まるの日<へミシンクとミディアムな暮らし> まるの日圭(真名圭史)の公式サイト

ネコ20匹を世話するため、本を書いたりバイク乗ったり。見えない世界ととその狭間を見ながら日常を生活する一人の男の物語。

囚われの世界の話続き

2013-10-10 20:48:23 | 『日常』

ご要望もありましたので、今日は昨日の続きということで。
いきなりスタートします

まるの日圭 レトリーバル小説<その2>

その囚われた世界は無人だった。
どこの場所に入っても広い空間と、荘厳なイメージのある壁画と窓から差し込む光
それだけがある世界でした。

「この世界で人がいないのは何故?」

「人は、人の姿をしていないと人ではないのかい?」

「普通、僕達は人の意識を受け取って、それを自分で受け取りやすい形に変えてから、その存在を受け入れたり、理解したりするけど。
ここにはその、受け取る個人の意識すらも感じられないじゃないか。」

「個人の意識、とは、ではどこまでの範囲のことだろうか?」

「個人といえば、僕達みたいな個人でしょう」

「そうかな?個人といっても、君たちには細胞があって、それも意識を持っている。
君のいう個人は、君が個人だと思い込んでいる姿であるのではないかな?」

「思い込みでも、個人は個人でしょう。その思い込みの意識が、こういう世界にとどまっているんじゃないんですか?」

「君の認識ではそうなのだろうね。でもね、ここの人達は君の認識ではないところで、意識を作り上げているのだよ。個人の意識が集まって、それが集合意識となってこの世界を作り上げている。
君のいう個人の意識である必要がないくらい、この世界を作ること、この世界に意識を囚われさせることだけを維持している人達なのだよ」

「僕にはその人達と接触することはできないのですか?」

「この場にいるだけで、君はすでに接触しているじゃないか。気配、感覚、感情、
君のもっと精妙な部分はそれをすでに感じているはず。そろそろ、その感覚を受け入れてみてはどうだろうか」

「そうは言われてもねぇ、囚われている世界にいる人が認識できず。その世界自体が囚われた人の集合意識なのです。と言われると、なんか微妙なんですけど」

「囚われた世界を構築しているものは、人の意識。そこに人の姿がなくても、「囚われた世界」が存在しているのであれば、やはりそこには人の意識が集まって、囚われているのだよ。
君が望む姿に見えてなくてもね」

「そう言われると、そうですか。としか言いようはありませんけど。
で、その人の意識の集まりでできたこの世界、なんでこういう世界が必要なんですか?
誰もいないなら、存在してなくてもいいはずなのですが?」

「さっきも言ったように、ここは人の意識が作り出している世界だ、そこに個人として存在している意識の認識がなくても、人の意識が集まって作られている世界だ。
ここでは個人でいる必要すら存在しないくらい、純粋に意識が集まっているところなのだからね。
純粋な信仰、ただそれだけの意識がここに残り、この世界を維持している。
人の持つ「純粋な信仰心」がこの世界を「形」として保っているし。この世界があるから、今の世界の信仰が成り立っているところでもある」

「囚われた世界の存在は信者の意識で作られているのは、いくつか見てきたことありますけど。
ここはそんな、生きている人とのつながりを感じられないくらい、人の意識を感じない場所なんですけど。ここは現実の世界の人とのつながりってそもそもあるんですか?」

「もちろん、あるから存在しているのだからね」

「例えば、どういう感じで?」

「ここはキリスト教の初期の人たちの意識が集まっている場所、それは純粋な意識であり、政治や人の都合で解釈されていく前の状態。

この世界につながることで、多くの人は信仰を持ち、現実の世界で神を感じ生きる糧としてきた。
それによって、自分の信仰するものを信じ、そして自分自信を信じられるようになる。

そこから、世界を動かす人が出てくる。
自分に自信があるから。この宗教を広めないといけない、とか
自信があるから、政治を掌握して自分が世界をまとめる、とか。

世界を動かすことができたのは、この囚われた世界につながる人たちが居たからであって。
もしもこの世界が存在していなかったら、今の君たちの世界は存在していないのだから」

