金正男がマレーシアのクアラルンプール空港で殺害されてからは二国間を繋げるパイプ役を失い北朝鮮と
ロシアの“古い鎖の関係”が一気に解消されて、シンガポールで開かれた米朝会談で更なる国際社会復帰
を果たした金正恩の北朝鮮です。こんなにも国際社会で公の立場を持つ事に望みを抱いているとは思いも
由らなかった。もっと意固地で頑固な強硬な姿勢で外交をしてくるものだと思っていた。多くの日本人が
持つ北朝鮮へのカルト性や独特の思想の異質さをあまり強く感じさせなかった。金正恩はスイスに留学の
経験があるのでそれ位の世界基準は弁えているのは当然と言えば当然かもしない。そして一回目の米朝会
談から8ヶ月後の2019年2月に早くも二回目の米朝会談がベトナムで開かれようとしている。ここでも日
本が拉致問題やミサイル発射問題について発言する事は難しいだろう。例え言及出来たとしても解決には
到底繋がらない。なにせ日本の内調は北朝鮮外交で金正男の殺害事件に絡んで大失敗をしているのだから
覆水盆に返らずです。
場合によってはミサイル発射問題は日本側に非があるとすることもできる。日本にとってはこれまでの様
に北朝鮮が“悪の枢軸”として扱われ米国と対立してもらった方が外交上は風向きが良かった事を踏まえ
て内閣官房調査室や政府がこれからも北朝鮮が国際社会から孤立することを期待する小汚い考えが無い訳
では無い。 既に過去の問題となってしまった感がある拉致の問題に日本ではタイムラグでもあるのか多
少なりとも世界とのズレを感じてしまう。これからも拉致の問題を口実に北朝鮮に強い姿勢で挑みたい日
本が国際社会で拉致問題がもはや過去の事件を解決出来ずに両国が拗らせているように映ってしまう状況
を理解しなくてはいけない。もしくは日本が北朝鮮外交のイメージを操作しようとしていると思われる。
拉致の家族会には居た堪れない気持ちもあるが拉致は日朝外交の材料で終わってしまった。家族会はお互い
の家族が北朝鮮と日本で行き来できる時が来る事を望んでいたはず。そしてそこから両国間の抱える問題
解決の糸口を見つけようとするはずだった。それが出来なくなったのは実に痛い。 北朝鮮のロシアとの関
係が“古い鎖”と表現され、北朝鮮と韓国は“我々の敵”だった。ならば日本と北朝鮮の関係は“拉致と
ミサイル”と表現されたのだろう。しかし二度目の米朝会談を前に北朝鮮の関係性が全てが消えさった。
内調が拉致問題を外交の材料にしてまで攻略した北朝鮮問題を吹き飛ばすかのような米国の威力にはトラン
プ大統領の本気さが見受けられる。 外交とはそんなもの。時には力が物を云う反知性派の行動力。
金正男が殺害されてから何故北朝鮮は日本の秋田方面にミサイルを発射したかをもう少し重要に考えるべき。
VXガスの入手ルートが実は非常に重要である。もしかすると日本かもしれない。しかし誰もこの問題に触れよ
うとしないが誰かは知っているはず。後々の日本外交の大きな欠落になるだろう。いやもう欠落になっている。
もしも日本が米朝会談のきっかけとなる金正男の殺害にかかわりロシアと北朝鮮の外交を邪魔したのならば、
ロシアは日本に対して厳しくでるであろう。秋田犬を贈っただけでは済まないはず。そこは過去に金正男と思わ
れる人物を拘束して国外退去させた日本の内調がCIAと関与しえいるから大体は解っているはず。
ロシアの“古い鎖の関係”が一気に解消されて、シンガポールで開かれた米朝会談で更なる国際社会復帰
を果たした金正恩の北朝鮮です。こんなにも国際社会で公の立場を持つ事に望みを抱いているとは思いも
由らなかった。もっと意固地で頑固な強硬な姿勢で外交をしてくるものだと思っていた。多くの日本人が
持つ北朝鮮へのカルト性や独特の思想の異質さをあまり強く感じさせなかった。金正恩はスイスに留学の
経験があるのでそれ位の世界基準は弁えているのは当然と言えば当然かもしない。そして一回目の米朝会
談から8ヶ月後の2019年2月に早くも二回目の米朝会談がベトナムで開かれようとしている。ここでも日
本が拉致問題やミサイル発射問題について発言する事は難しいだろう。例え言及出来たとしても解決には
到底繋がらない。なにせ日本の内調は北朝鮮外交で金正男の殺害事件に絡んで大失敗をしているのだから
覆水盆に返らずです。
場合によってはミサイル発射問題は日本側に非があるとすることもできる。日本にとってはこれまでの様
に北朝鮮が“悪の枢軸”として扱われ米国と対立してもらった方が外交上は風向きが良かった事を踏まえ
て内閣官房調査室や政府がこれからも北朝鮮が国際社会から孤立することを期待する小汚い考えが無い訳
では無い。 既に過去の問題となってしまった感がある拉致の問題に日本ではタイムラグでもあるのか多
少なりとも世界とのズレを感じてしまう。これからも拉致の問題を口実に北朝鮮に強い姿勢で挑みたい日
本が国際社会で拉致問題がもはや過去の事件を解決出来ずに両国が拗らせているように映ってしまう状況
を理解しなくてはいけない。もしくは日本が北朝鮮外交のイメージを操作しようとしていると思われる。
拉致の家族会には居た堪れない気持ちもあるが拉致は日朝外交の材料で終わってしまった。家族会はお互い
の家族が北朝鮮と日本で行き来できる時が来る事を望んでいたはず。そしてそこから両国間の抱える問題
解決の糸口を見つけようとするはずだった。それが出来なくなったのは実に痛い。 北朝鮮のロシアとの関
係が“古い鎖”と表現され、北朝鮮と韓国は“我々の敵”だった。ならば日本と北朝鮮の関係は“拉致と
ミサイル”と表現されたのだろう。しかし二度目の米朝会談を前に北朝鮮の関係性が全てが消えさった。
内調が拉致問題を外交の材料にしてまで攻略した北朝鮮問題を吹き飛ばすかのような米国の威力にはトラン
プ大統領の本気さが見受けられる。 外交とはそんなもの。時には力が物を云う反知性派の行動力。
金正男が殺害されてから何故北朝鮮は日本の秋田方面にミサイルを発射したかをもう少し重要に考えるべき。
VXガスの入手ルートが実は非常に重要である。もしかすると日本かもしれない。しかし誰もこの問題に触れよ
うとしないが誰かは知っているはず。後々の日本外交の大きな欠落になるだろう。いやもう欠落になっている。
もしも日本が米朝会談のきっかけとなる金正男の殺害にかかわりロシアと北朝鮮の外交を邪魔したのならば、
ロシアは日本に対して厳しくでるであろう。秋田犬を贈っただけでは済まないはず。そこは過去に金正男と思わ
れる人物を拘束して国外退去させた日本の内調がCIAと関与しえいるから大体は解っているはず。