話の散歩道

時々の話題の中に趣味の花の写真などを飾り日記風に綴ってみたいと思います。

散歩道にも秋の気配

2012-09-25 20:25:10 | Weblog

毎朝の散歩も半袖、半ズボン姿から長袖、長ズボンに変わり、朝晩はめっきり涼しくなりさすがの猛暑もやっと納まりかけてきました。「暑さ寒さも彼岸まで」とは昔の人はよくいったものです。今年も当てはまった感じです。散歩していても汗をかかなくなり気持ちよく歩けます。これからはコスモス、彼岸花、秋のバラなどの花が楽しみです。実りの秋でもあり、柿、ミカン、ぶどう、リンゴなどの果物を始め日本人の主食である米が実ります。この地方の米の出来具合は平年並みということのようです。また、米の取り入れは遅くて10月に入ってから行われているようです。米の品種は「あいちのかおり」がほとんどとのことですが、あまりスーパー等の店頭では見かけません。秋の気配が感じられるようになった散歩道の花々です。いつもの拙い写真ですがご笑覧下さい。

               

                          

                          

                          

                          

                          

                          

                          

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稲沢円光寺の萩と矢合観音

2012-09-21 12:56:58 | Weblog

9月21日、稲沢市矢合町にある萩寺としても知られている円光寺を訪ねました。ここ矢合地区は古くから萩園と呼ばれ、萩の名所として知られていました。室町時代に円光寺を開いた減宗興和尚もその美しさにひかれ慈しんだといいます。以来、代々の住職達が、開祖の遺志を継いで大切に守り育ててきました。今でも境内を埋め尽くした萩が見物客を楽しませてくれています。
電話をすると見頃とのことでしたが、実際はまだ3分咲き程度で、売店を開いていたおかみさんの話では今年は夏が暑かったので開花が遅れているようだが、少し気温が下がってきたので間もなく一斉に咲くのではとのことでした。
近くにある矢合観音は、本尊は十一面観世音菩薩で寺というより民家の中に祀られています。江戸時代よりここの井戸水は万病に効くという民間信仰があり、特に皮膚病に効果があるということで、現在でも多くの参拝者が訪れ、井戸の水を汲んでいきます。

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               
                                        矢合観音

               
                                     矢合観音お堂

               
                                     万病に効くという井戸水

              

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富山の旅・その3 黒部峡谷トロッコ電車

2012-09-11 13:57:59 | Weblog

富山の旅・その3は黒部峡谷を走るトロッコ電車です。宇奈月から欅平まで黒部峡谷に沿って走る黒部峡谷鉄道です。屋根は付いていますが窓がありませんので雨風はそのまま入ってきます。その代わり遮るものがないので見晴らしは抜群です。追加料金を払えば窓付きの車両にも乗車できます。
黒部峡谷鉄道は、高峰譲吉博士(タカジアスターゼで有名)が大正8年、東洋アルミナムという会社を起こし、黒部峡谷でアルミ精錬のための電源開発が始まりました。この鉄道は資材運搬用として大正12年9月に工事を開始し、昭和12年7月に欅平まで開通しました。当初から地元の人の利便を図るため「無料便乗」としていましたが、秘境黒部を探勝したいという希望に応えるため、昭和14年から有料便乗が始まりました。便乗証には「便乗の安全については一切保証いたしません」と書かれていました。その後ますます観光用に利用したいという声が強まり、昭和28年11月に当時経営を引き継いでいた関西電力(株)が鉄道営業の免許を受け営業運転を開始しました。昭和46年5月に鉄道専業の子会社として設立された黒部峡谷鉄道(株)が経営を引き継ぎ現在に至っているとのことです。
私共が乗車した9月3日はあいにくの天候で途中から雨に降られました。車両は4人が横並びに座り10列もあるでしょうか小さなものです。それが10両ほど繋がっていて機関車2台で引っ張ります。時速は20~30㎞くらいでしょうか。宇奈月から出発した場合は進行方向に向かって左側は山で右側に黒部峡谷の絶景が見られます。途中トンネルも多く中にはいるとヒンヤリとした風が吹いてきます。我々は途中の鐘釣駅で下車しました。昼食の弁当を食べてからその辺の散策をと思いましたが、あいにく大粒の雨が降っていたためあきらめ、帰りの電車の時間まで駅のベンチでしばし休憩です。この時期の山々は緑一色ですが、秋の紅葉のシーズンは赤や黄色に染まった山々の姿が見事ではなかろうかという思いがいたしました。