「でも、考えようによっては、この世界があって、つながって変な自信つけた人たちが侵略しまくった、ということもいえるでしょうに」

「それは「結果」としてみたらそう見えるだけ。人が動くには強い意識の方向性が必要になる。
君のいう、その侵略があって、侵略者が好き放題やってきた世界の上に君たちの今が存在している。侵略してきた人達を否定することは、今の君たちの存在自体を否定することにもなるが。
そういういい方のほうが、しっくりくるかな?」

「僕がいうのは、もっと平和にへんかもできたんじゃないの?ってこと」

「動くには動機が必要になるだろう?その動機とはなんだい?
食べ物が不足するから、畑を作る。
獲物が逃げるから、檻を作る。
早く移動したいから、馬を使う。
動機があると、人は何かの自由を奪う行動に出てしまうだろう?
植物の自由を奪い、動物の自由を奪い。
人間同士の自由も結果的に奪っていく。
そのなかで摩擦というのは常に生じていくものだ。その摩擦が大きくなった姿が君のいう侵略というものでもあるだろう。
畑を作って作物を植えるのと、侵略は基本の部分は同じなのだよ。それに「平和的」とか理由をつけているのは君たちの価値基準の話だ」

「相変わらず、こっちの人は言い回しが容赦ないですな」

「君がそういう言い方を期待するから、合わせて話しているだけだよ。もっとソフトな言い回しが好みかな?」

「いや、別にそれくらいもう慣れているから別にいいですけど。
話を戻していくと、この囚われた世界が原因で現実世界に災厄が起こっているのではないってこと?」

「この世界が原因だったらどうする?」

「消してみる」

「君には消せないよ」

「どうしてですか?」

「この世界は、すでに君のアイデンティティを構成する深い部分にあるものだから。
積み木の中の、一番土台にある木片とも言える。
これをいきなり消したら、君は崩壊していくだろうね。
君だけじゃない。ここにつながっているあらゆる人たちの「個人」が崩壊していくことだろう」

「もしも、そうなったら?」

「今の世界で個人が個人でなくなったらどうなるだろうね。
個人の持っている情報だと思っていたものが、実はほかの人の情報であることに気づいたときに、人はどういうふうに思うだろうか?
君たちが自分だと思っていたものが、多数の人の断片だと気づいたときにどうなるだろうか?
思った瞬間、ほかの人と意識を共有している状態を、どういうふうに思えるだろうか?」

「耐えられないでしょうね。一瞬で意識が全て共有されるって、どういう状態かよくわかりませんけど。インターネットで一気に複数のページにアクセスしているようなもんでしょう?」

「君たちが「個人」として存在するために必要な部分が、この信念体型領域、と君らがいう場所には存在している。
君たちは多くの価値観、情報の断片を集めて個人というものを認識しているが、それを集めて止めているもの。それが、この領域には存在している。
君たちが自分でこの世界を探索しているのは、自分の「個人」を構築している意識の世界を、裏側から見ているようなものなのだから。
今までの過去世からの情報、別の時空からの情報、君、を構築している全ての情報、
その裏には、それらをまとめているポイントがいくつもあって。
そのポイントは複数の人々が共有をしている場所でもある。

それが、君たちのいう「信念体系領域」でもあるのだよ」

「え、じゃあ、そういう世界を消してしまったら、どうなるの?」

「さっき言ったのと同じようになるさ」

「自分の囚われた世界は、自分で消すことは不可能?」

「それに関わる全ての人が「許可」したら可能ではある。それを実際に行っている者もいるから、不可能なことではないよ」

「どうやって?」

「ある特定の宗教や精神的な指導者になって。自分に賛同する人たち、同調する人を集めて意識をみんなで変えてみると、この領域は消えていくことになるだろう」

「それって、スピリチュアルなワークとかも入るのですか?」

「君がやっているのも、そういう意味なのだよ。意識を共有している者同士があつまって、そこで囚われている意識を開放していくことで。
このような信念体系領域を一つ一つ開放していることもある
気づいてないだろう?」

