寝転がって気ままに想う事

 世の中ってこんなもんです・・
面白可笑しくお喋りをしましょうか ^^

つぶらな瞳よ…3

2011年06月30日 09時46分53秒 | 日記
高辻役員に呼ばれた高城部長…
顔見せも兼ねた接待を仰せつかりました。
「とうとう来たか~」実は高城部長は接待…酒の席が大の苦手でした。
お酒はそこそこに飲めるのですが、酔えば、そう!絡むのです♪ 「うそ!うそ!」(笑)
よく喋る、よく食べる、よく飲む!の三拍子でした。 ただそれが過ぎました…
饒舌…特に高城部長の場合は喋るのが物凄いわけでして…去年でしたか…社内の忘年会の次の日です。顎(あご)の顎鞘炎にかかって3日会社を休んだくらいの逸話の持ち主でした。
今夜の席は取引先とは言え接待を受ける側でした。相手は下請けの社長です。
「明日の夜やけど、○△から食事を誘われているから丁度顔合わせにいいだろう」
前々から空けておくよう言われていた接待でした。
「わかりました」
…そうか、俺も遂に接待を受ける身分になったんだなぁ♪
高城部長は感慨深いものがありました。
それにしても高辻役員と同席できるなんて… 高辻役員は大学の先輩です。同じ工学部
ですがやはり雲の上みたいな人です。高辻役員 と受ける接待だから悪くとも祇園だな… 京都での接待にはランクがありました。
街中の居酒屋(これもチェーン店から本格的な店までありますが)
木屋町筋、ホテルのレストラン、祇園…と格が上がるにつけ料金やサービスが違ってきます。
次の夕方でした。私は高辻役員の秘書から予定を告げられました。
高辻役員には専用車がありましたが、急遽お休みを頂いてました。つまり私は代走となりますと。
予定表には貴船の料亭が記していました。
同乗者は高城部長でした。
「はは~ん」接待だな(笑)私は直ぐにピンときました。
この市内から貴船まで役30分でしょうか♪ 料亭は貴船でも一二を争う格式の高いお店でした…
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つぶらな瞳よ…2

2011年06月29日 11時31分36秒 | 日記
今回の舞台は、京都の北方…奥座敷と呼ばれています貴船です。 山間に貴船川を挟んで小さな料理屋さんが二十軒ほど軒を連ねています。
冬場はボタン鍋、夏は鮎料理 の二本立ての懐石料理を味わうことができます。
懐石料理ですから、主流は観光客相手か接待ですが一部隠れ家的な雰囲気を味わう高尚な人もいらっしゃいます。
料亭も観光客専門と接待用と別ているのですが、 はっきり言いまして接待用の料亭は「高い」ですね♪

高城部長… 以前ご紹介しました方ですが、今期より新部長として就任されました。 (おめでとうございます) 部長…さすがに一流企業の部長ともなりますと、社会的な地位は絶好です。
だって会社名を聞いて知らない人はいないんじゃあないですか♪
(内緒です)
高城部長、ほんとは見習い…がつきます(笑) しかし名刺や社内の扱いは「部長」です。 仮に正式な呼び方で「高城部長見習い♪」 なんて呼ばれても様にならないじゃあないですか(笑)
この話も構成上部長でいきたいと思います。
さて…新年度(4月)からホヤホヤの部長さんは、引き継ぎなどを終わられ職務に邁進していました。
得意先との折衝は重要性を増してきますし、相手の格もアップしていました。
営業につきものの接待…
課長とは一桁上がりました。
ある日でした。「高城部長…」
高辻役員からお声が掛かりました。
「はい」
幾つになっても又如何なる役職についても上役に従順なのはサラリーマンの必須であります。
二つ返事で席を立った高城部長はここからが修羅場を経験することになるとは思いませんでした。
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つぶらな瞳よ

2011年06月28日 10時37分13秒 | 日記
今日は朝から暑いですね~
まだ六月ですよ~
こんな日のアフターファイブは涼みがてら生ビールをグィとやりたいものです♪
京都では古来より夏の過ごし方に工夫を凝らせていました。
「川床」はそんな夏の風物詩のひとつです。
ご存じない方に説明をしますと、鴨川の上に床を作って夕涼みするのです。
もちろん食事や飲み物もあります。
川床ですね。川面(かわも) から吹く風で涼を取り懐石料理をいただく…そんな趣向です(笑)
京都のこと、まして鴨川一帯で営業していますので料金はリーズナブルとはいかないです(苦笑)ね
ただ予約は要りませから京都に遊びにこられた方一度お試しください(笑)

川床は京都の風物詩ですから、働く女性はみな着物です。小紋の着物に甲斐甲斐しく働く女中さん(学生アルバイトですが…)
考えてみますと自然を取り込んだ風情ある川床と京料理 古来より男をもてなす手法は綿々と流れる王朝伝統と言ったところでしょうか。
鴨川の川床は繁華街に近く騒々しいと感じた方♪その通りだと思います。
懐石料理にとっても合う環境はやっぱり侘寂(わびさび)の世界でしょうか。
それなら貴船を推奨します。
市内から北へ上がると鞍馬山麓にある川床です。
ここは一種隠れ遊びの風情を醸し出している奥座敷とでも言う感じです。
ここに実ははまった人がいました。
それは…
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ちょっと一息

