増庵 Blog

-建築設計事務所の日常と周辺-
MAS/AN 増岡設計室

横浜の家 -鋼管杭工事-

2011-07-01 | ・横浜の家



今回の敷地は、北下がりの雛壇状造成地。
地盤調査してみると、やはり北半分が盛土で、
十分な地盤強度がありません。
地盤改良工事が必要となりました。

ここは擁壁自体もかなり古いものですから、
負担を掛けるわけにはいかないと言うことで、
小径鋼管杭による補強を選択しました。
114.3mmΦ×3.5mの鋼管を、24本。
打ち込みの様子を見ていても、
最初の2m程は、簡単に入っていってしまします。

これで、建物は頑強な地盤に支持されることになります。
また、建物の基礎の応力が擁壁に影響を及ばさなくなるので、
擁壁の安全性についても有利になります。

来週から基礎工事に入ります。

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