「そこまで見てやってはおりませんでしたね」

「そうやって、スピリチュアルな方向に意識の向く人々は、共通の囚われた世界観を持っているからそちらに意識が向くのだよ。
そして、開放出来る部分はそうやって開放している。
でも、今のこの場所にように、開放できない場所も存在している」

「人がアクセスしすぎているところは難しいということですか」

「それもあるが、この場所が存在している意味を、見せてあげようか」

と言われて、カルトさんが僕の持っていたエロフィギュア(真面目な話しながら、こんなのをずーっと手に持っていたのですが)を手に取りましてひとつの洞窟の中へと入っていきます。

その中は広い集会場のようになっていて、
丸い天井がくり抜かれて、そこにイエスの肖像と、
天井に開けられた無数の窓から差し込む光。

それが幾重にも光と影を作り出し、その空間は荘厳な空気感に覆われています。

その中央には天井の窓から光がまっすぐ差し込む部分があって。そこには一つ小さな石のテーブルが置いてあるのです。

そして、カルトさんはそこにミシェルから僕が手渡された天使の(エロ)フィギュアを置きます。

神々しい場所に置かれると、そのフィギュアはまるで神像にでもなったかのように、急に見え方も変化していきまして。
美しい光の中で輝くさまは本物の天使のように見えてきます。
そもそも、本物って見たことないんですけどね。

「なぜこの領域が必要なのか。それは、生きている人にとっては精妙なエネルギーは受け取りにくいのだよ。ここよりも高い領域にあるエネルギーは薄く、希薄で。
地上へと届くまえに人々の意識によって跳ね返されてしまう。
そこで、この領域は高次寄りの精妙なエネルギーをここで一旦濃いものに変換して。
そして、地上の関わりのある者たちのところへとつなげる役割を持っている。

君たちの所で言う、変圧施設のようなものだよ」

「変電所みたいなところってことですか」

「そうだね、波長を調整して、地上の人に近くして行くための場所。
だから、ここには人が居ない。個人としての意識をここにはとどめていない」

「そこが疑問なんですよ」

「最初は、個人という概念がここには存在していて。それぞれの意識が変圧器のような役割を示していたのだが。
次第に、本体の囚われた意識の部分は次第に開放されていくことになる。
上からのエネルギーが常に降りて来るから。その波長に常にさらされていると、とらわれていた部分は開放され、いわゆるここから上の領域へとシフトしていく」

「それやったら、この世界を囚われさせている意識自体がなくなるから。この世界自体がなくなるのでは?」

「意識のとらわれていた部分は開放される。しかし、とらわれていない部分。純粋に「この世界」で変圧器の役割をしていた部分はそのまま残っているのだよ。
人の意識は一つの形、ひとつの姿ではないのはすでに知っているだろう。
いくつもの部分に分かれて存在しているから、同時にいくつもの囚われた世界とのつながりを持つことが出来る。

ここの世界は、純粋な「信仰」という意識の部分が残っている場所であり。
それが君たちの世界で「信仰」を行う人々の手助けをするためだけに、その意識をあえてここに残している人達の場所なのだよ」

「その信仰が囚われている意識なんじゃないですか?」

「信仰、神を信じること。そこには囚われた意識ではない部分があるものだよ
人としてこの世界に存在する上で、根源的な部分なのだから。
信仰は誰しも何かしらに対して持っているものだ。お金、人、有名人、神、それらに対して、自分を救ってくれる存在として「依存する」形での信仰もあるが。
その存在が「ある」事で生きていくための「信仰」も存在している。

ここはその存在、神のような存在を無意識の中に「ある」と刻みつけている人がつながる世界。
理屈じゃない部分で、自分以上の存在を受け入れている人々。
その人たちの信仰、という意識がここの世界につながり、形を作っている」

「ん?ということは生きている人の意識があるから、ここが存在している?」

「同時に全て、存在しているのだよ。こちらがあるから、むこうがある、のではなくて。
むこうがあるから、こちらがあるのでもない。
こちらがあったらむこうもあった。
という感じであるかな。認識したらそこにあるものなのだよ」

