8月2日の記事の続きです。
前述の「国」と「国体」と「私」という言葉の不誠実な使われ方や言葉の意味をチェンジするという
悪質なボキャブラリーの使用の様を説明しましたが、やはり多くの知識と分析を元にしなければ
一般的には解り辛いのですが、最近、良い事例がありましたので、この例を題材に
少し記事に書いてみるぜよ。宜しゅうぜよ。竜馬ぜよ。このテーマのパート1を読んでないと意味が
解らないとおもいます。
この「国、国体、私」という3つの言葉の使い方から発言者の意図や思想をプロファイリングする
という私の勝手な試みです。プロフィールとはフランス語で横顔を意味する言葉です。そしてこの
プロファイルは一挙一動に細心の注意を払い、心理分析による見解の根拠を見出す物だと考えてください。
帰納法的なセオリーの探求からの統計学でもあるようです。
そして最近このプロファイリングを元したような発言が参議院選挙期間中に聞かれた。幾つかの場所で
行われた選挙演説で何故か、ポロッと口にしてしまった言葉。長野県の他の街頭演説では言わなかったが
一か所だけポロッと口走ってしまった街頭演説。訊いてる人にはほとんど記憶にも残らない程の僅かな発言
でしたが、しかしそこがメディアに拾い上げられた。
「今、派閥争いなんかしたら自民党は終わりだもう日本国は終わりだ。」
http://www.youtube.com/watch?v=MOqcfceRAFA 3分05秒
僅か数秒の発言なのですが、メディアでの注目度が高かった。有権者にとっては
あまり関係のないような話ですが、2012総選挙後の自民党内での派閥争いで
無派閥連絡会(事実上の石破派)を立ち上げて今の右派思想を追い風に勢力を付けて
来ている石破派を快く思わない自民党の人も居る。そして安倍総理と石破幹事長は
決して仲が睦まじい訳ではないし、派閥でも政策でも溝がある。だから組閣には声が
かからなかったのだが、今自民党内で派閥争いをしたら先ず危ないのは石破派でしかない。
国民から支持を得ている安倍派はこの派閥争いを有利に進めれば、更なる前進が期待できる。
これは組閣当初から安倍政権の石破外しの構想による冷遇に対する発言である事は間違いない。
間違いなくこの一言は「日本国が終わり」なのでは無く、「石破自身が終わり」なのである。
石破幹事長の発言の脈絡からこの派閥争いに「日本国が危ない」として言及する事は
「私が危ない」と話すべき所の「私」と「日本国」のボキャブラリーの変換が行われている為に
チェンジという口語表現があると考えた上で現実の自民党内での派閥争いを見た方が妥当である。
そして何故か参議院選挙の終わった7月27日のテレビ東京の番組で
「派閥気にした事ない。」と発言したようだ。なんとも普通では無い対応の仕方です。
街頭演説で日本が終わりと発言する割には平気で簡単にシラを切るものだな。やはりこの派閥争いに
よる日本国の危機論はボキャブラリーの変換による発言だったと思われる。このような不都合な現実に
対して容易に対処できるようにするのも心理学的な考察からは有効な手段なのだ。事実を目の当たりに
しなくてもよい受け止め方なのだ。さすが「お国様」だな。
安倍政権組閣からの自民党内情勢を把握している方にとってはこの問題は容易に推理できるものです。
朝日新聞デジタル
http://www.asahi.com/politics/update/0727/TKY201307270175.html
言語感覚の狂ったような発言が相次ぐネトウヨやジーミー選手も恐ろしいが
メディアの嗅覚も恐ろしいものがあるな。国会中の居眠りといい万が一にでも鼻くそをホジッて
居るところを見られたら人生が終わりそうだ。やはりそこが一般市民とメディアの違いなのでしょうね。
アハハッ(;^_^A アセアセ・・・自分で書いていても意味が解らなくなる。要は「お国様」と言われる訳ということだね。
