昨日 久々に暇で、警備室でボケ~としていたらおかしな話を聞きました。
話題は集荷に来ている業者さんでした。
ここは 個人経営みたいな小さな運送屋さんですが、会社に入り込んでいて集荷はもちろんですが、 その前の準備や箱詰めまでやっています。
「ここまでやらないと仕事を貰えないのよ~」 悪びれるわけでも 淡々としています。
私もたまに休憩室で ちょっと話す程度で面識はあるのですが…
この人は バツイチの四十才代の女性でした。
それで警備室が私の暇な時の待機室になっていますので、警備のおっちゃん(失礼)
とはよく話します。
ここの警備員はみんな工場から転出で、早い話が天下り(^^)ですね、長年現場勉勤めをして定年後に ここで5年間働くのです^^;
だから 警備の仕事そっちのけで茶話会みたいに毎日賑やかな老後を過ごしていらっしゃるわけですが♪
現場上がりの方は職人的気質があります。
曲がったことがキライ。理に合わないことはダメ。人情に厚い…
日進月歩の世の中で、果たしてこんな風にこだわる人は貴重でしょうが…
その中でも特に堅い人がいまして、
曰く…「昨日赤池はよくやってるから給料上げてやってくれ、と言うといた。」
といきなり私に話しかけてきました。 この手の人は結論をいきなり口にするから 経緯の分からぬ私は面食らいました。
ただしよく訊いてみると、少し前にも違う人に話していたようで、急に席を立ったので私にはその続きを話しているのでした。
赤池さんとは 運送屋さんの従業員で今のバツイチの人でした。
なんで?
私は尋ねると、
昨日 あそこの専務が来て…
専務とは運送屋さんの方ですね(^^)
「あいつとは昔からよく知ってるのや!」
四十年も工場にいると入っている業者さんとも友だちか家族みたいなこんな感じの付き合いは当たり前でした。
「赤池はよく頑張ってるから上げてやってくれとワシが頼んだから必ず上がるぞ」
おっちゃんは自信ありげに話すのですが…
確か… 私は思い出していました。
それは 景気も悪いし下請けさんや入り込んでいる業者さんにかなりの値段交渉があって、
単価を下げるか、取引を止めるか!? となったはずで、ここの運送屋さんは他に当てもなくてダンピングに応じたのでした。
単価を下げられてモロに被るのはそこの担当者でしょ…
私が赤池さんから訊いたのは 社員を辞めてパートタイマーに格下げさせられた話だったのです。
だから基本給はなくて時間いくらになっていて、 内情は女手だけで子ども2人を養わなくてはならないから 仕方なく返事をした。
格差社会の問題はこんな近くにもあるのです^^;
赤池さんは工場に入り込んで朝から晩まで働きずくめでいます。 確かに仕事キツいし文句ひとつ言わず黙々と働く姿に 職人的気質のおっちゃん警備員は感激したのでしょう。
相手の専務さんは どう 言ったのかわかりませんが、
たぶん…仕事の単価を下げられて、上げるどころかまだ考えたいくらいだと 言いたいのではなかったかな…
そして こんな零細企業の社長さんが以前に 「頑張るのは当たり前で給料を上げる理由にはならない」
とため息混じりに話してました。
なにも意地悪で言ってるわけでもなくて
恐らく仕事先の大学出の担当者にそう言われたのをぶり返しているだけなのでしょう。
いわゆる 詭弁 です^^;
大企業の傘に守られて キツイとはいいながら 身分や給料は保証されている人にはこの気持ちは一生わからないでしょうね。
話題は集荷に来ている業者さんでした。
ここは 個人経営みたいな小さな運送屋さんですが、会社に入り込んでいて集荷はもちろんですが、 その前の準備や箱詰めまでやっています。
「ここまでやらないと仕事を貰えないのよ~」 悪びれるわけでも 淡々としています。
私もたまに休憩室で ちょっと話す程度で面識はあるのですが…
この人は バツイチの四十才代の女性でした。
それで警備室が私の暇な時の待機室になっていますので、警備のおっちゃん(失礼)
とはよく話します。
ここの警備員はみんな工場から転出で、早い話が天下り(^^)ですね、長年現場勉勤めをして定年後に ここで5年間働くのです^^;
だから 警備の仕事そっちのけで茶話会みたいに毎日賑やかな老後を過ごしていらっしゃるわけですが♪
現場上がりの方は職人的気質があります。
曲がったことがキライ。理に合わないことはダメ。人情に厚い…
日進月歩の世の中で、果たしてこんな風にこだわる人は貴重でしょうが…
その中でも特に堅い人がいまして、
曰く…「昨日赤池はよくやってるから給料上げてやってくれ、と言うといた。」
といきなり私に話しかけてきました。 この手の人は結論をいきなり口にするから 経緯の分からぬ私は面食らいました。
ただしよく訊いてみると、少し前にも違う人に話していたようで、急に席を立ったので私にはその続きを話しているのでした。
赤池さんとは 運送屋さんの従業員で今のバツイチの人でした。
なんで?
私は尋ねると、
昨日 あそこの専務が来て…
専務とは運送屋さんの方ですね(^^)
「あいつとは昔からよく知ってるのや!」
四十年も工場にいると入っている業者さんとも友だちか家族みたいなこんな感じの付き合いは当たり前でした。
「赤池はよく頑張ってるから上げてやってくれとワシが頼んだから必ず上がるぞ」
おっちゃんは自信ありげに話すのですが…
確か… 私は思い出していました。
それは 景気も悪いし下請けさんや入り込んでいる業者さんにかなりの値段交渉があって、
単価を下げるか、取引を止めるか!? となったはずで、ここの運送屋さんは他に当てもなくてダンピングに応じたのでした。
単価を下げられてモロに被るのはそこの担当者でしょ…
私が赤池さんから訊いたのは 社員を辞めてパートタイマーに格下げさせられた話だったのです。
だから基本給はなくて時間いくらになっていて、 内情は女手だけで子ども2人を養わなくてはならないから 仕方なく返事をした。
格差社会の問題はこんな近くにもあるのです^^;
赤池さんは工場に入り込んで朝から晩まで働きずくめでいます。 確かに仕事キツいし文句ひとつ言わず黙々と働く姿に 職人的気質のおっちゃん警備員は感激したのでしょう。
相手の専務さんは どう 言ったのかわかりませんが、
たぶん…仕事の単価を下げられて、上げるどころかまだ考えたいくらいだと 言いたいのではなかったかな…
そして こんな零細企業の社長さんが以前に 「頑張るのは当たり前で給料を上げる理由にはならない」
とため息混じりに話してました。
なにも意地悪で言ってるわけでもなくて
恐らく仕事先の大学出の担当者にそう言われたのをぶり返しているだけなのでしょう。
いわゆる 詭弁 です^^;
大企業の傘に守られて キツイとはいいながら 身分や給料は保証されている人にはこの気持ちは一生わからないでしょうね。