「そういう言い回しって毎回ずるいと思いますね」

「言葉ではなくて、感じてもらうしかない。だから君はここにきた」

「ま、ミシェルに誘導されたんですけど。で、そのフィギュアをなんでそこに置いたんですか?」

「君の目の前で見せたほうが分かりやすいかと思ってね。
精妙な意識がここに集まる様をわかりやすく視覚化して伝えようと思って。しばらくそこを見ているといい」

と言われたのでフィギュアに注目していると。

そこに差し込んでいた光が、気のせいかだんだんと揺らめくように動いているのが感じられて。
光が振動して、みるみる中央へと集まってきました。
実際にはこういうことは有り得ないはずで、光源が太陽である以上、同じ角度でしか入ってこないはずなのですから。

でも、よく考えるとこの世界には太陽がなかったことに気がつきました。
じゃあ、この光は、そもそもどこから来ているのだっけ?

「気づいたかい。この光が、上からのエネルギーそのものだったのだよ」

早く言ってよ、という感じですが。
目の前で光の束があつまり、回転し始めて、その空間がエネルギーというか、光というか、波長というか、そういうもので満たされていきます。
アニメふうに書くと
「うわー、なんだ、この光は!まぶしすぎて見えない!」
とか言ってもがいているところですが。

実際はぼーっと立って、「あ、目の前なんも見えんくなった」みたいな感覚です。
ただ、ハートの感じがとんでもなく動くので。ハイアーセルフや高次の存在を認識した時とおなじ感覚を受けてきます。

これもアニメふうに書くと
「うわ、俺のハートにエネルギーが流れ込んでくる!なんだ、この感覚は。
心臓が光の手で包み込まれて、優しく触れられているかのような。
肋骨の内側から圧力を感じる、暖かいエネルギーがハートから溢れてくるぞー」
みたいな。

実際は「あ、いつもの感じ。きもちいいなぁ」くらいな感じになるんですけどね。
で、知覚がしばらく真っ白で何もない状態になったあと。

そこにあるのは、天使の姿。
その姿を見た瞬間、体中を電流が走ったかのようにしびれ、ただ、それを見ていることしかできません。

体が動かない(今は非物質の話ですよ)。動かそうとも思えない。
ただ、目の前に存在しているその姿を見るだけしかできない。

あまりの圧力で僕の意識は視覚のみが反応出来るくらいで、ほかの感覚が麻痺してしまい
意識が金縛りにあっているという状態になってます。

今まで体の意識もあったのに、今は視覚のみ。ほかの感覚は全て「いい気持ち」で固定されて停止している感じ。

その天使は、先ほどの、まるの日カフェでミシェルにもらったフィギュアの天使さんです。

大きさも普通の人間と同じくらいになって神々しい姿になり、僕の方へと近づいてきます。
そして、優しくハグをしてくれるのです。

その瞬間、僕は涙が出てきました(本当に肉体のほうで)
ただ、ただ、安心する感覚。この世界に存在していていいいんだ。という認められた感覚。
自分が「今ここ」にいることが、全てである感覚。

なんというのか、もしもふらりと教会に入って、いきなりこの感覚を感じてしまったら
「神はいるのか?」
という問いに「いるとも言えるし、いないとも言えるし、その人の主観で・・・。」とか言いそうなところが、
つべこべ言わずに
「うん、いるよ」
と答えてしまうくらいの。
それくらいの神とのつながりを感じる感覚。を受け取らせていただきました。

ハイアーセルフとのつながりである性的な感覚に近いものよりも、より強く。細胞自体が全てにおいて受け入れられたかのような感覚。

地上では味わえないような恍惚感のようなものを感じさせていただきました。

しばらくして、ふっと天使は僕から離れて優しく微笑んで。
そして姿を消します。

そのあとにあるのは、先ほどのような広場と普通に差し込んでいる光。

そして、中央においてあったフィギュアは姿を消してました。

「どうかな?この感覚を地上の人々が感じるために、この場所は未だに存在し続けている。
それがまだ、人々には必要であるから。
それによって気付きを得た人が行動を起こす。
そして、また世界が変化していく。」

