驚愕の全世体験・・なのかな？

昨日の予告どおり、今日も

『秋のＴＳＴ体験記　＜衝撃の前世体験・・・なのか？＞』

をお送りいたします。昨日の体験では一つの過去生を見るというセッションでしたが、今回は複数の過去生を見るというセッションです。妻との衝撃な（？）過去生での体験が分ったのですが、思ったよりも「へえ、こんなもんね。」的な感じでしたね。鈴木さんや他の催眠療法師の書いた本などを読むと、前世が分るとなにか劇的な変化とかすごい感情の動きがあるのかと思っていましたが、それほどでもありませんでした。そんなに妻との間に問題があるわけでもないからでしょうけど。
確かに、この件以来、子供に対して、妻に対して心境はだいぶ変化しますから効果はありましたけどね。私ももっと劇的な書き方すれば盛り上がるのかなあとか思いましたが、まあ、こういう淡々とした書き方もリアルでいいのかなあとも思います。なので、今回もさほど文章的には盛り上がらないかもしれませんが、体験内容はたいへん濃いものとなっておりますので。

さて、次のセッションはまたもやメンタルツールを活用したイメージの世界です。
実際に行なった流れで書いてゆきますね。で、今回は妻と同じテーマで見てみようということで「過去生で妻と私の関係」を見ることにしました。同じ物が見えると面白いですしね。前回のTaiさんのように二人以上が同じ物を見ていると自信もつきますし。
　いつものようにブリーフィングで流れの説明をされます。大まかに言うと、まずはピラミッドをイメージしまして、その中に入ります。次にピラミッドの地下に続く長―い階段を下りて行きます。そして「時の間」という空間にたどり着きます。そこには自分の過去生とアクセスできる、扉が無数にあるそうです。見えなくてもイメージします。そして、ガイドが現れるのでそこでお願いします。過去生で最も重要なものを見せて欲しいと、そこで扉に連れて行ってもらって、中に入り体験します。で、それが終ると次に重要なもの、それが終るとまた次に重要なもの、と３回の過去生を見ることができるようです。で、前回書いた６つの質問をして、学びを得るというもの。
　では、実際に私が体験したものを書いてゆきますね。後で家でやる方のために詳細は書いておきますので、私のは参考程度に読んでおいて下さい。ひとそれぞれ違いますから。

早速フォーカス１５に入りまして、ナレーションにしたがっているとピラミッドが見えてきます。私はインカやマヤの階段状ピラミッドが見えてきました。相変わらず、私のイメージは多少ひねくれているなあ、と思ったりしましたが否定せず、そのまま周りを観察したりします。
次に、地下への入り口が見えてきました。ピラミッド正面の下にぽっかりと開いています。下に続く長い階段も見えています。そこへ降りてゆきましたが、あまりに長いので途中で降りるのがめんどくさくなって、床を平らにしてウォータースライダー状態にしてしまいました。そして、そのままぴゅーっと時の間まで下りてゆきます。
時の間に入りました。そこは薄暗くて、上のほうまで見えないくらい高い空間です。そこに無数の扉がランダムに浮かんでいます。私のイメージでは、プレイステーションゲームの「アーマードコア」で四角い石が動いている空間ありましたが、あれっぽい感じしました。知っている人しか分りませんので、メジャーなところではラピュタの四角い石がいっぱい浮かんでいる部屋のような感じですね。
そして、ガイドが登場。ここで、新しい人でも来るのかな？とちょっと期待していたら、ジーラがやってきました。ま、こんなもんでしょう。憶えていないくらいつまらない話をしてから、ジーラの導きで一つの扉の前に行きます。妻との過去生で最も影響のあるものとして選んでもらったものです。心して中に入ると、見えてきたのは機関車。アメリカの開拓時代を彷彿とさせるあの蒸気機関車です。それは手紙などを運搬する郵便列車、私はその機関士として働いています。見た目、陽気な髭のアメリカ人です。私はもう一人のパートナーと協力して、いかにこの列車を早く走らせるかを仲間達と競っていました。そのパートナーが今の妻です。この過去生では私より少し若い感じの機関士ですね。互いによきパートナーとして、アメリカ最速の郵便列車を運行しているという誇りも持っていました。私にとって最高のパートナーです。
しかし、戦争が始まり彼は軍隊に取られてしまいました。その後、私は他の機関士とも組んだりしていたようですが、以前ほどの充実感も無く。喪失感とむなしさで酒をあおっている風景が見えました。
ここで６つの質問を行いました。

