おはようございます〜
最近 ラッキーな事がありました。
8月の終わり頃でしたか、バイト先の契約の更新がありました。
年金を貰うような歳になると 契約の期間が半年になるのです。
その前は一年かな。あまり変わらないような気がしますが、その更新に
行ったときに、新しい契約 といってもなんも違いもなく、半年後に又来てくだ
さい、と言われて そちらから 何かありますかと訊かれましたが、もとより
ヤル気がないので イエ、特に‥と言葉を濁しましたが、本来なら 口から唾を
撒き散らすくらい文句がありました。
ですが 私も 年金を満額貰える年齢になって 少しは落ち着かないとアカンかなぁ
と思います。前の運転士を2年前に退職をしたのは 周りがほとんど歳下になっ
てしまったのに 気が付いたからでした。老兵は静かに立ち去る‥と有名な
言葉がありますが、正に私がそのような立場になっていました。
それは以前から 何となく感じていましたし いちいち 誰がいる 誰は辞めた、
と数えたりもしました。ですがその興味半分な気持ちでいたのも 何年か前で
ほんとのち直前まで来ますと もう数えません。周りも見渡しません。
最後のあいさつは どう言おうかと 思ったことはありました。
カッコよく締めたいような気持ちもありましたが、今更なぁ‥と頭に手をやって
苦笑いでした。 よく披露宴の開催の挨拶で 手短に‥と笑いながら挨拶をされる
方がいらっしゃいます。
それは自身のテレと自嘲とあとの人もよく聞いておいてや、と繋ぐ意味合いも
あるのでしょうが、実際 披露宴の席の挨拶なんてマトモに聞いているのは主賓
と両親くらいでしょうか。
まぁ、挨拶がとても短くなったのは、コロナの影響もかなりありそうですが、
冒頭の 契約の更新から話が逸れました。
実は好事がありました。
何かと言いますと、契約の更新の帰りにちょっとした、お菓子のお土産と
脇のところに宝くじが3枚 入っていました。家に帰ってから気がついたのです
が、なんで宝くじ?と不思議に思いました。こんなのくれるくらいなら
契約の更新のために出た半日分のパート代をくれ、と思いました。
この会社は 頭に因の字がつくくらいのケチな会社です。
契約の更新に行ったのは出勤日なのですが半日がかりで行ったその日は
休み、腹が立つより呆れてしまい それなら 使わない有給休暇を使ったれ と
腹立ち紛れにしたのは正解!昼からは ノンビリ出来たし まぁ 細かいこといって
も仕方ない。ケセラセラだ(笑)と自分に得心をするまじないを掛けて
カラオケ喫茶に行ったのでした。
カラオケ喫茶の話をすると終わらないので とにかく 話を進めましょう。
宝くじ、この契約の更新の帰りに貰ったのが この前 ああそうや、と思い出し
て 宝くじを見ると 抽選日が過ぎていました。
ヨシ、と力を入れるほどでもありませんが、せっかく貰った3枚の宝くじ。
お金なら 600円かな。それを紙くずにするか、何千万円にするのか
宝くじ売り場に行けば 見てくれるだろう と思いました。宝くじ売り場って
最近通り過ぎるだけで止まったことありませんね。
まぁ、ほとんどの人が通り過ぎるのではないでしょうか。
私が行った宝くじ売り場は大きなショッピングモールの駐車場の片隅にありま
す。広さはよく言います畳一枚分くらいのプレハブ小屋でしょうか。
俗に言う 埴生の宿 あの調子ですね。たぶん 他の売り場も似たりよったりでし
ょうね。私が行ったときは、誰もいなくて、あれれ 売り場の中がよく見えなか
ったので中にも居ないのかなぁ…と心配しましたが、少し声をかけたら ハイハ
イ、明るい声がしてきました。
このような商売で 明るくなかったら ちょっと気になりますね、と言いますのが
私の場合 買うのじゃぁなくて これ当たっていますか?と訊きに来たのですね。
この見るからに見すぼらしいプレハブ小屋相手に何千万円、下手したら何億円
ものお金のやり取りをして大丈夫だろうか…と心配になりますね。
この宝くじ売り場なんてちょっとした、窓口があって 中はどうなってるのかわかり
ません。
おそらく小さな窓口から斜めに覗いているおばちゃんが ひとりだと思うのです
が、昨今の治安事情がニューヨーク並になっていたら、奥の控え室にシュワち
ゃんみたいな剛力な警備員がいるんじゃないかな?その警備員が善人だったら
問題ないけど、ひょっとして大金に目がくらんだら、こっちの風体をジロリと
見て こんなショボいお爺に一億円やるなんて 全く無駄だろう。
それよりも働き盛りのワシが貰ったほうが有効活用になるだろう なんて
勝手な理論で 邪(よこしま)な考えをされたら もう、イケません。
オイ、おっさん、お前の宝くじはハズレやったゾ、サァ帰った帰った。
と追い払われて 文句でも言おうものなら なんじゃ、と目よりも高く抱えられて
ブルンブルンと放り投げられて オシマイ。せっかくの宝くじの賞金が ワヤになって
しまいます。
さて、話を戻しますが、、たった三枚の宝くじ・・中の一枚が 的中したのですよ!!
写真をご覧下さい。と言いましても 明細書とあって、はて、これが当たった証明なの?と
おもうでしょう。私も はぁ~という感じで千円札を二枚受け取りました。
お金を渡すとき、おばちゃんが 「はい、おめでとうございます」と祝福をしてくれましたが、
言葉に温かみがなく 幾何的な対応。
でも二千円、されど二千円、三枚の宝くじが千円札二枚に変わったって画期的なことでしょう。
そういえばこの何年もお金をもらったことや、拾った事さえありませんでした。
それどころか子供たちが巣立ちするたびに なけなしの金品をブン捕られて来ましたよ。
それと 今回の二千円(何回もしつこいですなぁ) とても採算がとれるはずありません。
ですが 興行モノなどに(野球、大相撲、歌舞伎、映画など) 大入りの場合に興行主から関係者に大入り袋と
ご祝儀が出るそうです。 おお、そりゃぁ凄いなぁ。。思うでしょう^^
あのご祝儀袋の中身 皆さんご存じの通り 十円玉 一個。コロン。。これで何を祝えと云うんだろう。
ですが貰った関係者、身内だけじゃぁありませんよ、新聞関係や報道機関の皆さんにも配られるそうです。
験(ゲン)のモノだから と関係者から お礼を言われてお尻痒くないですか^^
それに引き換え 私が手にしたのは 二千円。験もなにもなく現実的なお祝いが催せるお金です。
あるギャンブルの名人が言ってました。博打で稼いだ金は、ぱぁっと使うのがいいんだ。とね^^
ですから今回の宝くじの賞金は ぱぁとウナギを食べました^^宝くじ売り場の敷地内にスーパーがありました。
自動扉を前に私は 開け~うなぎ と念じますと あらら 不思議。。扉が勝手に開くじゃぁありませんか。
よし、一発、ウナギで腹ごしらえするかね^^ と思って 嫌な予感がしたので振り返ってみました。
シュワちゃんみたいな豪の警備員が目の色を変えて私の賞金を奪いに来ていないか‥
だいじょうぶでした。振り返った駐車場は閑散としていて平和そのもの。
私は勇躍 総菜売り場へと闊歩して行きました。