おはようございます。
ここ最近の私のブログを見直してみますと、毎日毎日 寒いと泣いてばかりいます。
昨日なんか 寒くて居られないから 遂に温かいところへ避難(ひなん)…恰好(かっこう)をつけて逃避行(とうひこう)するんだと まで宣(のたま)ってしまいました。
ホント 考えが短絡的なのには 我ながら呆れてしまいましたね。
ですが、私は 戯(ざ)れ言を悔(く)いることも 今の現実(連日、氷点下です)を顧(かえり)みることもなくやっぱり
温暖な地に住みたいと願っています。
いわゆる ショートスティと呼ぶのでしょうか…以前 都合の悪いことはカタカナにすることで 耳触りも良く 英語であるために それはなんですか?
と聞かれることもありません。
万が一 聞かれたら なんだ そんなことも知らないの…という顔をしてシカトしたらいいでしょう。
さてショートスティと云うからには永住と違って 短く居ると訳する その通りで3か月から4ヶ月くらいが妥当なところでしょう。
真冬そして真夏 もう夏 と呼ぶより 灼熱地獄と言う方が適切なくらい日本は 暑くなりました。
その暑い日本から 真冬とは違った穏やかな方面へショートスティをするのです。
昔 ドーハの悲劇 ということがありました。覚えていらっしゃる方、懐かしいなぁと思い出されているでしょう。
あれは日本のサッカーが今みたいにワールドカップの常連になる前の話です。
1994年の サッカーワールドカップのアジア予選の最終戦 日本は、勝てば念願のワールドカップに出場できるところまで来ていました。
試合会場は中東のドーハーという街で最終戦の相手は イラク。イラクは過去ワールドカップに出場している中東の強豪です。
試合が始まって 一進一退のなか日本は先制をしてそのあとは追いつ追われつで終盤2対1とわずか1点のリードでした。
サッカーの場合 アディショナルタイム (当時はロスタイムと言ってました)といって試合が途中負傷者の手当だとかで中断をした時間を覚えておいて
最後にその時間分だけ続行します。
日本は1点をリードしたまま試合時間90分が過ぎて あとは ロスタイムを守りきれば 念願のワールドカップ出場が決まります。
ロスタイム は普通2、3分くらいで それならなんとか逃げ切れるだろう と思って テレビを観ていたら
いつの間にか日本のゴール前で ごちゃごちゃし始めてきましたね。
相手の猛烈な攻撃に日本はタジタジで 海外の中継ですから映像も見にくくボールがどこにあるのかわかりません。
最後はイラクの選手がコーナーキックをしてボールと選手が入り混じった集団が パッと散らばると 緑色のユニフォームの選手(日本はブルーでイラクが緑でした)
が両手を広げたり 小躍りしながら日本ゴールから離散して行きました。 ??? どうなったの…とテレビに食いついて見ますと
アナウンサーの悲痛な声が聞こえてきました。日本は ゴールを奪われてしまいました。 同点 同点になりました。
えっえー わずか数秒の間の出来事でした。サッカーをよく知らなかった私はサッカーとは一試合の内に数点しか入らないから 残りが数分だったら
もう試合は終わったも同然だろう…と高をくくっていましたから 秒速の結末にあ然としたのを覚えています。
試合は相手チームが得点をして 試合終了となりました。
あとで聞くとサッカーやラグビーは試合終了の時間が来てもひとつのプレーが済むまで試合は続けられるのですってね。
ですから この試合も相手チームのシュートを弾くまでが有効なのですね。
いざ、シュートをする時に時間です、試合終了とはならないのです。おそらくその試合もギリギリのところだったのでしょうね。
相手が小躍りしてる横で 日本の選手は崩れるようにコートに座り込んでいました。それもかなり長い時間だったようにお憶えていますが
あのシーンは今でも脳裏に焼き付いています。
試合の翌日、終了間際の失点に、日本はワールドカップに出場できる というプレッシャーに負けた、だとか
最後に相手の追撃をかわせなかったのは経験の不足だ、相手の試合を諦めない姿勢は見習うべきだ などと様々な意見がありました。
なかで 試合会場となった ドーハーの気温に負けた という報道もありました。 確かに試合は十月の末に行われて日本でしたら
スポーツをするのにちょうどの季節でした。 ですが 試合会場は中東の ドーハー。この地は春、秋、冬などはなく年中が夏。
40℃どころか 最高気温が50℃になることもよくあるくらいの灼熱の国でした。そんな中に気候の良い日本から遠征をすれば
温度差で体調が狂うのも当然で それからして 気温に負けた というのは言い訳でも負け惜しみでもなくて 現実は厳しいことを
身をもって体験をしたのでした。
それから三十年ちかく経って 今の日本の夏場の気温はどうでしょうか? さすがに50℃まではなりませんが、
昔と違って連日40℃近くまで上っていますよね。 こうなれば もうしめたものです。中東の暑さにバテバテになって負けしていた
日本は もう暑さになれていますよ^^ だからこれからは中東の国とやった時の言い訳にはなりませんよと‥私は思っていますが、
その中東並みの暑さをですね、闘いに行くわけでもない一般庶民はどのように過ごしたらいいんでしょうか。
‥ということで気候の穏やかな北海道や青森(北海道の方青森のみなさん勝手なことを言ってごめんなさい)
あたりで二か月ほど ショートスティをすることが地球温暖化対策に最も適した良策では
ないかとわたくしはつらつらと思うのであります「パチパチパチ」