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

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富山の旅・その2 越中八尾おわら風の盆

2012-09-11 11:23:46 | Weblog

富山市八尾の風の盆は、毎年9月1日~3日にかけて行われます。三味線、胡弓の哀調を帯びた音色に味わいのある唄、勇壮な男踊り(かかし踊り)・優美な女踊り(四季踊り)が、八尾の旧町と呼ばれる東新町、西新町、諏訪町、上新町、鏡町、東町、西町、今町、下新町、天満町と井田川をはさんだ対岸の「福島」を併せた合計11の町で行われます。11の町それぞれに、「富山県民謡越中八尾おわら保存会」の支部が組織されており、おわら風の盆はその支部毎に日程を定めて行っているとのことです。
八尾が全国に誇る民謡「越中おわら」は300年の歴史をもち、叙情豊かで気品高く、綿々としてつきぬ哀調の中に優雅さを失わぬ詩的な唄と踊りです。おわら風の盆の起源は古文献をひもといてもはっきりはしませんが、口伝には、八尾町の開祖米屋少兵衛の子孫が保管していた町建に関する重要秘文書の返済を得た喜びのお祝いとして、三日間、歌舞・音曲は言うに及ばす、その他いかなる賑わい事もとがめないから面白く町内を練り廻れというおふれを町役所より出し、俗謡・浄瑠璃・その他思い思いの催しをなし、三味線、太鼓、尺八、鼓などの鳴り物に和して昼夜の別なく町内を練り廻ったのに始まり、この祭日三日が盂蘭盆三日に変わりやがて二百十日の厄日に豊穣を祈る「風の盆」に変わったと言われています。
当日(9月2日)の夜は、各地から大勢の観光客が訪れていて(7万人ともいっていました)、狭い町は人でごった返していました。各町の路上で踊りが始まるのでそれを目当てに見物するわけですが、大体その町の公民館や集会所のあたりで始まるようで、東町の公民館前で待っていたところ午後7時頃から踊りを見ることができました。顔が見えないほど編み笠を前に倒してかぶり、哀調のある音曲に合わせて踊る様は誠に優雅そのもので一服の絵を彷彿とさせると同時に心を芯から癒してくれ、なぜか涙が出そうになります。雨が降るとすぐ中止になるため心配しましたが、ぱらぱら程度で保ってくれました。聞名寺という比較的大きなお寺の本堂では繰り返し踊り唄などが行われていました。大勢の見物客に混じって観賞しました。その後は諏訪町の坂を見学し、途中の寺でも踊っていました。いろいろ見学してバスで富山市内のホテルに帰ったのは11時を過ぎていたでしょうか。少し疲れましたがいいものを見せてもらいました。

               

               

               

               

               

               

               

               

               

 

 

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富山の旅・その1五箇山相倉合掌集落

2012-09-10 14:59:34 | Weblog

9月の1~3日にかけて行われた越中おわら「風の盆」を目当てに9月2日~3日と富山へ行ってきました。見所は3カ所で世界遺産である五箇山の合掌集落、おわら「風の盆」そして黒部峡谷のトロッコ列車です。
その1は五箇山の相倉合掌集落です。1995年、ユネスコの世界遺産一覧表に文化遺産として登録されました。富山県南栃市相倉にある合掌造りの建物は20棟が現存しています。約100~200年前のものが多く、古いものは約400年前に建造されたといわれています。屋根の勾配は急で60度。断面は正三角形に近く、つまり雪が滑り落ちやすい形をしています。大きな屋根を支えるのは、チョンナと呼ばれる根本の曲がった太い梁で、斜面に生育した自然に曲がったナラを用いています。合掌の組み立てには釘は一切打たず、縄とネソと呼ばれるマンサクの木を使っています。屋根の葺き替えは15~20年ごとに、今は森林組合が中心になって行われています。雪深いという厳しい自然に対応する強固な造り、さらに生活と生業をひとつにした合理的な建築です。人々の生きる知恵が生んだ偉大な発明、それが合掌造りといえます。

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

 

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