①場所　　　　　　　　　　　：アメリカ
②時代　　　　　　　　　　　：１８００年代
③重要なレッスン　　　　　　：良きパートナーを得る事。
④今の自分を制限しているもの：パートナーがいなくなった時の喪失感
⑤その制限を解き放つ事　　　：愛
⑥今できること　　　　　　　：「愛だよ愛」

という感じ。後半の２つの質問は、過去生の私が酒をあおりながら言った台詞です。
勢い良く、ウイスキーグラスを机に叩きつけて吐き捨てるような感じで言っていました。良きパートナーとは、今傍にいる間に愛を持って接しなさいという事ですね。

次に時の間に戻りまして、次に重要なところへ連れて行ってもらいました。中に入ると、そこはヨーロッパの田舎。向こうにアルプスのような山並みが見えていて、手前は牧草地や畑。白い壁の小さな家も見えます。畑に植わっているハーブの品種が分るくらいはっきりと見えました。豚も見えまして、たいへん牧歌的な風景ですね。私はその時、農地でジャガイモを育てていました。麦わら帽子を被った農夫のようです。
そこに、勢い良く一台の馬車がやってきました。軍用の馬車のようで、それもだいぶ階級が上の人物がのるもののようです。その馬車は私が働いている畑の横に止まりました。そして、中から降りてきたのは、軍服をきっちりと着た、髭の将校です。階級はだいぶ上の人物のよう。これが妻の過去生。そして、私とその人物は昔からの親友と出会ったようにしっかりと抱き合い、久しぶりの再会を喜んでいます。幼馴染で共に育ってきた兄弟のような仲のようです。向こうは軍隊に入り将校として出世もしていますが、友情は変わっていない様子です。そして、これから出征があるということで忙しい中でも時間を作って会いに来てくれたようです。その後、将校になった親友はそのまま戦地へとむかい、戻っては来ませんでした。
ここで６つの質問です。

①場所　　　　　　　　　　　：ヨーロッパ、スイスあたり？
②時代　　　　　　　　　　　：１９世紀
③重要なレッスン　　　　　　：友情、信頼。
④今の自分を制限しているもの：分かれ
⑤その制限を解き放つ事　　　：分かれないこと
⑥今できること　　　　　　　：信頼する。

以上のような感じですね。これまでの過去生（時代が近いのでＩ／Ｔメンバーの可能性もありますが）を見て思ったのが、妻とはパートナー関係であるときのほうが重要な事だったようですね。それに、昨日書いたものもそうですが、戦争で分かれざるを得ない状況が多いようです。
　何はとともあれ、戦争はダメ！と思っているのはこういうところから来ているのですかね？

そして、最後にちょっと変わった事をしてみようと思いまして、ジーラに「二人が地球生命体として誕生する前の関係を見せて欲しい。」とリクエストしてみました。
　すると、ジーラは時の間にある一番高いところの扉へとつれて行ってくれました。そこは金色の光が中から漏れてくるくらい何かありそうなところです。覚悟して中に入ると、そこは光る雲のようなものがもやもやとうごめいている空間です。「まさか、星が生まれる前まで戻ったんじゃないだろうな？」と思ったりして。
　しばらく見ていると、なにやら真ん丸いものに羽がささったような、イメージは透明な羽子板の羽っぽいものが現れてきました。それは濃い大気の中を浮遊しています。そして、移動する時は、その羽を回転させて進んで行くようです。で、これが何かというと、私の過去生だとか。その横にはもう一つの丸い玉に羽の生えた存在がいます。これが妻の過去生。もはや男ととか女とか、生き物かすら分らないものになってしまいました。
　そこで、私達は接触して互いに情報を交換し、泡のようなものをたくさん大気中に放出しました。これはいわゆる生殖活動のようなもので、泡のようなものが子供に相当するものみたいです。私達は光のエネルギーを利用して生活しており、濃い大気越しに見える恒星を見ているイメージもあります。
　で、このなんだかよく分らないものでも例の質問をしてみました。

①場所　　　　　　　　　　　：シリウス
②時代　　　　　　　　　　　：５億年前
③重要なレッスン　　　　　　：リンク
④今の自分を制限しているもの：関係を保つ
⑤その制限を解き放つ事　　　：関係を保つ
⑥今できること　　　　　　　：良い関係

以上です。もはや人ではないので、人としての感情も無いような気がしますが。私はこんな遠いところから来て、地球の転生システムに引っ掛かったんですかね？どうやらジーラの見せ方だと、過去生の一番最初、的な印象を受けましたが。これも今後の調査が必要ですね。もしこれが事実ならば、私と妻との関係は５億年前から、それも星のかなたから続いていることになりますね。モンローさんのaa、ｂｂ的な話もできそうです。今度自分で過去生を探索して確かめてみないいけませんね。

そして、時の間へ戻り、ピラミッドを出てからフォーカス１５へ戻ります。するとリーフさんがそこに来ていまして、
「良い関係を保ち、バランスよく生活するのよ。」みたいな締めのお言葉をいただきました。
　ま、このような感じで、時の間を使ったセッションはこれにて終了。そしてＣ１に戻って、居間にて結果発表となりました。そこで妻の体験から先に聞いたのですが、私とは全く違うものを見ていましたね。
最初の、最も重要なところでは、ギリシャ時代のようなところで、私と妻は子供。それもとても仲良しで、ふたりでいつも遊んでいたりするような間柄だったようです。他にも、妻が男の絵描きで私がそれをそっと支える女性であったりと、私が見たものや前に見たものと似たようなシチュエーションがあったようです。
で、これは私と妻の体験が違うからといっても問題は無く、その人の過去生で強く思ったものが、わたしの場合は機関車のパートナー、妻の場合はギリシャの幼馴染の時代だったということですね。でも、こうやって見ると、５億年前からいろいろと、接点のある人生送っていますね。妻とは結婚する前も、恋人というよりはパートナーという感覚でずーっといましたし、今でも一緒にいるのに何の違和感も感じませんし。二人で何かをしないといけない間柄なんでしょうね。たぶん現在夫婦になっている人たちは、何らかの目的で二人でないとできない何かをするために今生きているのだと思います。
では、ここで今回のメンタルツールとその使い方を書いておきますね。