2011年06月27日 13時52分38秒 | 日記
少し前でした。
「垢擦り」が流行りましたね(笑顔)
ムシタオルで体を蒸らした後ヘラで身体を擦って垢を取るのです。
個室(でも無いのもあります)
で半身裸状態ですけれど、何故かおばちゅんがやってくれます。
!?皆さんご想像逞しくしてもらっても困りますね(苦笑)
こんな垢擦りは普通は一時間3500円が相場でして、無闇に高いのは何か楽しいオプションが付いていると思って間違いありません(笑)
さて我等が鬼塚専務は一時間の垢擦りを体験されたわけですが、長年の垢が積もり積もっていたのでしょうか!垢擦りは初めての方なら必ず出ます。
お風呂でいくら一生懸命擦っていらっしゃってもです(笑)
それが邪魔くさがりの専務の事出るわ出るわで…普通ソフトボールくらいの垢になる人もいるそうですが、専務の場合大変でした。
慣れているおばあちゃんがびっくりしたくらいでバレーボールほどあったそうです。
鬼塚専務とは知らないおばちゃん、でっかく出来上がった垢の塊を見て「お客さんお風呂で身体を洗っているのかい」
これにはさすがの専務もぐうの音も出ません。
翌朝営業所に来るやその話を面白可笑しく話していらっしゃいました。
ただ専務は今一つ納得していらっしゃらない顔つきです。
たぶん専務の事です(笑)言われっぱなしが癪に触っていたのでした。
「なんとかこの鬱憤を…」と思っていらっしゃいました。
そこへ運良く永原部長が二日酔いの顔で現れました。皆がワイワイしているのを見てちかづいて来たのでした。
輪の中に鬼塚専務を見つけて…
「やっぱり専務がいらっしゃるのか」
会議室では鬼と化す専務もこんな場所では冗談ばかり喋る陽気な方でした。
「よ~し」
ご機嫌の今ならチャンスだと永原部長は思いました。
ヨイショ!の永原…と陰口を叩かれている人でしたから、
ここは一番!胡麻すりをして面目躍如と考えたのは当然でしょうか♪
一方専務は誰かに昨夜の仕返しをと狙っていらっしゃいました(笑)
「そりゃあ!おばはんは失礼なやつだよ(怒)」したり顔で言いましたが、専務はニヤリとすると「お前こそ顔を洗って出直してこいよ」
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巷の噂話(ちまたのうわさばなし)

2011年06月24日 07時45分22秒 | 日記
最近、鬼塚専務のご機嫌が麗(うるわ)しいのです(笑)
噂を辿(たど)れば… なるへそでした。
娘さん二人…内の下のお嬢様(微笑)がさる某月華燭の典を挙げられました。
画面を借りてお祝いを申し上げます♪

お年は三十路を二三歩進まれていらっしゃるのですが、お婿さんは年下の人~しかも25歳!!
以前少しご紹介しましたが、このお嬢様、非常に鬼塚専務似でありまして、(本人談)似ているのは顔だけではありません。度胸、気っ風(きっぷ)もしっかりと相続していらっしゃいました。
あの顔付き…と言いましても分かりませんよね(笑)
どんなものかは皆さんご想像にお任せすると致しまして…(笑)

結婚ともなりますと、近ごろは簡素化していますが、それでも中々大変でして…つまり段取りですね♪
まず両方の親御さんにご挨拶があります。
「これからよろしくお願い致します♪」
「こちらこそ不束な娘ですが、ひとつよろしく!!」
「はいわかりました。」うそうそ(笑) わかりましたはないですよね(笑)
「堅苦しい挨拶はこれくらいにして…」
まぁめでたい席ですから、当然お酒となります…
「さぁ、ひとつ!」
…これが始まりでした。
初めての娘婿さんを目の前にして、
鬼塚専務は最初こそは大人しく飲んでいらっしゃいました…
こんな席(つまり行儀良くする場所です)
なら尚の事ですが、慣れない正座を崩すのが合図でした。
チビチビ飲んでいたお酒がいつものペースに変わりました。
いつも?
そうです♪あのグイグイとやるペースですね♪
酒豪で鳴らす鬼塚専務は、いえ!鬼塚パパ(笑)は冷酒をガブガブと飲み始めました。
皆さんご承知だと思いますが、冷酒は普通720mlですが、あの瓶がな、なんと5つも開きました。
当然鬼塚パパは酔っ払いましたが、 花婿さんを捕まえて「おい!裕一、(さっきまで裕一君と呼んでいたのに…)本当にあんなおばさんでいいんだな!?」

これには花婿さんはもちろん当の本人もアングリです(笑)
そばで聞いていた奥さんなんかカンカンでした(笑)
「あなた!なんて事おっしゃるんですか(怒)
奥さんが怒るのも無理はありません。
かりかり来ている奥さんに鬼塚パパはニャと笑うと
「な~に、昔、俺も同じことを聞かれたんだよ…」
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