春がやって来ました。連日の暖かさに四国の高知県で桜の開花宣言がありました。昨年より14日も早いそうです。これからあちこちから開花の便りが聞かれることでしょう。そんな季節になりましたが昨秋に渡ってきたカモたちは今どうしているのかと思い、藤前干潟に行ってきました。数は少なくなりましたが居残り組のカモがまだ残っていました。マガモ、コガモ、ヒドリガモ、キンクロハジロ、カンムリカイツブリなどを見かけました。餌をたくさん食べて体力をつけてから北へ戻っていくことでしょう。少し寂しくなります。カモメ類もたくさん見かけましたが、間もなく北へ帰ることと思います。いつもの拙い写真ですがご笑覧いただければ幸いです。
コガモ ほぼ全国に冬鳥として渡来する。かっては、局地的ではあるが少数が繁殖していたが近年はほとんど記録がない。
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ユリカモメ 全国に最も普通に渡来する冬鳥である。海水域と淡水域のどちらでもふつうに生息し、夜間は海上や広い河川の中州などをねぐらにする。水上を飛び回って小魚やゴカイを捕食する。
ヒドリガモ ほぼ全国に冬鳥として渡来する。北海道では厳寒期には少なくなる。淡水カモ類の中ではよく海水域にも入る。水辺近くの草地で青草を食べたり、海岸で海藻類を採食したりする。
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イソシギ 全国に留鳥または漂鳥として観察されるが、中部地方以北では主に夏鳥で、南西諸島では冬鳥。海岸から山地の河川湖沼畔などに生息するが、渓流や狭い河川ではまれ。翼を小刻みに震わせて飛び、腰を上下に動かしながら水際を歩き回り、いろいろな小動物を採食する。
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キンクロハジロ ほぼ全国に冬鳥として渡来する。もともとは波の少ない入り江などで生息していたが、近年はホシハジロと同様に公園の池などに多く見られる。潜水して水草や貝類、甲殻類などを採食する。
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同上(雌雄)
ホオジロガモ 主に東北地方以北に冬鳥として渡来する。それより南ではまれ。多くは海上で生活するが、淡水域に入ることもある。潜水して、貝類、甲殻類、魚類、海藻類などいろいろなものを採食する。
カンムリカイツブリ ほぼ全国に冬鳥として渡来するが、北海道では少数が春秋の渡り期に見られる程度。ふつうは小群で越冬し、春先の渡り期には数百羽の大群になることもある。滋賀県琵琶湖と青森県では繁殖していて、青森県の特に日本海側の湖沼群では、繁殖個体数が増加傾向にある。
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ハクセキレイ 九州以北では留鳥または漂鳥で。積雪の多い地方では冬季、暖地に移動する。南西諸島では冬鳥。尾羽を上下に振りながら、主に水辺を歩き回って、昆虫類やクモ類などを採食し、フライキャッチもする。
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