＜過去生を見ることのできるツール。「時の間」＞
① フォーカス１５でピラミッドを想像します。見えたものは受け入れて下さい。普通、ピラミッドというとエジプトのやつですが、私のように別のが見えても問題ありませんので。
② 入り口を見つけます。ピラミッドに開口部があるはずです。そこから下に向って伸びる階段をイメージします。降りて行くと、だんだん奥に小さな光が見えてきて、そのまま降りて行くと、光がどんどん大きくなってきて、そして「時の間」に入ります。私は途中で滑り台みたいにしましたが、それでもOＫです。
③ 「時の間」には無数の扉があります。天井まで壁一面の扉。という風景を想像します。といっても、それがしっくり来ない場合は、マルチスクリーンの映画館でも、シアタールームでＤＶＤを選んでみている感じでも、エレベーターとか、自分がしっくり来るものをイメージします。私の場合は扉だけが空中に浮かんでいる感じでしたし。
④ 扉に連れて行ってもらう前に、ガイドが現れます。そこでガイドにお願いして、自分が見たい過去生へと案内してもらいます。ガイドが見えなくてもいるつもりで。ちなみに、妻はここで初めて自分のガイドらしき存在を確認しています。で、ガイドが飛び上がったら自分も後を追いましょう。これも案内のされ方に多少違いが出る可能性はありますね。私はガイドといつものように一緒に飛んで行きましたが。
⑤ で、見るわけですが、昨日も書いたように否定しない、分析しない、取捨選択しない。を心がけて下さい。そして必ず６つの質問をしてみて下さい。後で調べてみると、案外歴史に残っていたりするものですよ。妻が昨日、一人で過去生を見た時に得た情報をネットで調べたら、実際にそういう時代にそういう仕事をしていた人がいたという裏付けを得ることができていましたから。そうすると自分の見たものに自信がつきますよね。
⑥ そして時の間に戻って、いくつかの過去生を見る事ができるようです。でもフォーカス１５のフリーフローだと３０分くらいですから二つくらいしか見られないかもしれませんね。ＴＳＴでは今回のセッションで一時間以上ありましたから。これは今度私が何回できたか試して報告します。

以上のような感じですね。まだ実際に私が試していないので、これから調べてみたいと思います。いろいろ自分の過去生で調べてみたい事もありますしね。

余談ですが、妻は　銀河英雄伝説のキルヒアイスが好きです。なんとなく、そのギリシャの話を聞いた時に、ラインハルトとキルヒアイスの話がちらっと思い浮かびました。人の好みとかも過去生に影響受けるのでしょうかね。
今回のセッションも終ってみると、本や漫画にあるみたいな、驚くような前世体験（これでも充分と言う方もいそうですが）は特になく、「ああ、そうなんだ。」と普通に納得できるものばかりだったので「これで人生変わりました！」みたいな衝撃はありませんでしたね。ま、もともと他にいろいろ体験しているから多少免疫ついているところもあると思いますが。
でも、今回妻や子供との縁を知る事ができたので、これからの人生がもっと楽しくなったなあ、とは思っています。なんでも知る事は自分の感覚を広げる効果がありますね。
なので、昨日、今日私がこれに書いたツールを用いて自分で前世体験をしてみてはいかがでしょう？どうも自信がない場合は見えたものを、今度はヒプノセラピーやっている人の所に行って確認してもらったり、またはＴＳＴのような場所に来てトレーナーといっしょに見てみたりとか、そういう展開も有りだと思います。
しかし、ヘミシンクを利用すると霊能者からチャネラーのような事までいろいろできるものですね。なので、逆に言うと、精神世界のことは根っ子ですべてつながっているということでしょうね。ヒプノセラピーも、霊能力で前世を見ても、ヘミシンクで自分で見ても、見ている世界は同じなのでしょうから。ただ、見る角度が違うだけで。

今回もＴＳＴでとても有意義な時間が過ごせました。普通に雑談しているだけでもいろいろな学びがありますので、やはりこういうトレーナーの方と会って話すだけでもガイドからのメッセージ的なものが来るものなのだなあと思いました。
私もちょっと自分の方向性をもっとしっかりと考えるべきかなと気付かされましたし。
はやくヘミシンクカフェてきなものを始めないといけないなあ、と思った次第です。でも、早くて１１月くらいでしょうねえ。
それと以前、９月１１日にちょっと集まりでも、と考えていたらガイドにダメ出しされた件がありましたが、どうやらこういう展開を見越していたようですね。やはりガイドは只者ではありません（笑）。今後もガイドの言う事はちゃんと聞いておこうと思った次第です。
ガイドに感謝、Ｔａｉさん、ノンさんに感謝、そして妻に感謝です。

さて、今回のイラストコーナーですが、私がセッション中に見たメンタルツールは載せていません。あくまで自分で想像されたほうが良いと思いましたので。
で、５億年前の私の姿でも書いておきます。それと昨日の私の過去生家族です。