簡単に読めるインスタントブログ

ガチな内容やプチなネタまで幅広く載せるよ。HP開設前の準備的なブログだと思うよ。

鉄鋼アルミニウムの貿易戦争は米国に敗北をもたらした。

2019-02-20 23:08:06 | 経済
2018年に米国内の鉄鋼業を保護する目的で鉄鋼・アルミニウムの輸入に高い関税を実施したトランプ政権ですが、

それに対抗しカナダ・メキシコ・EUからは報復関税として米国生産品に高い関税が掛けられた。この状況に真っ

先に根を上げたのが米国老舗のバイクメーカーのハーレー・ダビットソン社だった。H‐D社はこのまま鉄鋼高が

続くようならば米国内生産だとコスト高になる為に今まで以上に海外への生産拠点移設も止む無しと発表したの

でトランプ大統領をガッカリさせた。更にはこうした貿易戦争の最中に日本国内におけるH‐D社の正規販売店が赤

字を抱え閉店するなど、H‐Dのバイクファンには残念なニュースが後を絶たず最後に追い討ちをかけたのはH-D社

の2018年の10~12月の純利益が94%減という言い訳のしようがない悪い結果だった。米国は鉄鋼・アルミニウム

の貿易戦争では良い結果を残すことが出来なかった。そしてバイク生産でも大敗をしてしまった。


間違いなく世界的なバイクシエアでは高い評価とバイタリティを持っているH‐D社の歴史が昨今の政治経済に翻弄

されて消えて行く事はなくても純利益が94%減の数字は流石に厳しいものを感じる。そもそもH‐D社には良いバイ

クは数有る事位はバイクに興味のある人ならば誰もが知っている有名過ぎる憧れの大型バイクでもある。最近は伝

統のリッターVツイン空冷から750ccサイズのエンジンや水冷を採用するなど新しい技術も取り込んでいった矢先の

貿易戦争での敗北はタイミングの悪さを感じる。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする