初冬から真冬にかけて寒さの中で凛とした姿で咲くさざんかの花、何か励まされるものがあります。さざんかの原産地は日本で、もともと四国や九州の山地に自生していた木でした。野生の花は白の一重咲きですが、園芸種は写真のような八重咲き、ピンクや紅色の花、紅白咲き分けなどさまざまです。つばきと混同されますが、花がぽとりと形をくずさずに落ちるのがつばき、ぱらぱらと花びらを散らすのがさざんかという大きな違いがあります。また、つばきは葉が大きくつるりとしているのに対し、さざんかは葉が小さく葉柄のあたりに毛が生えているので区別できます。これから寒さも本格的になってきます。さざんかのように寒さに負けず過ごしたいものです。
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