岩が開いてそれを手にすることができるみたいな話がありました(うろ覚えなので違うかもしれませんが)
聖典を収めた聖櫃ですよ。まるでファンタジーですよね。
ですが、それ撮影したいんですけど車やバイク止めるとこが近くにないため、未だに現物の写真がないとこです。
峠からはすぐ横に根子岳、奥に高岳と噴煙が見えています。
ここを通って村に帰りまして、走行距離は130kmくらいになりました。
10時頃に家に帰り着いて、そこからなんか食べて仕事して、というのが今日の1日になります。
昨日まであの世の話書いてたので、今日は超現実的な話だけを書いてみましたが。
興味ない人には全く関係ない話題ですね。まあこういう世界もありますよということです。
明日はいつものパターンに戻りますね。
今日は6月の東京と神戸の夜会募集開始してますので、興味あるかたは前の記事読んでくださいね。
【現在募集中のワークショプ】
・2019年6月16日 「神戸 リラクゼーションにより、第六感をあげるワークショップ(水素吸引もあり)」
https://blog.goo.ne.jp/marunohi/e/7b3f61fa07a6e4e9e439db1b352585a0
・東京2019年 6月3日 第六感を育てるワークショップ 平日版
https://blog.goo.ne.jp/marunohi/e/1d3b7561a4132558b725f6660b5cd619
・広島 5月12日 「 アトランティス過去生解放 ワークショップ
https://blog.goo.ne.jp/marunohi/e/8f3b829ce5a95d8f8f644c9950786f5f
・広島 5月11日 新時代を生きるための、半霊半物質講座
https://blog.goo.ne.jp/marunohi/e/2b34d47d9236d4f7ff507030f6b9dc12
【ヘミシンク質問箱&ルリカさんに聞く!そして、「真名圭史に問う」、「宇宙人に聞く?」、「狐に聞く」コーナーへの質問募集中】
ブログでお答えさせていただく、質問コーナーになります。
gooの仕様が変わりましたので、スマホ、タブレットから見ている方はご注意ください。
まず、表示画面を「PC版」に変更してから、
ヘミシンク関連の話を聞きたい場合はコメントのタイトルに「ヘミシンク質問箱」とご記入の上、コメント欄のほうへご質問入れてください。
ちょっぴりSなお答えやら、向こうの世界の存在的視点で聞いてみたいことは「ルリカさんに聞く」。「真名圭史に質問してみたいが」という個人的に意見を聞いてみたい場合は「真名圭史に問う」、宇宙人からの視点で物事を伺いたい時は「宇宙人に聞く」とコメント欄のタイトルにご記入の上ご質問のほうよろしくお願いします。狐のばあいは、動物のあの世の話から、日常トークまでなんでも。
おいしいお菓子のレシピから、宇宙創世の話まで幅広くお答えさせていただきますが。
同じ質問が幾つもくると僕もだんだん困るので。質問されるまえに、下のバナーからリンクつながってます「ヘミシンク質問箱」やブログのカテゴリーで分けてますので「ルリカさんに聞く」「宇宙人に聞く」「狐に聞く」などのとこ読んでいただけると助かります。
「ヘミシンク質問箱 まとめサイト」を作っていただきまして。こちらのほうが参考にしやすいかと思います。
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まるの 日圭,松村潔 | |
中央公論新社 |
連休もあと三日です。
阿蘇は、まだ、朝晩寒いのですか。
ストーブを入れるほどなので、寒いのでしょうね。
その寒さの中、まるの日ライダーは、さっそうと阿蘇を走り回るのですね。
昔、漫画で私の好きな作品に、「750ライダー」というのがありました。
高校生なのに、750に乗って、ノーヘルで駆け巡るマンガですが、私は好きでしたね。
まだその当時、昭和40年代の初めごろ、ノーヘルでもよかったのですかね。
今なら、すぐに、マスコミで問題になりますね。
この箱石に行者僧が家内、牛馬安全のお経の本を入れており、お祈りをすると石の間が開き、お経の本が取り出せたそうです。
ここに説明と写真が載ってました。
https://s.webry.info/sp/flower-k.at.webry.info/201204/article_46.html
阿蘇には「阿蘇八石伝説」というのあって、八石は鏡石、箱石、疣石、鷲の石、鼻ぐり石、的石、鏡石、硯石だそうです。