足かけ5日間。
私が行ったときは、母はいろいろ不安定な状態だったようで
すごく気持ちがネガティブでした。
話をきいてほしい・・・・といろいろ話す内容が
暗すぎてずっと聞いているとこちらまで
うつっぽくなってしまいます。
夜中も起こされるし、夜行バスを使っている身としては
からだもきついです。
「そんなことばかり言ってないで。」と話をさえぎると
「味方だと思っていたのに・・・
私を受け入れてくれる人がいない。」と怒りだしたり
「生まれ故郷の〇島へ帰る!」
「生きていてもいいことがないからもう死んでしまいたい。」と。
煮詰まってしまいそうなところへ友人からのメール。
『嫌な言葉は耳に入れても、心には入れない。
のほほ~んと好きな歌を心の中で歌いながら
テキトーに聞きましょう。ガンバ』
経験者のアドバイスはありがたかったです。
母の気持ちに寄り添おうとしても、マイナス思考にひきずりこまれては
元も子もありませんよね。
元気がでるように黄色いミニバラを買ってきて飾りました。
ちょっと気持ちが明るくなりました。
ちょうど母がデイサービスに出かけた日に
Mさんとサービス付き高齢者住宅の見学にいきました。
母のような状態でも受け入れてもらえるのかがポイントでしたが
なかなかよさそうなところでした。
そして翌日に急遽母も見学できることになりました。
お世話になっているケアマネさんも立ち会ってくださって
お話をすることができました。
日本中どこにも居場所がないとふさぎ込んでいたけれど
きれいな住宅をみたら気持ちが前向きになったようです。
帰ってからもいつもお世話になっているデイサービスの
楽しい話をあれやこれやと話してくれました。
なあ~んだ楽しいこといっぱいあるんじゃないの!!
ゆっくり考えてから決めましょうということで
弟たちにまかせることにして帰ってきました。
どうなるにせよ、弟一家にはお世話になるので
本当に申し訳ないけれどよろしくお願いします。