前述の「国」と「国体」と「私」という言葉の不誠実な使われ方や言葉の意味をチェンジするという
悪質なボキャブラリーの使用の様を説明しましたが、やはり多くの知識と分析を元にしなければ
一般的には解り辛いのですが、最近、良い事例がありましたので、この例を題材に
少し記事に書いてみるぜよ。宜しゅうぜよ。竜馬ぜよ。このテーマのパート1を読んでないと意味が
解らないとおもいます。
この「国、国体、私」という3つの言葉の使い方から発言者の意図や思想をプロファイリングする
という私の勝手な試みです。プロフィールとはフランス語で横顔を意味する言葉です。そしてこの
プロファイルは一挙一動に細心の注意を払い、心理分析による見解の根拠を見出す物だと考えてください。
帰納法的なセオリーの探求からの統計学でもあるようです。
そして最近このプロファイリングを元したような発言が参議院選挙期間中に聞かれた。幾つかの場所で
行われた選挙演説で何故か、ポロッと口にしてしまった言葉。長野県の他の街頭演説では言わなかったが
一か所だけポロッと口走ってしまった街頭演説。訊いてる人にはほとんど記憶にも残らない程の僅かな発言
でしたが、しかしそこがメディアに拾い上げられた。
「今、派閥争いなんかしたら自民党は終わりだもう日本国は終わりだ。」
http://www.youtube.com/watch?v=MOqcfceRAFA 3分05秒
僅か数秒の発言なのですが、メディアでの注目度が高かった。有権者にとっては
あまり関係のないような話ですが、2012総選挙後の自民党内での派閥争いで
無派閥連絡会(事実上の石破派)を立ち上げて今の右派思想を追い風に勢力を付けて
来ている石破派を快く思わない自民党の人も居る。そして安倍総理と石破幹事長は
決して仲が睦まじい訳ではないし、派閥でも政策でも溝がある。だから組閣には声が
かからなかったのだが、今自民党内で派閥争いをしたら先ず危ないのは石破派でしかない。
国民から支持を得ている安倍派はこの派閥争いを有利に進めれば、更なる前進が期待できる。
これは組閣当初から安倍政権の石破外しの構想による冷遇に対する発言である事は間違いない。
間違いなくこの一言は「日本国が終わり」なのでは無く、「石破自身が終わり」なのである。
石破幹事長の発言の脈絡からこの派閥争いに「日本国が危ない」として言及する事は
「私が危ない」と話すべき所の「私」と「日本国」のボキャブラリーの変換が行われている為に
チェンジという口語表現があると考えた上で現実の自民党内での派閥争いを見た方が妥当である。
そして何故か参議院選挙の終わった7月27日のテレビ東京の番組で
「派閥気にした事ない。」と発言したようだ。なんとも普通では無い対応の仕方です。
街頭演説で日本が終わりと発言する割には平気で簡単にシラを切るものだな。やはりこの派閥争いに
よる日本国の危機論はボキャブラリーの変換による発言だったと思われる。このような不都合な現実に
対して容易に対処できるようにするのも心理学的な考察からは有効な手段なのだ。事実を目の当たりに
しなくてもよい受け止め方なのだ。さすが「お国様」だな。
安倍政権組閣からの自民党内情勢を把握している方にとってはこの問題は容易に推理できるものです。
朝日新聞デジタル
http://www.asahi.com/politics/update/0727/TKY201307270175.html
言語感覚の狂ったような発言が相次ぐネトウヨやジーミー選手も恐ろしいが
メディアの嗅覚も恐ろしいものがあるな。国会中の居眠りといい万が一にでも鼻くそをホジッて
居るところを見られたら人生が終わりそうだ。やはりそこが一般市民とメディアの違いなのでしょうね。
アハハッ(;^_^A アセアセ・・・自分で書いていても意味が解らなくなる。要は「お国様」と言われる訳ということだね。