会議、会議の石破茂は安倍総理の反対側でしかない。

「戦争に行かない人は死刑また軍法会議にかけて懲役300年」安倍政権が旧民主党から政権を奪還してまだ

一年にも成ろうとしない2013年に石破茂はネトウヨ議員らしさを発揮してこのような発言をしていた。

尖閣諸島中国船籍衝突事故の動画流出から日中国交が悪化し二国間で相手国へのけん制が始まった頃に

この過激な発言は中国を敵対視するネトウヨ層には大そう評判が良かったばかりでなく経済発展著しい中国

の猛追に脅かされていた日本の没落と傲慢さを指摘する理由としても充分だった。軍法会議が特別裁判所に

あたり憲法違反であることぐらいは調べていて欲しかった軍事オタクの石破だ。

あれから5年経った2018年に同じ事を言っていては誰からも相手にされないだけでなく人間性さえも疑われる

ことは事実でありながらも自民党総裁選で社会保障改革の話になると今度は「国民会議」を設置するとか懲り

ずに恥の上塗りでまた新たな“会議”を設ける荒唐無稽な事を言っている石破茂にアドバイスを出来る人が周

りにいないのは何となく解った。そんな極右団体の日本会議にも所属していてニコニコ超会議にも参加した経験

もある“会議”好きな石破茂が肝心な国会議員からの票が集まらず自民党総裁選に敗北をした。折角なのでこの

チャンスに早めに会議を設けて反省会を開いてもらいたい。


2018年自民党総裁選は投開票される前から勝敗の予想は安倍勝利でほぼ間違い無かったし番狂わせも無かった。

安倍晋三に対して落ち目の石破茂がどれだけ善戦するかが見ものだった。いやどちらかと言えば石破が敗北する

結果になって政治家としての引退を導き出すことが安倍晋三の役目だった。　そして別の伏線としてもう一つの

注目されるべきことは小泉進次郎が誰に投票するかで、投票当日になって小泉進次郎は石破茂に投票することを

公表した。　進次郎は党内の多様な意見を聞く環境が大事だとした。いやいやこれには結構な痛い感じがした。

今回の総裁選は意見の多様性どころか政策の争点さえも見えず穏やか過ぎて波風が立たない所に問題があったはず。

候補者同士の意見の衝突などは無く相手の出方を覗うばかりで4つに組む事さえ無かった。

高級ブランドの「GUCCI」がインスタでおデブタレントの渡辺直美をフィーチャーして炎上すれば、スポーツメー

カーの「アディダス」がすね毛女子をモデルに起用する。綺麗事で多様性を表現するとは言ってもまだまだ反発の

方が強い世の中で意識高い系を気取って安易に多様性を理解する意見を出すと失敗するのがオチだ。

そもそも多様な意見を聞いてから投票するならまだしも、多様な意見を聞くために石破に投票するのは本末転倒だ。

小泉進次郎本人としては無理をしてでも総理の反対側に立つ為にテクニカルな意味合いがあったのかもしれないが

評価は低い。他の自民党議員を巻き込んで総裁選を多少荒らす結果になるぐらいが面白かったかもしれない。

石破茂へ票が集まった理由の一つとしていや最も大きな理由は安倍総理の反対側にいるというだけのことでしかない。