おはようございます^^
昨日は久しぶりに暖かで穏やかな一日でした。ただし気温が十度を上回ったようですが 春までは、まだまだでしょうか。
このまだまだ とは春の陽気として でありまして春になれば 気温は20度まで上がりますし桜の開花予想が
軒並み出てきて 沖縄地方から九州、中国、四国、近畿・・と南から順に北へと上っていきます。それを誰が名付けたのか桜前線
と言いますがうまいものですな。 これ以外に思いつくのに梅雨前線、寒冷前線などがありますがどれも歓迎されないようです。
この桜開花よりも少し早そうなのが 表題の啓蟄(けいちつ)。もう今ではすっかり知れ渡っているようですが、十年くらい前ですと
知る知らないよりも 季節の節目に無頓着だったように思います。このあとの 春分の日はさすがに祝日なので
昔から誰もが馴染みのある言葉でした。ですがこの啓蟄の前の 雨水(うすい)などは読むことは出来ますが、こんな身近な言葉が
まさか二十四節気のひとつとは、思われないでしょうね。と言いますか二十四節気 自体が最近通るようになってきたようで
それ以前 カレンダーに載っている季節の節目が一年で二十四に分割されていたことすら私は知りませんでした。
多分‥失礼ながら多くの皆さんもご存じなかったのではなかろうか‥と思って話を進めさせて頂きました。
ところで 啓蟄 ですが皆さんには馴染みがなかっても 虫が地面から這い出してくる、蛇なんかもそうですし、動物は冬眠から
目覚めるのが この時期なのですね。ですから今お住まいの家で都市部の方でも幼少の頃を思い出されると ああ、虫がいっぱいいた、
イタチやタヌキも居た居た と笑顔で応えられるんではないでしょうか。
それが現代では都市部はコンクリートで固められてしまい自然は拒否されてしまいました。半面田舎は、以前よりも自然が蔓延(はびこ)り
手の付けられない状態になってきました。それは住む人の減少が大きいようですが 少子化の問題点のなかで都市部に偏り過ぎたのが一因
のようです。
まぁ 啓蟄 というこの時期になりまして 眠たい目をこすりこすり這い出してくる昆虫たち 寒露のころまで
よろしくお願いしま~す(笑)