この地方では萩の寺として聞こえている円光寺(愛知県稲沢市矢合町)に9月21日に行ってきました。萩は5~6分咲きといったところでしょうかそれなりに楽しむことができました。萩は初秋の風物詩とでも言える花で、9月から10月にかけて見頃を迎えます。
本堂に上がると萩茶が用意されていて、縁側に座って景色を眺めながら一服いただきました。
円光寺は臨済宗妙心寺派に属し、開山滅宗宗興和尚は中島郡中島城主中島蔵人の子として生まれ、出家して鎌倉建長寺で修行し、その後中島郡に帰り、室町将軍家の帰依を受け一宮妙興寺を創建し、関東に八ヶ寺を建て、尾張、駿河、近江に接待院を開き、熱田神宮を修復し、尾張国分寺堂を建立したという。晩年隠居所として円光寺に墓地を定め、1382年73才で示寂され、1426年称光天皇より円光大照禅師の号を賜ったという。
萩はお墓ができて600年の記念事業として鎌倉時代の萩園村の美称を後生に伝えるために植えられました。