前回の旅の続きです。今回はあの雲上に浮かぶ城跡として有名な竹田城趾です。あの景色は円山川を挟んで竹田城趾の反対側の山の立雲峡(カメラスポット)から撮影されたもので、竹田城趾を訪ねても見られません。こんな山の上によくも築いたものと感心させられます。相当な坂と階段を登らないと城跡まで辿り着けません。年寄りには大変きつい運動になりました。まだ天気に恵まれたのでよかったですが雨など降ると坂が滑って危険なような感じがします。
築城されたのは1443年(嘉吉3年)で山名持豊が完成させ、初代城主は太田垣光景で以来100年ほどは太田垣氏が治めていました。1577年(天正5年)から1580年(天正8年)にかけて羽柴秀吉の但馬攻めで太田垣氏の統治は終わりました。その後赤松広秀が城主となりましたが1600年(慶長5年)の関ヶ原の役で西軍に属し敗れ自刃したあと、竹田城は廃城となりました。
平成に入り映画のロケ地になったり、日本100名城に選定されたり、雲上に浮かぶ城跡としても有名になり、現在は観光客が絶えません.またいつもの拙い写真ですがご笑覧下さい。
雲海に浮かぶ竹田城跡(カタログより)
碑(古くてぼろぼろになっています)
きつい登りです
石垣も大分傷んでいるように見えました
城跡より竹田の街の眺め
天守閣の石垣
大石の石垣
夏草やつわものどもが夢の跡(松尾芭蕉)の句碑
(この場所ではなく芭蕉が奥州で詠んだ句と言われています)
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