「さっきの感覚をより多くの人が感じられれば、もっと世界が平和になりそうなきがしますけど」

「それはわからない。その感覚を感じた人が、それを考えて行くべきであって。
君がそう思うなら、そういう道を進めばいいだけのことだ」

「結局、この世界はこういう感覚を地上に下ろすための変圧場所みたいな意味は分かりましたけど。人の姿がないのはなんで?」

「人は囚われている意識があるから人としての形を保っている。それが消えた意識は、人としての形を持つ必要がない。
そこにただ、存在して。そこにあるものとともにある。それだけで十分な感覚になっているから。
君みたいな濃いのが来ても受け入れているだろう?
姿が必要なときは、さっきのように「寄り代」のような人の意識がくっついたものが必要になる。
あのフィギュアが妙にエロチックだったのは理由もあるのだよ」

「どういう理由で?」

「君の煩悩という意識が、しっかりとここに焼き付くからね」

カルトさんは、そんな風に言って笑ってました。
ミシェルめ、最初っからそういう話しておけばいいのに。

「人の意識とつながるには、人の意識の存在が必要になる。
神の意識は人につながれない。なぜなら人の意識では認識できないからだ。
それを、認識出来るようにする場所。
信念体系領域にある、各宗教の「囚われた世界」がその場所なのだから」

とカルトさんは言って、今回の旅を締めくくってくれました。

別れ際
「どうして、カルトさんはこの世界を案内してくれたのですか?」

「やはり、変だと思っていたみたいだね」

「そりゃそうです。なんでわざわざ別の領域から案内がやって来るのかな、と普通疑問に思うでしょう」

「私は、この世界そのもの。この世界を表すときに現れるシンボル、記号なのだよ。
普段は表に出てこない隠されたもの」

「だから、オカルトですか」

「君のようなもの好きがきたときしか現れない存在でもある」

「僕と分かれると、消えてしまうのですか?」

「今の私は消えてしまうだろうね。また、この世界の中に戻るだけのことだ」

「次に会おうと思ったらどうすれば?」

「ミカエルに聞いて見ることだ。彼が許可したら、もしかしたら会えるかもしれないが。
しかし君は思い違いをしてないか?」

「なんでです?」

「君はここにつながっているのだから。私は君でもあるのだよ。
わざわざ、会いに来る必要があるものだろうか?」

「なるほど、そう言われればそうですね」

そんな会話を交わして、僕はカルトさんに押し出されるようにこの世界から飛ばされて。
無事にまるの日カフェに戻って来ることができました。

カフェにたどり着いて
「あのフィギュアの意味、最初っから教えてくれりゃよかったのに」

カップを磨いていたミシェルに早速食ってかかると

「先に言ってたら意味ないでしょう。じっくり見るよりも、「こんなものを手渡されてしまった。じっくり見てたら変態っぽいし、でも気になるし」とチラチラと除き見するくらいの感じが、欲望をかきたてていい感じになるでしょ?エロチックなのもあなたの視線を釘付けではなくて。意識を向けさせるようにと考えに考えて作ったものなんですから」

「その言葉を聞くと、僕が変態っぽく聞こえるのはなんでだ」

「男性のエロ心理を絶妙についた計画です」

「しかし、だったら最初っからあの人に合わせてくれりゃ良かったのに」

「なんでも百聞は一見にしかず。あの世界の仕組みがわかったら、ちょっと考え方変わったでしょう?」

「そうだね、なんかひとつの考え方で「囚われた世界」を見てしまうのもいかんな、と思ったよ」

「いい勉強になりましたね」

そう言ってミシェルは僕の前に一杯のコーヒーを置いてくれます。
「また、何か有るときはお願いしてもいいかい?」
僕が聞くと、ミシェルは

「いつでも、お待ちしておりますよ」
と言って微笑んてくれた。
その表情が、先ほど見た天使の表情に似ている気がしたのは気のせいか。

おしまい


という感じで。長くなりましたが、セリフのみで情景描写なしでもこれくらいですからね。
細かく書いていくと何ページになることやら。

セリフなどはそれなりに変えてますけど、内容はこういう体験したのは実際にありまして。
なんか、選ばれた人っぽく思われそうで嫌だっだんで今までこういう体験は書いてませんでしたが。
ま、今更そういうこと思うひともいないだろうしね。
と思って小説風にちょっとまとめてみました。

