
箱詰めなのですが、ちょっと変ですね。ほら、中に敷いてある紙の枠が赤ではなくて 緑です。
そして包装後の画像がこちら。

志の掛け紙。実はこの紅白まんじゅう、お葬式で身内の方に配るおまんじゅうなんです。100歳をこえて亡くなり 天寿を全うしたということで「めでたい」ということで配るそうです。話には聞いていましたが、実際に注文を受けて作るのは初めてでした。
先日、母親の叔母が亡くなり 母が葬儀に行ってきました。その叔母も95歳で大往生。クリスチャンだったので教会での葬儀だったそうです。賛美歌を歌い、 牧師さんのお話。母が言うことには「年も年だったせいか あまり涙を見せないのよね。神の元に召されたとか、じきに私たちもそちらに行きますから待ってい てくださいとかそんな感じなの」。会葬のお礼の品物もケーキとカセットコーヒーの詰め合わせ。コーヒーを飲みお菓子を食べながら故人をしのんでくださいと いうことらしいです。それはそれでいいなぁと思いました。
さてお葬式から帰ってきた母ですが、玄関の所で考えています。「お清めの塩ってどうしたらいいのかしら。クリスチャンだったからいらないのかな?」。お寺 でのお葬式だと会葬礼状とともにお清めの塩が入っていますが、教会でのお葬式なので入っていません。しかし考えてみるに“お清め”という考え方は神道です よね。 お寺での葬儀でも関係ないはずなのに。
結局「念のため、塩はまいておけば」という極めて日本的な思考で足下にパラパラとまいておきました。
ちなみに我が家は真言宗のお寺の檀家、近所の氷川神社の氏子、そして昨日のブログにあるように家族でクリスマスを祝いました。ホントに日本的。