非物質世界探索。
ちょっと小説書こうかな。
でも売れるかな。

漫画原作ならいけるかな。

とか勝手に妄想は膨らみますが。
ほかの世界探索もいろいろとネタはありますので。ご要望ありましたら、こんな感じで。
体験内容を小説風にして書いてみようかなと思ってます。

ただ、概念を伝えるのが難しいですけどね。

今日はこんな感じで。しかし長かった。
書くのに二時間くらいかかってます。

で、今日は仕事の合間の落書きに、ちょっと風合いを変えてみたものを




秋の風情を示しているイメージですね。
コジュケイとかそういう声も聞こえてくるので、鳥のイメージが入ってますけど。
中国風というか、アジア的な絵になっておりますね。
これも、落書きを続けている成果であります。



さて、ここのところ毎日書いている「艦これ」報告
未だ戦艦出ず。空母も出ず。軽空母を鍛えてなんとかしのいでますが。
今日は叢雲ちゃんに酸素魚雷を装備してあげたくらいですかね。
これで、やっと「酸素魚雷をくらわせて」もらえそうです。
叢雲ひとりだけレベル33になってしもうたですが。ほかは10前後
ほかの艦娘との扱いの差は明確になってきておりますね。
今の提督レベルは17くらいかな?



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3 コメント

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力作をありがとうございます。 (戯論)
2013-10-10 21:48:40
初期の頃のブログに戻ったようで大変面白かったです。

僕は、まるの日さんが体験したような、胸がウルウルして涙が出てきて、「ただ、ただ、安心する感覚。この世界に存在していていいいんだ。という認められた感覚。」「自分が「今ここ」にいることが、全てである感覚。」「つべこべ言わずに神、仏は「いる!」という感覚。」を、このC1世界で、ノーマル意識の状態のまま、いきなり受け取ったことが2度ほどあります。

とあるシンボル的な造形物をとある場所ですぐ目の前にした時と、とある神聖な場所で特別に神域に入らせてもらった時です。

いずれも特別な儀式や法に則って"物"や"場"が扱われているので、「ダウンコンバーター」として、或いは上位のコンバーターとの結節点として機能して瞬時に人間に降ろしてくる装置的な役割を果たしていたのかも知れません。

みんながみんな、まるの日さんのようにフォーカス21からミッシェルのアレンジで、そういう世界を体験出来る訳でもないので、何かそういう体験装置的なものが欲しいですね。
実際にこの世界で実現されているのですから。
まるの日流体験装置の一つがハイアーセルフ・シンボルアートだとしたら僕も欲しいなぁ。なんて思いました。^_^




返信する
まるの日さん、こんにちは。 (りんパパ)
2013-10-10 21:50:15
 まるの日さんの、小説を読んでいたら、この世も囚われ世界ではとふと思いました。

 宗教で集まったり、スビルチァルで集まったり、ヘミシンクで集まったり、ミクシィで集まったり、フェイスブックで集まったり、これって、囚われ領域ですかね。

 囚われが悪いとは、誰も言っていませんね。
 必要なこともあります。

 この世も、囚われ領域でも、その中にいても、今必要なことだからいるのですね。
 それでいいと思います。
返信する
はじめまして。[前世]と検索したらこちらに辿り着いた初見者です。 (ちとせ)
2013-10-10 22:18:57
私も、このブログで言う囚われの世界やハイヤーセルフなどの存在を、物理現実に実在する形で感じております。不思議ちゃん扱いされていたので、この記事を拝読してとても安堵し、そして興奮しました。囚われの世界とは、例えば、死んだら灰を風にのせてまいてほしい、その場所に吹く千の風になるような、そんなイメージを頂きました。
ヘミシンクは未経験ですが、とても興味深いと思いました。
長々と書いてしまいました。
素敵な記事を有難うございます。
これからも拝読させて頂きます。
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